“癒やしの異空間体験旅“
豊かな自然と”セイ” が溢れる愛媛県・西予市
自然と文化と人が輝く
愛媛県西予市
海・里・山の大自然で感じる
癒やしの異空間体験
西予市
愛媛県南部に位置し、広大な土地を有する西予市は、その広さに比例して伝統・文化的な特性・産業的な特性まで 多彩な顔を持ち合わせています。
豊かな自然に恵まれたまちの特産品は、 みかん・魚介類・米・ぶどう・栗・乳製品・牛肉類など 四国一ともいえる多品目産地でもあります。
辺り一面が苔で覆われた癒やしの異空間
現代から明治時代にタイムスリップ体験
日本一長い木造の廊下でぞうきんがけレース
オーシャンビューの民宿で絶品海鮮料理を堪能
約1億5000万年前の鍾乳洞で感じる異空間
西予市宇和町のJR伊予石城駅から徒歩3分の距離にあるわらで作られた巨大なわらアート「わらマンモス」。
2011年に西予市の市花・れんげが広がるこの地域で行われる「宇和れんげまつり」を盛り上げようと、東京の武蔵野美術大学と地元有志の協力で制作され、翌年から毎年地元住民の手によって作り変えられています。
周辺地域が米どころとして有名であったことから、わらで作られたインパクト抜群の巨大マンモスは、西予市のシンボル的存在です。以前プライベートでも家族でわらマンモスを見に来たことがあるという堀田さんは、久々に再会すると「何度見てもかわいいですね」と懐かしそうに近づきます。
そして以前訪れた時にはまだいなかった孫マンモスを発見すると「前に来た時より進化してますね!」と大興奮。孫マンモスと背比べしながらも、その躍動感に感心されていました。最後に6年前にわらマンモスに訪れた際に撮影した写真のポーズと 構図を再現して記念撮影をすることに。当時家族で訪れた思い出を振り返りつつ、記念撮影も大”セイ”功となりました。
宇和町の里山にひっそりとたたずむ、一面が苔で覆われた癒やしの世界「ギャラリー喫茶 こけむしろ」。公式HPやSNSなど一切持っていないこけむしろは、訪れた人たちの口コミで広まっていき、多くの観光客が集まる人気観光スポットとなっています。一面広がる苔庭は、かつて棚田が広がっていた場所に オーナーの村上さんが苔を植え、毎日手入れをして作られました。その絶景から、四国らしい風景や街並みなどの景観を決めるプロジェクト「四国八十八景」の1カ所としても選定されています。天気のいい日は、外のウッドデッキで自然を感じながら楽しむのもオススメです。
以前プライベートでもこけむしろに家族で訪れたという堀田さんは、「本当に綺麗で、家族で写真の撮りあいっこしたのを思い出しました」と苔庭の散策を開始。 所々置かれた七福神や鶴、亀、龍、しゃちほこなどオーナーの遊び心あるユニークなオブジェを見つけながら楽しまれていました。
散策を終えて店内で注文したのは、地下水を使用して淹れられた ホットコーヒーと、地元の米粉を使ったこだわりの抹茶の シフォンケーキ。シフォンケーキを口にしながら外の苔庭を見て「全部抹茶のシフォンケーキに見えてきました」とつぶやく堀田さん。家族で訪れた当時の頃を思い出しながら、この旅のテーマである 癒やしを感じられていました。
透き通る空気の”セイ”寂世界で深呼吸をしながら楽しめる 絶景カフェはまさに異空間そのものです。
こけむしろ
住所
愛媛県西予市宇和町信里2099番地
電話
080-3928-9276
時間
10:00~17:00
定休日
月曜日
(祝日の場合は営業、翌日休業)
12月~3月の間は土・日・祝日のみ営業
卯之町の町並み
/ 開明学校
江戸時代の風情漂う町家が並ぶ卯之町の町並み。白壁、うだつ、格子などの伝統的な建築様式が残り、 国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。町並みを歩けば、はるか昔にタイムスリップした気分を味わうことができる、観光客からも人気のスポットです。
まず堀田さんが向かったのは、高い場所から西予市が一望できるスポットがある光教寺。お参りをした堀田さんにどんなお願いしたかを尋ねると「西予市にこのまま素敵な自然と景色があり続けますように」とこっそり教えてくれました。
住職さんから教えていただいた西予市が一望できる絶景スポットまで移動すると、そこには美しい山々と広がる西予の町。
美しい空気で深呼吸をして清々しさの”清(セイ)”を存分に感じられていました。
続いて向かったのは、四国に現存する最も古い小学校校舎である開明学校。
明治15年(1882年)に建築され、日本の伝統的木造建築の中に洋風のアーチ型窓を取り入れた 擬洋風建築となっており、平成9年には国の重要文化財に指定されました。
この開明学校では、絵や図などを掛け軸のようにした、『掛図』と呼ばれる教材を使った 「明治の授業体験」が観光客からも大人気です。 読み書きの問題では、当時使われていた変体仮名に大苦戦。唱歌の授業では、先生が弾く風琴(オルガン)の音色に合わせて堀田さんも学生時代に タイムスリップした気分で歌われていました。
明治の授業体験を終えて向かったのは、開明学校の 向かいにある宇和民具館。江戸時代末期から昭和初期にかけて実際にこの町で使用されていた 民具が多数展示されており、当時を体感できる体験コーナーも充実しています。
写真館を再現した展示室を見つけた堀田さんは、当時の服で記念撮影にも挑戦して楽しまれていました。
宇和米博物館
/ 山田屋まんじゅう
昭和3年(1928年)建築の宇和町小学校の木造校舎を移築して、「米どころ宇和」を紹介している宇和米博物館。昔使用されていた農機具などが展示されているほか、名物は日本一長い109mの木造建築の廊下です。その長い廊下でぞうきんがけをすることができ、タイムによって公式認定バッジがもらえるぞうきんがけレース体験が 観光客や地元の人からも人気を集めています。
なんと、以前プライベートで体験したことがあるという堀田さん。「当時のタイムは覚えていないんですが、かなりキツかったことだけは覚えています」と思い出す1コマも。
いざ挑戦の時。独特の緊張感に包まれる中、勢いよく走り出す堀田さん。あまりのキツさに絶叫しながらも、”セイ”一杯の力で途中一度も止まることなく見事にゴール。 完走した後の第一声は「ロケ中止!!」と力を使い果たしていましたが、気になるタイムは55秒64。全ての年代の平均タイムを上回る好記録に「めっちゃ嬉しい」と大喜びでした。
最後にこの思い出を、黒板にチョークで書いて残すことができる教室へ。 『ぞうきんがけでみんなも健康になろう』とメッセージを残した堀田さん。 是非、宇和米博物館に訪れた際に確認してみてください。
最後に訪れたのは愛媛県西予市宇和町で慶応3年 (1867年)に創業した 老舗和菓子店・山田屋まんじゅう。上質な小豆と白双糖を使用した透き通るような 皮に包まれたまんじゅうは、ひとつ22gと小ぶりかつ上品な仕上がりで手土産にも大人気です。 帰省した度に毎回買っているほど山田屋まんじゅうが好きとのことで、食べる前から テンションが上がっていた堀田さん。ひと口食べると最高の表情と共に「幸せ…」とひと言。宇和米博物館のぞうきんがけレースを体験した後に 美味しいまんじゅうを食べて疲れを癒やしてみてはいかがですか。
三瓶町・宇和海沿岸にある、海と山の入り混じる絶景と美味しい魚介料理が堪能できる人気の民宿・シーサイドうわかい。崖からせり出した建物になっており、まるで自分が海の上にいるような異空間体験ができることで観光客からも大人気です。
全室オーシャンビューのロケーションが魅力のほか、遊漁船やボート・釣り道具のレンタルも行っており、釣り人の間でも有名な民宿になっています。 また、ここでしか体験できない体験の1つが、地上4階建てほどの高さのベランダから体験できる釣り体験。
さらに自分で釣った魚を使って創作料理も作ってもらえるのもシーサイドうわかいの大きな魅力の1つです。 早速、堀田さんもベランダからの釣り体験をさせていただきます。気合い十分で”セイ”の掛け声で釣りを開始、「釣れて欲しい」と願った数秒後にすぐにヒットの予感。 急いで釣りあげると、オレンジのヒレが輝くベラを釣ることができました。
その後も短時間の中でタイやオオモンハタなどヒットを連発する堀田さんに、 オーナーの米木さんは「さすが持ってますね」と嬉しそうに微笑む場面もありました。
釣り体験を終えた後に釣った魚を料理していただき、シーサイドうわかい 自慢のコース料理を、海の上に浮かべられたいかだの席で 堪能することに。釣ったベラはムニエル、オオモンハタは お刺身として調理していただき、あまりの料理の豪華さに感激する堀田さん。周囲の海で獲れる魚介類をふんだんに使ったコース料理を 絶景と共に味わった堀田さんは「最高の贅沢です」と喜びに浸っていました。
1969年(昭和44年)に地元の中学生によって発見されたのが、城川町にある穴神鍾乳洞。約1億5000万年前の中生代ジュラ紀の石灰岩の中にできた 約300mにおよぶ鍾乳洞では75mの遊歩道が整備されており、洞窟体験ができます。洞窟内に広がる、長い年月をかけて形成された神秘的な光景はまさに異空間。 鍾乳石の先端から落ちる水滴の積み重なりで筍状に伸びた石筍や鍾乳石と石筍が連結した石柱など、日常とはかけ離れた異世界空間に思わず没入してしまいます。
ガイドの恵美須さんから穴神鍾乳洞の歴史をお聞きして、堀田さんもいざ洞窟探索へ。一歩足を踏み入れると、そこに広がる世界に驚きを隠せない堀田さん。
「もっと観光化された鍾乳洞は行ったことがあるんですが、ここはガチの鍾乳洞!」と自然のまま残されている鍾乳洞に感激されていました。 早速、入口で見つけたのが約1億5000万年前のウニの化石。自分の手で触れられる程の距離で、歴史ある”生(セイ)”を直接感じられるのが非常に魅力的です。
自然のまま残されている洞窟内の散策は、まさに探検気分です。洞窟の奥まで辿り着くと、そこに広がる圧巻の自然美。
コウモリなど洞窟ならではの生態系も観察することができます。
洞窟探索後、「子供の頃に戻ったみたいですごくワクワクしました」 と童心に返って貴重な体験を改めて振り返りました。
最後に今回の”癒やしの異空間体験旅”を終え、「何度でも帰って来たくなる場所です」と改めて 西予市の恵まれた自然と地元の方の暖かさを再確認した堀田さんでした。
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