北欧スタイルで癒しの休日
水と森に囲まれた飯能エリアで心も体も
リフレッシュ
今回、北欧ムード漂う飯能エリアを旅するのは、モデル・女優の久間田琳加さん。映画やドラマなどの出演作品が次々と公開されて多忙な日々が続く中、緑いっぱいの水辺でつかの間の休日を満喫しちゃいます。
Profile 久間田琳加
東京都出身。22歳。生まれてすぐにフランスに移り住み、6歳までリヨンで暮らす。2012年に雑誌「nicola」のグランプリとなり、2017年から雑誌「Seventeen」、2022年から雑誌「non-no」専属モデルを務めながら多くの映画・連続テレビドラマ・配信作品などに出演。主演映画「夜が明けたら、いちばんに君に会いに行く」が9月1日より公開。
今回訪れた場所
LOCATION
埼玉/飯能市・越生町
水と森に囲まれた自然豊かな埼玉・飯能エリアは、都心からのアクセスも良好なアウトドアレジャーの穴場。2019年にフィンランドの名作童話「ムーミン」の世界観を表現した「ムーミンバレーパーク」がオープンして以来、お洒落でマイペースな北欧スタイルの癒しを求める人々の注目を集めています。絵本の世界に迷い込んだり、パワースポットとして知られる滝でマイナスイオンをたっぷり浴びたり、珍しいアラビア料理を堪能したりと、都心近郊とは思えないような自然に包まれて心も体もリフレッシュ。次の休日、あなたも癒されに行きたくなるかもしれませんよ。
水と森に囲まれた自然豊かな埼玉・飯能エリアは、都心からのアクセスも良好なアウトドアレジャーの穴場。
2019年にフィンランドの名作童話「ムーミン」の世界観を表現した「ムーミンバレーパーク」がオープンして以来、お洒落でマイペースな北欧スタイルの癒しを求める人々の注目を集めています。絵本の世界に迷い込んだり、パワースポットとして知られる滝でマイナスイオンをたっぷり浴びたり、珍しいアラビア料理を堪能したりと、都心近郊とは思えないような自然に包まれて心も体もリフレッシュ。次の休日、あなたも癒されに行きたくなるかもしれませんよ。
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SPOT 01.
メッツァビレッジ
|北欧のライフスタイルを体験できる湖畔の村
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SPOT 02.
ムーミンバレーパーク
|作家トーベ・ヤンソンが生んだムーミンの世界
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SPOT 04.
ノーラ名栗
|北欧スタイルのグランピング体験
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SPOT 05.
黒山三滝
|森林に轟音を響かせる3つの滝
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SPOT 06.
旅を振り返って…
|都心からわずか一時間の非日常
メッツァビレッジMETSA VILLAGE
ショッピングのあとはボートに揺られて癒しの時間
宮沢湖のほとりに広がる「メッツァビレッジ」は、2018年に誕生した北欧のライフスタイルを体験できる巨大施設。
「Metsä(メッツァ)」とはフィンランド語で「森」を意味する言葉で、水と緑に包まれてリラックスした時間を過ごせる大人の癒し空間です。
敷地内の看板や建物などはすべて北欧風のデザインで、一歩足を踏み入れた瞬間からすっかり非日常の旅気分。芝生のノルディックスクエアには様々なデザインのベンチが置かれ、目の前に広がる湖を眺めながら思い思いにくつろげます。
マーケットホールには、フィンランド発のライフスタイルショップ「TRE」や、北欧の多彩なアイテムを扱う「北欧雑貨」などのショップがひしめき、「見るものぜんぶ欲しくなっちゃう!」と小躍りする久間田さん。マリメッコなどの定番ブランドだけでなく、ここでしか手に入らないオリジナル商品もいっぱいで、北欧好きにはたまらないスポットです。
ショッピングの後は、地元の食材をふんだんに使ったメニューが評判のビュッフェレストラン「Lagom(ラーゴム)」へ。宮沢湖を一望するロケーションの中、「ヤンソンさんの誘惑」というユニークな名前の北欧料理などをたっぷり堪能した久間田さん。お腹も心も満たされたランチタイムになりました。
INFORMATION
メッツァビレッジ
- 住所
- 埼玉県飯能市大字宮沢327-6
- 電話
- 0570-03-1066
- 時間
- 平日 :10:00-18:00
土日祝:10:00-19:00
- 料金
- メッツァビレッジへの入園は無料
- 定休日
- 不定休
ムーミンバレーパーク MOOMIN BALLEY PARK
まるで物語の中に迷い込んだかのよう
「ムーミンバレーパーク」は、フィンランドの童話作家トーベ・ヤンソンが生んだ名作「ムーミン」の世界観が広がるテーマパーク。マンガ好きな久間田さんはコミック版を愛読していたそうです。
シンボルの青い塔は、原作ファンにはおなじみの「ムーミン屋敷」。冒険家のムーミンパパが設計したという建物の中には、ヨーロッパのハイセンスな調度品だけでなく、家族の毎日を想像させる日用品などが驚くほどリアルに再現されていて、ムーミンたちが今もそこに暮らしているかのよう。他にも園内には、湖に突き出すように建つ水浴び小屋やムーミンママが絵を描いた灯台など、原作に登場する可愛らしい建物があちこちに点在。ムーミン谷の仲間たちも、いつの間にかひょっこり現れて楽しませてくれます。
物語の世界をより深く味わえる体験展示施設「コケムス」では、吹き抜けに作られた8mを超える巨大ジオラマなどフォトジェニックなコーナーがいっぱい。久間田さんは、ムーミンの作品世界を「言葉」で感じる展示にくぎ付けで「ムーミンって、こんなに哲学的な作品だったんですね。深いなぁ…」とその魅力を再発見したみたいです。
日本最大級のムーミングッズ専門店では、ここでしか手に入らないオリジナルのぬいぐるみをゲットしちゃいました。
INFORMATION
ムーミンバレーパーク
- 住所
- 埼玉県飯能市大字宮沢327-6
- 電話
- 90570-03-1066
- 時間
- 平日 10:00-17:00
土日祝 10:00‐18:00
- 料金
- 前売 おとな3,400円/こども2,000円
- 当日
- おとな3,600円/こども2,000円
- ※おとな中学生以上、こども4歳以上小学生以下
※3歳以下無料
定休日 なし
MOVIESPOT 01.02
CARVAAN BREWERY &
RESTAURANTカールヴァーンブルワリーアンドレストラン飯能本店
クラフトビール醸造所をもつ地中海アラビア料理
レストラン
飯能河原の渓谷に建つ「カールヴァーンブルワリーアンドレストラン」は、渋谷や横浜に支店を持つ、地中海アラビア料理レストランの総本店です。
映画の中から飛び出てきたような建物は、アラビア世界への入り口を思わせる圧倒的な存在感。エキゾチックな店内に足を踏み入れ、「なんだか海外の博物館に来たみたい」とワクワク顔の久間田さん。
「アラビアン・ベジ・プレート」は、ひよこ豆のペーストやクスクスのサラダ仕立て、レンズ豆のスープなど、珍しいアラビア諸国の伝統料理がいろいろ味わえる人気メニュー。化学調味料は一切使わず、世界中から輸入する食材や自然由来の調味料だけというこだわりの料理に、「今まで見たことも食べたこともないものばかり!」と満面の笑顔です。
もう一つの名物が、店内のブルワリーで造るクラフトビールです。古代メソポタミアから始まり、世界各地で発展を遂げてきたビールは、「液体のパン」と呼ばれたこともあったとか。ビールが大好きという久間田さんは4種類のクラフトビールを飲み比べて「スパイシーな味がしたり、バナナの香りがしたり、こんなにいろんな個性が出るなんて」と感激。
今回は特別に巨大なポットが立ち並ぶブルワリーの中を見学させてもらい、「ビールづくりって、想像以上に手間暇かけて造られているんですね…」と驚いていました。
INFORMATION
CARVAAN/カールヴァーン
- 住所
- 埼玉県飯能市大河原32-1
- 電話
- 042-973-7000
- 時間
- 月~木、日、祝日
11:30-16:30/17:00-20:00
金、祝前日
11:30-16:30/17:00-21:00
土
11:30-16:30/17:00-22:00
MOVIESPOT 03.
ノーラ名栗 NOLA NAGURI
テント1棟貸しのフィンランドサウナや北欧風BBQも
楽しめる
名栗湖のそばにある「ノーラ名栗」は、大自然の中で北欧スタイルのグランピングやBBQなどのレジャーが手軽に楽しめる複合施設です。
広々とした森の敷地に佇むテントは全10棟で、専用のアウトドアリビングとハンモック付きという贅沢さ。テント内には冷暖房のほか冷蔵庫、空気清浄機も完備されているので、子ども連れやキャンプ初心者でも安心です。
アウトドアサウナは、テント1棟を丸ごと貸し出すという珍しいスタイルで「自分だけの秘密基地みたい!」と久間田さん。熱した石にアロマ水をかけるロウリュや、白樺の葉を束ねたヴィヒタで肌を叩いて血行を良くするウィスキングなど本場フィンランド式の作法で汗をかいたら、森林の外気浴で「ととのう」までのんびりしましょう。
BBQは、飯能産のオーガニック野菜や豪州産牛肉のほか、北欧名物のレイクロブスター(ザリガニ)やグリッリマッカラ(フィンランド風ソーセージ)などの珍しいメニューも登場。食材も道具もすべて用意されており、手ぶらでBBQのみの利用もOKです。
ボウリングにそっくりなフィンランド生まれのスポーツ「モルック」で汗をかいた久間田さんは、地元産のイチゴをたっぷり使った手作りシロップのかき氷に舌鼓。大自然の空気の中ですっかり癒されたみたいです。
INFORMATION
ノーラ名栗
- 住所
- 埼玉県飯能市下名栗607-1
- 電話
- 042-978-5522
- 時間
- チェックイン15:00–18:00
チェックアウト10:00
サウナクラブ10:30‐16:00
kokkoBBQ 10:00-17:00
黒山三滝 KUROYAMA SANTAKI
大自然のパワースポットでマイナスイオンを浴びる
自然豊かな飯能エリアの中でも神秘的なパワースポットとして知られる黒山三滝は、越辺川の源流・三滝川に流れ落ちる「男滝」「女滝」「天狗滝」という3つの滝の総称で、室町時代に山岳宗教の拠点として信仰された聖地です。明治時代以降は関東を代表する観光地として注目され、1950年に選定された「日本観光地百選」では滝部門で全国9位にランクインするなど、古くから人気を集めています。
駐車場から滝までの道のりは、まるで森林浴。真横を流れる三滝川の渓流に手を浸した久間田さんは「すごく冷たい!」とびっくり顔。
せせらぎの音を聞きながら奥に進むと、やがて垂直に切り立った岩場の奥に流れ落ちる落差約14mの「天狗滝」を発見。さらに足を進めていくと、ひんやりとした空気とともに水の音が聞こえてきます。
轟音を響かせながら約11mの男滝と約5mの女滝が連続して流れ落ちる様子は、大自然が織りなす神秘的な光景で、「こんなふうに2段になってる滝なんて、初めて見たかもしれない」と久間田さん。滝壺近くの岩場に立つと、水しぶきと一緒にマイナスイオンがたっぷり降り注いできます。
「何百年も前から、たくさんの人たちがこの滝に打たれて修行していたんだと思うと感慨深いですね」と、時間を忘れて滝を見つめていました。
MOVIESPOT 04.05.
旅を振り返って…
こんなに非日常気分を味わえるなんてびっくり
仕事でずっと東京にいると、自然を感じることがほとんどなかったから、今回の旅ですっかりリフレッシュできました。こんなにたくさんの緑に囲まれて、水の音や滝の音に包まれて、心がスーッと洗われるような気がしました。
メッツァビレッジとムーミンバレーパークは街全体が北欧のような感じで、いつの間にか非日常空間に迷い込んでしまったような不思議な気分になりました。ムーミンのぬいぐるみはいろんな表情があって、しかもどれも可愛くて、本気で迷いましたね。次の機会には必ず「ナーバスフェイス(困った顔)」のムーミンを連れて帰ろうと心に決めてます。(笑)
アラビア料理は今回が初体験で、新しいことを知る楽しさがありましたね。どれも健康によさそうな優しい味付けだけど、ハーブやスパイスにパンチが効いてて、一口食べると一気にいろんな味がするような今まで食べたことのない感覚でしたね。クラフトビールはどれも美味しくて、自分用のおみやげも買っちゃいました。
一番印象に残っているのはノーラ名栗で、チャンスがあればプライベートで訪ねて、のんびりグランピングしてみたいと思いました。本格的なサウナも未体験なので、ぜひやってみたいです。
東京からわずか1時間の距離に、こんな素敵な場所があったなんて本当に意外でした。北欧スタイルの過ごし方に、しばらくハマっちゃいそうですね。