川場村でしか味わえない
幻のサーモンに舌鼓
つづいて矢吹さんがやって来たのは南北朝時代に開かれたという青龍山 吉祥寺(せいりゅうざん きちじょうじ)」。四季折々の季節の花々が楽しめる“花の寺”としても知られています。また庭にも複数の池や滝があり、川場村の豊かな水を感じられるスポットがあります。
「矢吹さーん!こんにちは」と本堂から声をかけてくれたのが、2人目のロコレコさん、こんにゃく芋農家の髙橋 拓馬さんです。「こんにゃく芋農家さんなんですね?ということは、レコしてくださるのは、こんにゃくですか?」と矢吹さん。「もちろん、川場村特産のこんにゃくもオススメなんですけど、今回紹介したいものは違うんです!ご案内させていただきますね」と髙橋さんに誘われ吉祥寺を後にします。
髙橋さんの案内でやって来たのは川場村ふれあい橋。「景色が良くて素敵な場所ですね?ここからどこへ連れて行ってくれるんですか?」と不思議そうな矢吹さん。「橋の下を見てください。あそこに見えるのが、フィッシングプラザ。 釣りができるスポットです!今日はこちらで大物をゲットしましょう」と髙橋さん。
やって来たのは「川場フィッシングプラザ」。武尊山の名水を引き入れた池でイワナやニジマスなどの渓流魚釣りを手軽に楽しむことができる人気スポットです。「こちらで川場村でしか獲れない“幻のサーモン”をレコしたいと思います。 矢吹さん、釣っちゃいましょう!」と髙橋さん。「“幻のサーモン”!釣ってみたいです!」と気合いを入れて準備をします。
子供の頃から釣りが趣味だという髙橋さんに教わりながら“幻のサーモン”を狙ってルアーフィッシングスタート!コツを教わりみるみる上達していきます。
幻のサーモンではありませんでしたが、ニジマスを釣りあげました。「“幻のサーモン”は釣れなかったけど、本当に嬉しい!大自然の中で釣りが楽しめて最高です!」と釣りを堪能した矢吹さん。
「ところで、私たちが狙っていた幻のサーモンってどんな魚なんですか?」と矢吹さんから疑問が。「ちょっと見せてもらいましょう。こちらが「武尊(ほたか)サーモン」という名前の“幻のサーモン”です。フィッシングプラザで独自に育てたニジマスなんですが 日本のサケ・マス類の中でもかなり大きいサイズなんです。10,000匹以上いるこの釣り場で、ほんの数十匹しかいないんですよ」と髙橋さんに教えてもらいました。
「大きいしすごく元気!武尊サーモン釣ってみたかったです」と悔しそうな矢吹さん。
「こちらの川場フィッシングプラザでは、 釣った魚を塩焼きにしてくれて、その場で味わうこともできるんですよ。今日は特別にお願いして「武尊サーモン」を刺身にしてもらいましたので、ぜひ召し上がってみてください」と髙橋さん。「すごく美しいサーモンピンクですね!楽しみです」と矢吹さん。
「身が引き締まっていて美味しいです!川魚特有の匂いも感じないですし、いくらでも食べられちゃいそうです!」とその美味しさを楽しむ矢吹さん。「美味しいと言っていただき本当に嬉しいです。豊富な湧き水で養殖された「武尊サーモン」は臭みがないんです。エビやカニなどの天然色素を豊富に含んだ飼料で育っているので濃厚な味わいと美しい色合いが特長なんですよ。川場村の自慢のひとつです」と笑顔の髙橋さん。
ここでしか味わえない川場村の恵みを楽しい会話とともにゆっくりと楽しんだのでした。
川場フィッシングプラザ
青龍山 吉祥寺
髙橋 拓馬さん
Profile
こんにゃく芋を生産している農家さん。今回使用したルアーのプロデュースをするほどの実力派アングラーでもある。
MOVIE
ここでしか味わえない幻の魚
非日常空間で楽しむ
川場村の恵みと上質な時間