美しい湧水に恵まれた安らぎの村は
雄大な自然に育まれた心のふるさと
2025 Oct.
Today’s LOCORECO trip!
森と川と田畑が広がる緑豊かな群馬県利根郡川場村。四季折々、風光明媚な村は「日本のふるさと」そのものと旅に訪れる方が口を揃えます。そんな川場村の魅力に迫るのは俳優の矢吹 奈子さんです。
(文/兼子雄治・写真/鈴木大喜)
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。
群馬県利根郡川場村について
人口:2,928人
面積:85.25k㎡
(2025年8月31日現在)
豆知識:例年7月下旬から10月上旬頃まで2種類の異なる色の稲を使った田んぼアートが現れる。「道の駅川場田園プラザ」から徒歩約10分の「ふれあい橋」周辺で楽しむことができる。
群馬県 / 川場村KAWABA VILLAGE
群馬県北東部に位置する自然豊かな川場村。春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の風景を訪れるたびに感じることができる。ハイキングやトレッキング、釣り、川遊びなど、自然を満喫できるアクティビティや“美肌の湯”として知られる温泉を楽しめる川場村は、関越道沼田ICから車で15分、都心から約100分というアクセスの良さも相まって年間を通して人気の観光地となっている。 また武尊山の湧き水で育った新鮮な野菜やブルーベリー、ぶどう、りんご、いちごなどのフルーツをはじめ、村内に2つある酒蔵が醸す日本酒や、国際大会などで連続して金賞を受賞している川場産のこしひかり「雪ほたか」まで、川場村ならではの味覚を堪能できるのも魅力。
INTRODUCTION
矢吹 奈子やぶき なこ
Profile
2001年6月18日生まれ。東京都出身。HKT48・IZ*ONEのメンバーとして世界でも活躍する。グループ卒業後は連続ドラマのヒロインを務めるなど、現在は俳優業を中心に活動の幅を広げている。
名水で打つコダワリの逸品!
そば好きがかみしめる厳選そば
日本百名山のひとつ、武尊山の南麓に広がる群馬県利根郡川場村。村内には村名の由来ともいわれる4本の一級河川が流れ、四季折々の美しい風景や温泉、地元グルメが楽しめます。首都圏からのアクセスも良く、年間約300万人近くが訪れる人気の観光地としても知られています。
そんな川場村で最初に出会ったロコレコさんは、生まれも育ちも川場村の遠藤 淳さん。村自慢のブランド米「雪ほたか」の糀で甘酒を作っています。
「川場村は本当に水がキレイで美味しいんです。だからこそオススメしたいのが、土日祝祭日のみ10食限定の “そば好きがかみしめる厳選そば”です」と遠藤さん。
「実は私、2年ほど前に初めておそばの美味しさを知ったんです。ずっと食べられないと思っていたんですが、食べられることが分かって!おそば本当に大好きなので楽しみです!ぜひ教えてください」と目を輝かせる矢吹さん。
遠藤さんに連れてきてもらったのは、武尊山の伏流水が湧き出る地域として知られている滝の沢エリアです。「川場村では各所に湧水を汲むことができるスポットがあるんです。中でもこの辺りは利用者も多く、美味しい水が汲めるエリアなんですよ」と遠藤さんが教えてくれます。
「名水を使った、こだわりの美味しいそばが食べられるのが、こちらの「滝の沢茶屋」です」と遠藤さんに案内されてお店にやって来ました。
「すごく素敵な雰囲気ですね!初めて来たのに落ち着く感じがします!こちらで“そば好きがかみしめる厳選そば”をいただけるんですね」と期待が高まる矢吹さん。
店内で迎えてくれたのは、須藤さんご夫婦。元郵便局員の店主、須藤 武夫さんが、趣味だったそばを打つため2002年にお店をオープンさせました。お母様が昔打っていた見様見真似で、そば打ちをはじめ、ほぼ独学で研究を重ねてきたという生粋のそば好き。お店がやってない日でも毎朝6時から、そば打ちをし腕を磨いているそうです。
「“そば好きがかみしめる厳選そば”をお願いします!」と遠藤さんがオーダーしてくれました。「あれ!お品書きに“そば好きがかみしめる厳選そば”って書いてある!メニュー名だったんですね⁉」と矢吹さんが驚いていると、早速そばが運ばれてきました。
「美味しそうなおそば!見た目からすごくしっかりしたおそばで、そばの実と皮の粒が見えていますね!いただくのが楽しみです」と矢吹さん。「これこれ!このそば、本当に美味しいんですよ!いただきましょう」と遠藤さん。
まずは、つゆをつけずに、おそばだけで味をかみしめます。「おそばの香りと甘味が強くて、すごく美味しいです!食感もしっかりしていて太い!おそばの味が直接伝わってきます」とその美味しさに驚きの表情の矢吹さん。「天つゆにつけると、お出汁の香りが広がって、おそばの味がさらに引き立ちます」と矢吹さん。「きれいな水で打ったそばは美味しいでしょう?滝の沢の水でないと美味しいそばは完成できないと思っていて、この場所にお店を出したんです。水源から直接水をひいているんですよ!」と店主の須藤さんがこだわりを教えてくれました。
「本当に美味しいそばだから舌が肥えちゃってます。他ではなかなか満足できなくなっているかもしれません!」と笑う遠藤さん。「確かにそうですよね!おそばの美味しさを最近知った私としても、素晴らしい経験になりました」と大満足の矢吹さんでした。
滝の沢茶屋
店主の須藤さんが35年勤めた郵便局員を定年前に辞め、 ずっと趣味で続けていたそばを打つために、2002年にオープンした地元の人気店。基本の定休日は火曜日と水曜日。11時30分~15時までの営業。土日祝祭日のみ10食限定でいただける「そば好きがかみしめる厳選そば」は、そばの実の黒殻(甘皮)を残したまま製粉する“挽きぐるみ”という製法で打たれており、色・味・香りが別格の逸品。滝の沢の銘水と店主の情熱が生み出したそばは必食!
INFORMATION
遠藤 淳さん
Profile
有限会社かわば代表取締役。ブランド米「雪ほたか」の糀を使用し、糀甘酒を作っている。お父様が滝の沢茶屋の須藤さんとお友達。
MOVIE
かみしめる厳選蕎麦
川場村でしか味わえない
幻のサーモンに舌鼓
つづいて矢吹さんがやって来たのは南北朝時代に開かれたという青龍山 吉祥寺(せいりゅうざん きちじょうじ)」。四季折々の季節の花々が楽しめる“花の寺”としても知られています。また庭にも複数の池や滝があり、川場村の豊かな水を感じられるスポットがあります。
「矢吹さーん!こんにちは」と本堂から声をかけてくれたのが、2人目のロコレコさん、こんにゃく芋農家の
髙橋 拓馬さんです。「こんにゃく芋農家さんなんですね?ということは、レコしてくださるのは、こんにゃくですか?」と矢吹さん。「もちろん、川場村特産のこんにゃくもオススメなんですけど、今回紹介したいものは違うんです!ご案内させていただきますね」と髙橋さんに誘われ吉祥寺を後にします。
髙橋さんの案内でやって来たのは川場村ふれあい橋。「景色が良くて素敵な場所ですね?ここからどこへ連れて行ってくれるんですか?」と不思議そうな矢吹さん。「橋の下を見てください。あそこに見えるのが、フィッシングプラザ。 釣りができるスポットです!今日はこちらで大物をゲットしましょう」と髙橋さん。
やって来たのは「川場フィッシングプラザ」。武尊山の名水を引き入れた池でイワナやニジマスなどの渓流魚釣りを手軽に楽しむことができる人気スポットです。「こちらで川場村でしか獲れない“幻のサーモン”をレコしたいと思います。 矢吹さん、釣っちゃいましょう!」と髙橋さん。「“幻のサーモン”!釣ってみたいです!」と気合いを入れて準備をします。
子供の頃から釣りが趣味だという髙橋さんに教わりながら“幻のサーモン”を狙ってルアーフィッシングスタート!コツを教わりみるみる上達していきます。
幻のサーモンではありませんでしたが、ニジマスを釣りあげました。「“幻のサーモン”は釣れなかったけど、本当に嬉しい!大自然の中で釣りが楽しめて最高です!」と釣りを堪能した矢吹さん。
「ところで、私たちが狙っていた幻のサーモンってどんな魚なんですか?」と矢吹さんから疑問が。「ちょっと見せてもらいましょう。こちらが「武尊(ほたか)サーモン」という名前の“幻のサーモン”です。フィッシングプラザで独自に育てたニジマスなんですが 日本のサケ・マス類の中でもかなり大きいサイズなんです。10,000匹以上いるこの釣り場で、ほんの数十匹しかいないんですよ」と髙橋さんに教えてもらいました。
「大きいしすごく元気!武尊サーモン釣ってみたかったです」と悔しそうな矢吹さん。
「こちらの川場フィッシングプラザでは、 釣った魚を塩焼きにしてくれて、その場で味わうこともできるんですよ。今日は特別にお願いして「武尊サーモン」を刺身にしてもらいましたので、ぜひ召し上がってみてください」と髙橋さん。「すごく美しいサーモンピンクですね!楽しみです」と矢吹さん。
「身が引き締まっていて美味しいです!川魚特有の匂いも感じないですし、いくらでも食べられちゃいそうです!」とその美味しさを楽しむ矢吹さん。「美味しいと言っていただき本当に嬉しいです。豊富な湧き水で養殖された「武尊サーモン」は臭みがないんです。エビやカニなどの天然色素を豊富に含んだ飼料で育っているので濃厚な味わいと美しい色合いが特長なんですよ。川場村の自慢のひとつです」と笑顔の髙橋さん。
ここでしか味わえない川場村の恵みを楽しい会話とともにゆっくりと楽しんだのでした。
川場フィッシングプラザ
青龍山 吉祥寺
髙橋 拓馬さん
Profile
こんにゃく芋を生産している農家さん。今回使用したルアーのプロデュースをするほどの実力派アングラーでもある。
MOVIE
ここでしか味わえない幻の魚
非日常空間で楽しむ
川場村の恵みと上質な時間
つづいてやって来たのは道の駅「川場田園プラザ」。新鮮な農産物や地元の食材を使ったレストラン、パン工房、ビール工房などがあり、自然に囲まれた広大な敷地で1日中楽しめる施設。陶芸体験やブルーベリー摘み取り体験などアクティビティも充実しています。また「全国モデル道の駅」として認定されており年間で約250万人が訪れる群馬県屈指の人気スポットです。
こちらで迎えてくれたロコレコさんは観光協会のスタッフ梅田 裕大さん。川場村の魅力を発信する仕事をしています。梅田さんがレコしてくれるのは“スカイツリーと同じ標高にある隠れ宿”とのこと。「スカイツリーと同じ標高?きっと景色がよさそうですし、空気もキレイなんだろうな。楽しみです」と矢吹さん。
「“隠れ宿”は、こちらの川場田園プラザから少し離れた場所にあるので、観光協会で運営しているレンタサイクルに乗って景色を楽しみながら行きましょう!」と梅田さんに誘われサイクリングでオススメスポットへ向かいます。「自転車で川場村の風景を楽しめるのは嬉しいですね。大自然を体全体で感じられる気がします」と意気揚々と“隠れ宿”に向かいます。
「こちらが、私がレコしたい隠れ宿“川場温泉かやぶきの源泉湯宿 悠湯里庵(ゆとりあん)”」です」と梅田さん。
「悠湯里庵」は、山と田畑に囲まれた広大な敷地に7棟のかやぶき家屋が点在する源泉の湯宿。それぞれ内湯と露天風呂が楽しめる3つの湯屋「武尊乃湯・弘法乃湯・里乃湯」や地元食材をふんだんに使用した創作料理、趣向を凝らした館内施設が人気です。
「すごく風情があって美しいですね」と矢吹さんが言う様に館内は古き良き趣のある空間。ご案内いただくスタッフの村山 愛さんによると「館内の建物は全国の由緒あるかやぶき屋敷や民家を長い年月をかけて丁寧に移築してきました。施設内各所には時代たんすや古民具が展示されています。古き良き時代の文化に触れることができるのが特長なんですよ」とのこと。
また、宿泊棟への移動は全自動運転の電動カート。安全かつ疲れることなく非日常の空間を楽しむことができます。さらに今回ご案内いただく別館のお部屋へは“ある乗り物”に乗っていくそうで村山さんに乗り場まで案内されます。「カートだけでもすごく珍しい気がするのですが、もしかしてこの乗り物は?」と期待が高まる矢吹さん。
「そうなんです!モノレールに乗って行くんですよ」と梅田さん。
ガラス貼りのモノレールで、悠湯里庵の正面に広がる田園風景やかやぶき屋根を見渡しながら、部屋に向かうことができます。「すごい!まさか館内でモノレールに乗れちゃうなんて思ってもみませんでした!」と驚きながら楽しむ矢吹さん。
「そうなんです!モノレールに乗って行くんですよ」と梅田さん。
ガラス貼りのモノレールで、悠湯里庵の正面に広がる田園風景やかやぶき屋根を見渡しながら、部屋に向かうことができます。「すごい!まさか館内でモノレールに乗れちゃうなんて思ってもみませんでした!」と驚きながら楽しむ矢吹さん。
また、スカイツリーと同じ標高にある部屋からは、美しい川場村の風景を眺めることができます。「日本の原風景といった雰囲気が川場村の魅力です。その風景をしっかりと見渡せるので、すごく贅沢で魅力的なお部屋だと思います」と梅田さん。「すごく落ち着きます!“都忘れ”というお部屋の名前通りですね!リラックスできそうです」とお気に入りの様子の矢吹さん。
そして、お楽しみのお食事です。川場村の地ビール「KAWABA BEER」で乾杯です!「まずは人気ナンバーワンのヴァイツェン(写真左)を召し上がってください」と梅田さん。「コクがあって濃厚です!フルーティーな香りもして飲みやすい」と矢吹さん。「次は少し違った味で川場エール(写真右)も是非」と梅田さんに促されます。「こちらも美味しい!深みのある赤色が美しいですね。ほどよい苦味とほのかな甘みがします」と自慢の地ビールを楽しむ矢吹さん。
※川場村のふるさと納税返礼品としても大人気の「KAWABA BEER」は、ご自宅でも、味わえます!
詳細は「ふるラボ」より!
川場村の地ビールで乾杯の後は、悠湯里庵自慢の創作会席をいただきます。群馬県でとれた旬の素材で作り上げたお料理は絶品。中でも矢吹さんのお気に入りは「上州牛のフィレステーキ」。「とっても美味しいです!上品な脂はあっさりとしていますが、深い甘味と旨味が最高です!ビールにも合います!」と上機嫌の矢吹さん。
「やっぱり地のものを味わっていただけるのは、すごく嬉しいです。美しい水の恵みのビールと大自然で育った旬の食材、ご堪能いただけたようで良かったです」と笑顔の梅田さん。
「川場村の空気を感じて、非日常の優雅な体験もできて、美味しいビールとお料理も食べて、大満足です」と上質な時間を楽しんだ矢吹さんでした。
川場温泉かやぶきの源泉湯宿 悠湯里庵
川場田園プラザ
梅田 裕大さん
Profile
川場村観光協会で働いている。川場村が大好きで3年前に移住してきた。観光協会だけでなく他団体での役員を務めるなど村を盛り上げる活躍は多岐にわたる。
MOVIE
喧噪を離れ贅沢に浸る
地元民に愛される銘店
おなかも心も満たされる味
この旅、1人目のロコレコさんとして登場してくれた遠藤さん。川場村の魅力をさらにレコしたいということで再度待ち合わせをしました。「実は川場村には、りんご園が沢山あるんですが、この辺りにもオススメしたいりんご園があるんですよ。りんごの専門家の友達がいるので、ぜひ食べさせてもらいませんか?」と遠藤さん。
連れてきていただいたのは「藤井りんご園」です。
「実は、このりんご園は、SNSやホームページをやっていなくて、 口コミか常連しか知らない知る人ぞ知るりんご園なんですよ。友達の信孝くんが一生懸命育てているので、ぜひ紹介したくて」と遠藤さん。
オーナーの藤井 信孝さんにコツをうかがいりんごの収穫をすることに。「私りんご大好きなんですが収穫するのは初めてです!このままいただけるなんて最高!とってもジューシーで本当に美味しいです!」と矢吹さん。群馬県の品種「赤城」という藤井りんご園オススメの品種をいただき大満足の様子でした。
「川場村の特産品を召し上がっていただいた後は、もうひとつオススメしたい場所があるんです」と遠藤さん。
「すごく素敵なりんご園を紹介してもらったんですが、さらにレコしてくれるんですか?」 と嬉しそうな矢吹さんに遠藤さんが応えます。「もちろんです!川場村って、ランチや 一杯飲もうみたいなお店が、あまりないんだけど その中でも、地元のみんなが昔から通う、 ローカル食堂を紹介したいです!」とのこと。「まさにロコレコですね!そういったお店大好きです」と楽しみな矢吹さん。
やって来たのは、地元民に長く愛される食堂「中村屋」です。迎えてくれたのは店主の奥様中村 みつ子さん。「地元の食堂っていう感じがとても良いですね。オススメはなんですか?」と矢吹さん。「チャーハンともつ煮定食は特にオススメで人気メニューですよ」と中村さん。「最高です!どちらもいただきたいです」と矢吹さん、目を輝かせます。
オススメの「チャーハン(税込650円)」と「もつ煮定食(税込980円)」どちらもいただくことになりました。オープンから約50年変わらぬ味わいの「チャーハン」は数々の有名人も訪れ味わった人気商品。
また13年ほど前に奥様が考案した「もつ煮定食」もファンが多い逸品。もちろん遠藤さんもオススメの慣れ親しんだ2品です。
「これぞ昔ながらのチャーハン!優しくて甘味もありますね」と矢吹さん。「玉ねぎを大きめに切っているらしくて、その甘みが本当にクセになるんですよ!すごく香ばしくて最高ですよね」と遠藤さん。店主の中村 泉さんの「みんなにおなかいっぱい食べて欲しい」という愛がこもった人気メニューのチャーハンを楽しみます。
つづいては「もつ煮定食」です。「モツの臭味がなくて、すごく食べやすい!ピリッとした辛さが後引く感じがします」とこちらもお気に入りの様子の矢吹さん。
「実は、こちらは奥様が作っておられるのですが、辛いものが苦手で味見ができないそうなんですよ」と遠藤さん。「え!そうなんですか?最高のお味ですよ!私すごく大好きです」と驚く矢吹さん。
「チャーハン」と「もつ煮定食」を味わった矢吹さん。「本当に美味しくて雰囲気も良くて、なんだか心まで温まりました。川場村のみなさんに愛され続けているのがすごく分かります」と大満足の様子。たくさんのオススメを教えてくれた遠藤さんと、美味しい地元の味を楽しませてくれた中村ご夫妻と記念撮影をし、旅を締めくくりました。
中村屋
川場村唯一の食堂で民宿も営んでいる。川場村の中心部にあり地元民なら誰もが知る憩いの場。ラーメン、かつ丼、うどん、そば、チャーハン、もつ煮定食など人気メニューが多く揃う。リーズナブルな料金でいただけるのも嬉しいみんなに愛される美味しくて癒やされる空間。
INFORMATION
藤井りんご園
川場村に数多あるりんご園の中でも知る人ぞ知るりんご園。約50年ほど歴史のある藤井りんご園はSNSやホームページなども行っておらず、口コミや、昔からの常連客が通っている。園内にある20~30種類のりんごの中でも取材時は市場にあまり出回らない群馬県の品種「赤城」の最盛期。小ぶりで皮が薄く、酸味の少ないさっぱりとしたりんごの味は是非味わっていただきたい味覚。
INFORMATION
MOVIE
地元で絶大な人気の定食!
Special Interview矢吹 奈子
美しい水の里、川場村は
都心からほど近い癒やしの場所でした
川場村って初めて来たんですが、都心からそんなに遠く感じないのに、こんなにも自然豊かで落ち着く場所があったんだって、感動しました。
豪華な湯宿「悠湯里庵」は日本の伝統的な家屋もさることながら、部屋に行くまでも楽しめる電動カートやモノレールなど、楽しめる仕掛けがワクワクしましたし、部屋に着いてからの絶景も美しかったです。初めて体験した「藤井りんご園」でのりんご収穫も本当に楽しかったです。収穫してすぐに食べるとあんなにも美味しいなんて知らなかったです。空間は違うんですが、どちらも接してくれる方の優しさやおもてなし、それから大自然の美しさや恵みを感じました。
川場村ならではのグルメもたくさんいただきました。「滝の沢茶屋」の名水で打ったおそばや、「中村屋」のチャーハンやもつ煮定食、どれも忘れられない美味しさでした。
釣りの体験も印象に残っています。最初は大丈夫かなと思ったんですが、髙橋さんの教え方が上手で、なんとか釣れたので良かったです。武尊サーモン釣りたかったです。すごく楽しかったので、今度は一日中やりたい
です。いただいた武尊サーモン、お味はもちろん絶品だったんですが、いつか自分で釣った武尊サーモンいただきたいです!
それから普段はあまりビールを飲まないのですが「KAWABA BEER」はビール初心者の私の様な人にもオススメだと感じました。フルーティーで飲みやすいヴァイツェン、さわやかな苦味とほのかな甘みが絶妙の川場エール、他にも飲んでみたくてお土産に「KAWABA BEER」のセットを購入しちゃいました。家でいただくのが楽しみです。
本当にみなさんに温かく迎えていただき、美味しくて楽しくて心安らぐ癒やしの時間を過ごせました。また、必ず来ます!ありがとうございました!
撮影・取材協力 川場村