日本一深い海のある静岡へ

阿部なつきが日本一高い山

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NATSUKI ABE

阿部なつき

サステナブルな美食をめぐる静岡旅

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未来に伝えたい食を味わう

サステナブル

ガストロノミーツーリズム

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近年話題のガストロノミーツーリズムとは、その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しむ旅のこと。
そんな旅の舞台として注目を集めているのが、富士山と駿河湾、日本一高い山と日本一深い海のある静岡県です。
今回は「静岡が大好き!」というインフルエンサー・阿部なつきさんが、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた静岡市の食を求めて、サステナブルでグルメな旅に出かけます。
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Profile 阿部なつき

埼玉県出身。
SNS(TikTok、Instagram、X)の総フォロワー数400万人超を誇るZ世代を代表するインフルエンサー兼ファッションモデル。徹底的に作り上げた8頭身ボディで「令和の峰不二子」とも呼ばれている。
趣味はジム、ゴルフ。2025年1月に静岡市・ツインメッセ静岡で行われる「SDGs推進 TGCしずおか2025」に出演。
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静岡市

LOCATION

静岡県静岡市

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静岡市では、南アルプスから駿河湾まで5,500mもの標高差が生み出す多様で豊かな自然が織りなす絶景や、徳川家康公を始め、悠久の歴史や街道の文化、豊かな海と山が育む「しずまえ」「オクシズ」をはじめとした「食」を楽しむことができます。 梅ケ島温泉郷などの泉質の良い温泉もあり、心と体を休めるのにぴったりの場所です。

静岡市では、南アルプスから駿河湾まで5,500mもの標高差が生み出す多様で豊かな自然が織りなす絶景や、徳川家康公を始め、悠久の歴史や街道の文化、豊かな海と山が育む「しずまえ」「オクシズ」をはじめとした「食」を楽しむことができます。

梅ケ島温泉郷などの泉質の良い温泉もあり、心と体を休めるのにぴったりの場所です。

SPOT 01.

静岡で獲れる
「駿河湾の宝石」とは

富士山をバックに広がるピンクの絨毯は圧巻
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プライベートでもたびたび静岡を訪れるという阿部さんは、「幸せな食旅にしたい!」と意気込みながら、まずは富士川の河口へ。
富士山を望む河川敷に広がるピンク色の絨毯に「素敵なコントラストですね」と阿部さん。ここでは、「駿河湾の宝石」とも呼ばれる桜えびが天日干しにされていました。
主に駿河湾の深海に棲む桜えびは世界的にも珍しい食材で、国内漁獲量の100%が静岡県産。漁が行われるのは春と秋のみです。
桜えびは体長4センチほどで、安価に流通している小さなシラエビなどとは全く別の種類。甘味や旨味などの味わいはもちろん、カルシウムや食物繊維が豊富なので美容と健康にもいいのだとか。試食した阿部さんは「香りがすごく濃くて、びっくりするほど甘い」と大感激です。

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漁師さんに話を聞くと、地元の漁協では2018年の記録的な不漁を機に、駿河湾の奥の産卵場に保護区を設定したり漁船の数を調整したりしながら、貴重な海の恵みの保護に取り組んでいるそうです。
「今シーズンの水揚げ量は去年よりも多く、少しずつ資源が戻ってきているので頑張ります」という漁師さんに、阿部さんも「応援しています」とエールを送ります。
漁港近くの由比港漁協直売所では、生桜えびや天日干しのほか、沖漬けなどのお土産もゲット。

INFORMATION

  • 【由比港漁協直売所】
  • 住 所
  • 静岡市清水区由比今宿字浜1068-2
  • 電 話
  • 054-377-1111
  • 時 間
  • 8:00-17:00
  • 定休日
  • 月曜・祝日の翌日
  • 【桜えびが食べられる・買えるお店】
SPOT 02.

日本一のお茶どころ静岡でも
指折りのブランド茶

茶畑にぐるりと囲まれたテラスで味わうお茶体験
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「最近はお茶の飲み比べにハマってるんです」という阿部さんは、古くからお茶の栽培が盛んな興津川上流の両河内地区へ。温暖で雨の多い静岡県でお茶の栽培が始まったのは鎌倉時代で、幕末から明治にかけては海外にも輸出されるようになりました。
静かな山里に建つGREEN∞CAFE(グリーンエイトカフェ)は、自社の製茶工場内にあるカフェ兼直売所。こちらのお店では、静岡市屈指の銘茶の産地として知られる両河内の緑茶のほか、新鮮な茶葉を併設工場で発酵させた和紅茶ブランド「ニガクナイコウチャ」が大人気。スイートからワイルドまで定番9種類のほか、アールグレイなどのフレーバーティもあり、チャート表を使って自分好みの味を選べます。
一番人気のスイートを一口飲んだ瞬間、「ほんのりとした甘みが美味しい」と阿部さん。すっかりお気に入りの様子です。

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「飲み物としてのお茶を提供するだけでなく、皆さんにこの土地に来ていただいて、産地としての魅力も感じていただきたい」というオーナーの北條さんが提案するのは、茶畑の真ん中でお茶を飲むという新しい楽しみ方です。
阿部さんは、オーダーしたお茶をバスケットに入れ、「なんだかピクニックみたい」と10分ほど散歩しながら茶畑へ。360°ぐるりと茶畑に囲まれたテラスで、自然の音に耳を澄ませながら味わうお茶に「茶畑の香りに包まれながら、こんなに美味しいお茶を飲むなんて贅沢すぎますね。自宅で飲むお茶の1000倍ぐらい美味しい!」と感動しきりでした。

INFORMATION

  • 【GREEN∞CAFE グリーンエイトカフェ】
  • 住 所
  • 静岡市清水区和田島349-4
  • 電 話
  • 054-395-2203
  • 時 間
  • 10:00-16:00
  • 定休日
  • 月曜日
  • 【静岡市内でお茶が味わえるお店】
SPOT 03.

名勝・三保松原と並ぶ
三保半島の新名物

駿河湾の地下海水で陸上養殖する三保サーモン
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しらすや桜えび、鯵、太刀魚など、豊富な海産物で知られる静岡市が太鼓判を押す認証ブランドが「しずまえ鮮魚」。その中でも特にユニークなブランド魚がいると聞いて、阿部さんは名勝・三保松原のすぐそばにある三保地下海水養殖センターにやってきました。
出迎えてくれた職員・髙橋さんの案内で中に進むと、巨大な水槽の中にはたくさんの魚たちが。「ここでは三保サーモンというトラウトサーモンを育てています」と聞いた阿部さんは、「こんなに海が近いのに、どうして水槽で?」とキョトン顔です。
実はこの水槽の水は駿河湾の深海からろ過されたミネラル豊富な地下海水。1年中水温が一定で、無酸素・無菌状態のため、普通の海水のような匂いや濁りも一切ありません。ここで育った魚は寄生虫などの心配もないため、生のまま安心して食べられるのだとか。
「殺菌や加温などの設備も必要がないので、エコでサステナブルな養殖なんです」と胸を張る髙橋さんの言葉に、阿部さんも深く納得したようです。

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最近では、都内の飲食店からの注文も増加するほか、ふるさと納税の返礼品や学校給食などにも採用されるなど、生産が追い付かないほどの人気ぶりで、髙橋さんも「嬉しい悲鳴です」とのこと。
三保サーモンのソテーを試食した阿部さんは「身がギュッと締まっているんだけど、口の中で上質な脂がとろけて、すごくおいしい!」と大絶賛。
静岡市内には三保サーモンが味わえる数少ないお店があるので、ぜひ一度ご賞味あれ。

TGCしずおかの特設ページはこちら!
TGC SHIZUOKA 2025 for SDGs
by TOKYO GIRLS COLLECTION|SDGs推進 TGC しずおか 2025

INFORMATION

  • 【三保地下海水養殖センター】
  • 住 所
  • 静岡市清水区三保2733-2
  • 電 話
  • 054-337-3120
  • ※見学会を不定期開催していますので、
    詳しくはお問い合わせください。
  • 【三保サーモンが食べられるお店】
  • (2025年1月末情報更新予定)
  • ※次回出荷は2025年5月ころを予定しております。

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