Today’s LOCORECO trip!

焼津市は、3つの港から多種多様な魚が水揚げされる日本有数の港町。
全国の食卓へ運ばれる海の幸や温泉、富士山や駿河湾の絶景など、魅力いっぱい。
そんな焼津市山之内 すずさんが訪れました。

(文/兼子雄治・写真/鈴木大喜)
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。

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静岡県焼津市について

人口:134,410人
面積:70.31k㎡
(2025年5月31日現在)
豆知識:焼津という地名の由来はヤマトタケルノミコトが東征の際に、野原を焼いて敵を退けたという伝説に由来している。

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静岡県 / 焼津市YAIZU CITY

静岡県中部に位置する焼津市。市内には焼津港、小川港、大井川港の3つの港があり、全国有数の水産文化都市として機能している。 「赤いダイヤ」とも称される焼津ミナミマグロや、水揚げ高全国一を誇るカツオ、近海の新鮮なサバやアジ、駿河湾でしか獲れない桜エビや大井川の恵みを受けたシラスなど豊富な海の幸を堪能できる。 また、天然温泉“焼津温泉”は“温泉総選挙・リフレッシュ部門”5年連続全国第1位を獲得した名湯。海水の濃度の約半分の塩分を含む塩化物泉で、疲労回復や、健康と美容にも効果があるとされており、宿泊施設や日帰り温泉など、市内11か所で、気軽に楽しむことができる。 東京からも名古屋からも電車で約1時間半、車で約2時間とアクセスの良さも魅力。

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INTRODUCTION

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山之内 すずやまのうち すず

Profile

2001年10月3日 兵庫県神戸市生まれ。2019年AbemaTVの恋愛リアリティーショー「白雪とオオカミくんには騙されない♡」の出演をきっかけに芸能界デビュー。 SNS総フォロワー数は110万人を超え、現在ではTVCM、地上波テレビ番組、更に俳優として映像作品にも活動の幅を広げている。
衣装協力:CIAOPANIC

01.

焼津の魅力ここにあり
みんなの想いと海の幸!

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3つの港があり、水揚げされる魚の種類が豊富で新鮮な海産物が手に入る場所として全国的にも有名な焼津市。そんな「さかなのまち」を代表する港のひとつ小川港にやってきました。
「今、朝の6時です。港に船が帰ってきましたよ。たくさん漁師さんたちが、いらっしゃいますね。どんなお魚が獲れてるんだろう?」と興味津々の山之内さん。

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活気ある水揚げの様子を眺めていると、元気に声をかけてきてくれたのが、1人目のロコレコさん、生まれも育ちも焼津市の尾原 桃さんです。尾原さんは焼津市をもっと多くの人に知ってもらいたいと、SNSでその魅力を発信している専業主婦。
「焼津市の魅力は魚。その魚があるのも漁師さんたちのおかげです。ここに来たら魚にも漁師さんにも会えて、焼津の魅力が全てつまってると思うんですよ」という尾原さん。なんと多い時は週3回も漁港に通っているそうで、漁師さんたちと一緒に漁に出ることもあるそうです。

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「桃さん、素敵なシャツを着ていらっしゃいますね?」と尾原さんが来ていたシャツが気になります。すると尾原さんに誘われ山之内さんも着てみることになりました。こちらのシャツは“魚河岸シャツ”といって、元々は漁師さんや水産加工業者が手ぬぐいをシャツに仕立てたのが発祥。焼津市の洋品店で購入することができ、市民には夏の普段着として老若男女に愛されているそうです。

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魚河岸シャツに着替えた山之内さんに、尾原さんがレコしてくれるのは「焼津市の魅力が全てつまっている、この風景です」とのこと。尾原さんの案内で漁港内を見学してみることになりました。この日の漁獲量は、なんと24トンほど。カツオだけでもおよそ20トンも獲れたそうです。獲れたて大漁のソウダガツオを船から引き上げる作業を見学しました。
「大漁!これ見たかったんです!漁師さんたち、かっこいいですね。この風景を生で見られるのは感激です」と山之内さん。

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漁港に足しげく通う尾原さんには、たくさんのお知り合いが。その中の1人、船から戻ってきた漁師の池田 敏恒さんにお話をうかがうことになりました。
「たくさん獲れていましたが、今日はどんな種類が多かったんですか?」と山之内さん。「今日はソウダガツオが多かったんですが、この船はたくさんの種類の魚が獲れるんです。大きさや量だけでなく、どの魚も私たちにとってはメインなんですよ」と笑顔の池田さん。
「池田さんは、“魚を大事にしないヤツは、良い漁師になれない”と、おっしゃっていて、すごくかっこいいんです」と尾原さんが教えてくれます。
「そんな心持ちの漁師さんたちが魚を獲ってきてくれるなんて、本当に素敵ですね」と山之内さんも目を輝かせます。

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つづいてお話を聞いたのは漁港で働く大島 直樹さん。
「漁師さんたちが大切に運んできてくれた魚たちは港町・焼津のプライドです。生きたままの新鮮な魚を漁港に持ってくるのは難しいんですが、それを叶えている焼津の魚たちは本当に美味しいんですよ」と大島さん。
「私も獲れたての魚をよくいただくんですが、最高ですよ」と尾原さん。
「焼津市で獲れた魚たちは、北は北海道、南は福岡まで翌朝には全国に出荷されます。みなさんに、できるだけ新鮮に、できるだけ美味しく食べて欲しいと思っています」と大島さん。

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漁港で働く方々に話を聞いて「みなさん、本当に素晴らしい思いを持っていらっしゃって。私もぜひいただいてみたいです」と山之内さん。
すると「ぜひ、すずさんにも堪能してもらいたいです」と尾原さんに連れてきていただいたのが、朝7時から営業している「小川港魚河岸食堂」。こちらは、漁港のすぐ目の前にあり、漁師さんたち漁港関係者はもちろん、観光客や地元民にも人気な食堂です。
「漁師さんたちが通っているなんて、絶対に美味しいですよね」と期待が高まります。

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広々とした店内では、焼津であがる新鮮な魚を素材に使ったメニューが豊富に揃っています。
刺身の定食や海鮮丼、焼き魚や煮魚、フライや天ぷらをはじめ、カレーやラーメンなど、約50種類以上ものメニューから楽しむことができます。
「どれも美味しそうですごく迷ってしまいます」と山之内さん。

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おふたりがオーダーしたのは「寒サバ焼き定食(税込830円)」。
「小川港はサバも有名で美味しいですよ」と尾原さん。
「サバは家に常備していて、よく食べるんですが、身がギッシリで、ふわふわしていて本当に美味しい。理想の朝食です」と山之内さん。「ただ食べるだけでなく、働いてる人の姿や実際に揚がった魚、そんな漁港の風景をみてから食べると一層、美味しさが増しますよね」と笑顔の尾原さんに山之内さんも笑顔です。焼津の美味しい魅力を堪能しました。

小川港魚河岸食堂

小川魚市場の組合小川支所建物内にある食堂。組合員の朝食や昼食を提供している。もちろん組合員以外の人の利用も可能で、市場に水揚げされたばかりの新鮮な魚を使った料理など、魚河岸食堂ならではの様々なメニューが揃ている。自動販売機で購入した食券の番号が呼ばれ、食べ終わったらカウンターまで運ぶセルフスタイルで、壁一面に掲載されたメニューは初めてでも利用しやすい。

INFORMATION

住所 | 静岡県焼津市小川3392-9
電話番号 | 054-624-6868
in YAIZU CITY

尾原 桃さん

Profile

SNSを使って焼津市を本気で盛り上げたい。と活動している専業主婦。
尾原 桃さんのinstagram

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魚のまちの玄関口

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02.

自分で焼いて食べる!
日本随一の漁獲を誇る特産品

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つづいてのロコレコさんに会いにやって来たのは、駿河湾と富士山がのぞめる石津海岸公園。
開放的な園内では、芝生広場等があり、足腰に優しいゴムで舗装されたウォーキングコースも整備され、焼津市民の憩いの場となっています。また、近くには石津浜サッカー場や小川港があります。
心地よい潮風を感じながら散歩を楽しむ山之内さん。

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こちらで出会ったのは、焼津市出身でイラストレーターのやまむらともよさん。
代表作のひとつ、かえるの「る~くん」は、市民に愛されるオリジナルキャラクターで、地元商店街や企業とコラボして焼津市の魅力をPRしています。やまむらさんが大学受験の際にノートに落書きしたことをきっかけに誕生したそうです。
かえるの「る~くん」をはじめ数々の作品で地元を盛り上げ、焼津愛あふれる、やまむらさんがレコしてくれるのは“カツオの藁焼き体験”ができるお店とのこと。
さっそくお店へ向かいます。

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連れてきてもらったのは、1877年創業、かつおと燻製の専門店「川直」です。
「実は、静岡県は、あまりイメージがないかもしれませんが、カツオの水揚げ量が日本一なんです。ちなみにカツオのイメージが強い高知県は消費量が日本一なんですよ」とやまむらさん。
「そういえば、今朝行った漁港でもたくさんのカツオが獲れていました」と山之内さんも納得の様子。

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店内に入ると迎えてくれたのは、川直13代目の山口 高宏さん。新鮮なカツオを手早くさばいてくれました。「では、焼いてみましょう」と山口さんに誘われ、藁焼きを体験します。「すごい火力!すぐに焼けてきますね」と山之内さん。「藁で焼くことによって、香りがつきますし、先ほどすずさんも感じた様に高温で焼き上げることができるんです。外はパリッと中はレアの状態で、美味しく香ばしく焼けるんですよ」とやまむらさん。
そうこうする内にカツオが焼きあがりました。焼きあがりまでは約1分。

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焼きあがったカツオを調理していただきます。
「“カツオの藁焼き”のことを“タタキ”だと思っている方も多いと思うんですが、実は少しちがうんです。藁焼きはタタキの一種ではあるんですが、本来“タタキ”は塩やタレをカツオの身にすりこみ、包丁や手で文字通り叩いて味をなじませたものを言うんです。そういう意味では“藁焼き”は、味付けしないカツオ本来の味と、藁の香りを楽しめるのかも知れないですね」と山口さんが教えてくれます。

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見た目にも美しい“カツオの藁焼き”が完成しました。
「塩でいただくのが本当に美味しいんです。藁焼き本来の味を楽しめると思います」とやまむらさん。
すると「うちの代名詞でもある“なまり節”も食べてみてください」と山口さん。
釜ゆでして、ナラの木で燻した“なまり節”は、焼津市を代表する特産品で、全国の約95%の生産量を誇っています。カツオ節をつくる一番最初の行程にあたるもので“生カツオ節”や“燻製”といった感じのもので、焼津市の食卓にはよくあがるそうです。

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「焼津の地酒“磯自慢”と一緒に楽しんでみてください」とやまむらさんに勧められ“藁焼き”と“なまり節”をいただきます。
「美味しい!藁の香りを本当にしっかりと感じますしカツオが本当に新鮮。お酒とのハーモニーも最高です」と山之内さん。
「なまり節もぜひ」と山田さんに勧められます。
「生のカツオとカツオ節の良い所どりの様な感じですね。何にでも合いそう。当然お酒にも合いますね」と笑顔で焼津の恵みを楽しみました。

かつおと燻製の専門店 川直

1877年創業、かつおと燻製の専門店「川直」(かわなお)の工場直売所。なまり節やスモークサーモン、サバの燻製、燻製茶漬けなどを購入できる。
また、山之内さんも体験したカツオを丸ごと1匹使うカツオの藁焼き体験をすることもできる。
焼津さかなセンター内には、なまり節を中心に自家製水産加工品を販売するお店がある。

INFORMATION

住所 | 静岡県焼津市城之腰15
電話番号 | 054-628-2306
in YAIZU CITY

やまむらともよさん

Profile

焼津市在住のイラストレーター。自身デザインのキャラクター、かえるの「る〜くん」などのグッズや作品を制作している。

MOVIE

迫力!カツオの藁焼き体験

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03.

“さかなのまち”の宝物
赤いダイヤに酔いしれる

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つづいてやって来たのは、東名焼津IC至近の「焼津さかなセンター」。
広々とした敷地内に小売店は約70店舗。焼津の誇る3つの港で水揚げされた様々な海産物や水産加工品をはじめ、お茶、食品類を購入でき、年間180万人もの来場者数を誇る総合ショッピングセンターです。

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魚市場のような雰囲気のセンターでは、マグロ、カツオ、タイ、ヒラメ、カキ、サザエ、カニ、エビ、シラス、イクラ、海苔、干物、乾物などなど、魚介食品のオンパレード。
「すごく楽しいですし、何を買おうか迷っちゃいますね」と山之内さん。
お店の方との触れ合いや試食を楽しみながらセンター内を散策します。

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センターの活気ある雰囲気を楽しんでいると出会ったのは3人目のロコレコさんで焼津市職員の牧野 憲人さんです。「素敵!魚河岸シャツを着ていらっしゃいますね。牧野さんは焼津市の職員さんですよね?ギターを持っていらっしゃいますが?」と不思議そうな山之内さん。
「実は私、シンガーソングライターもやっていまして焼津市を歌で盛り上げる活動もしているんです」と牧野さん。歓迎の歌のプレゼントもしてくれました。

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「すずさん、先ほどの焼津さかなセンターもそうですが、焼津市でたくさんのお魚を目にしたり、召し上がっていただいたかと思います。実は私がオススメしたいのもお魚なんですが、中でも“赤いダイヤ”とも称される“ミナミマグロ”をレコしたいんです」と牧野さんに連れてきてもらったのが、大井川焼津藤枝スマートICより約4分に位置し、焼津市で創業100年を超える老舗魚卸「焼津港 丸入商店」が営む「波なれ」です。

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同店では、老舗魚卸が目利きした最高品質の“焼津ミナミマグロ”をメインとしたランチメニューが楽しめます。
また、併設のショップでは、食事で使用された魚をはじめ、味噌汁やお茶にいたるまで、ほとんどのものを購入することができます。
牧野さん一押し、不動の人気メニューをオーダーしてもらうことに。

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運ばれてきたのは「特選 天然みなみまぐろ重(税込2,400円)」。「焼津のミナミマグロは、はえ縄漁法で漁獲されるので傷が付きにくく、超低温保管で運ばれることで鮮度抜群なんです。世界中の日本料理店やシェフにも注目されているんですよ」と牧野さん。
大トロ、中トロ、赤身、中トロの炙り、ネギトロと、様々な部位を贅沢にいただける「特選 天然みなみまぐろ重」をいただく山之内さん。「まさに“赤いダイヤ”ですね。美しすぎる。お米が見えないくらいミナミマグロでいっぱい。とろけるような脂と旨味、どれを食べても最高です。身がしまってるし、臭味が全くありません」と大感動の様子でした。

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山之内さんがいただいた“焼津ミナミマグロ”は天然物。赤身はクセがなく、ねっとりと濃厚な味わい。トロは甘い脂が口の中でとろける逸品。“赤いダイヤ”とも称されています。幼魚の混獲が少なく資源保護にもやさしい、はえ縄漁法で漁獲されたミナミマグロを、船上でマイナス60度の超低温完全凍結することで、美味しく新鮮なまま全国各地へ届けられています。
焼津市のふるさと納税返礼品としても大人気の“焼津ミナミマグロ”をご自宅で召し上がってみてはいかがでしょうか?

詳しくはふるさと納税サイト「ふるラボ」から。

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焼津市が誇る“赤いダイヤ・ミナミマグロ”を堪能したおふたり。最高の時間を過ごしました。
すると「ミナミマグロパワーで、曲がおりてきました」という牧野さん。即興でミナミマグロの歌を唄ってくれました。
「ミナミマグロも歌も大満足です!楽しませていただきありがとうございました」と笑顔の山之内さんでした。

焼津港 丸入商店 波なれ

創業100年を超える老舗魚卸「焼津港 丸入商店」が営むお店。“焼津 糀焼き”3種食べ比べや、贅沢な握りやお重の“焼津ミナミマグロ”、静岡の人気姉妹店「みなみ」のまぐろ丼等のランチメニューが楽しめる。
“焼津 糀漬”などの専門店「焼津 丸入商店」、“焼津ミナミマグロ”最大級の取扱量を誇る「焼津マルイリ直売所」、“生糀ドリンク”等のテイクアウトスタンド「engawa(エンガワ)」の3つの隣接店舗も人気。

INFORMATION

住所 | 静岡県焼津市宗高1474-3
電話番号 | 054-631-4031

焼津さかなセンター

市場の雰囲気を味わいながら「見て!買って!食べ尽くす‼」をテーマに、水産物を主に卸売、直売している特販店や飲食店が約70店舗集まった商業施設。東名高速道路の焼津IC付近にあり、焼津市観光のお土産購入にも最適!
また900名収容可能な「さかな大食堂 渚」では、焼津港・小川港・大井川港直送の海産物をふんだんに取り入れた和食が味わえる。

INFORMATION

住所 | 静岡県焼津市八楠4丁目13-7
電話番号 | 0120-82-1137
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牧野 憲人さん

Profile

焼津市職員でシンガーソングライター。昨年12月に全国デビュー。静岡県静岡市駿河区出身、焼津市在住。

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極上ミナミマグロ

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04.

焼津に来たらコレ!
とっておきの“おつな”お土産

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JR焼津駅南口より徒歩12分の場所にある焼津市役所周辺を歩いていると、なにやら聞きなじみのある声で「すずさーん」と呼ぶ声が。呼んでいたのはこの旅、1人目のロコレコさん、尾原 桃さんでした。
「あれ、桃さんじゃないですか?足湯。私も失礼します」と再会を喜びます。
こちらは市役所本庁舎の北側芝生広場に設置されている足湯「ととゆ」。地下1,500mから湧出する天然温泉“焼津温泉”です。尾原さんによると“焼津温泉”は“温泉総選挙・リフレッシュ部門”5年連続全国第1位に輝いた名湯だそうです。

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足湯で癒やされた後は「焼津に来たら、ぜひ買って帰って欲しいお土産がある」とのことで、尾原さんが連れて来てくれたのは、市役所から徒歩で約3分の「TUNALABO」です。
「お土産、絶対買って帰りたい。オススメのお土産、本当に楽しみです」と意気揚々と店内に急ぎます。

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迎えてくれたのは、店主の関根 仁さんです。
「TUNALABO」は「おつな」と呼ばれる手づくりの絶品ツナの専門店。入口すぐにズラリと並んだ「おつな」の小瓶。味のバリエーションが全13種類もあるそうです。関根さんがツナ製造を始めたきっかけは都内で小料理屋を営んでいた頃、余ったマグロでオイル漬けを作ったこと。約4年、試行錯誤を重ね、大量生産では出せない味わいの“ツナ瓶”を商品化したそうです。
「最高です。ツナ大好きです」と楽しみな様子の山之内さん。

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「こちらの手づくりツナが本当に美味しいんです。だけど、これだけ種類があると、どれを選ぶか迷っちゃいますよね?仁さんお願いします!」と尾原さんが声をかけます。
すると、関根さんが13種類の「おつな」を少しずつ盛り付けたプレートを出してくれました。こちらの試食プレートは、なんと無料。しかも何度来店しても食べられるそうです。
「最高すぎます!どれも美味しくて選びきれません」と山之内さん。
“プレーン”をはじめ“ガーリック&オレガノ”、“桜えびとしらす”、“大崎上島レモン&ローズマリー”、“ポルチーニ”、“無花果&胡桃”など個性豊かな「おつな」を楽しみました。

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大満足の内に試食を終えた山之内さん。どれもとてもお好きだったようですが、厳選した7種類を購入しました。
「お土産はもちろん、贈り物としても活躍しそうですね。本当に美味しいし。家に友達を招いたときにふるまうのも良いかもしれないですね」とお土産も手に入れ、大満足の山之内さんでした。
こちら「TUNALABO」の商品はふるさと納税返礼品として大人気だそう。山之内さんもお気に入りの品をご自宅で味わってみてはいかがでしょうか。

詳しくはふるさと納税サイト「ふるラボ」から。

TUNALABO

静岡県で水揚げされた、生でも食べられる選りすぐりのビンチョウマグロを、瓶詰めのツナに加工している「TUNALABO(ツナラボ)」。駿河湾の天然海洋深層水と、利尻昆布、国産の乾燥しいたけでスープをつくり、数種類の独自ブレンドしたオイルを合わせ、手づくりしている。
商品名の「おつな」は、人と人のつな(ツナ)がりを生む、乙な(おツナ)おつまみ。

INFORMATION

住所 | 静岡県焼津市本町1-10-4
電話番号 | 054-625-8408

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“おつな”お土産

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SPECIAL旅を振り返って

Special Interview山之内 すず

海の幸と人の温かさにふれた旅
焼津の魅力をまだまだ食べつくしたい

Special Interview
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焼津市に来てみて、出会う人みなさん温かい。
焼津愛にあふれているし、みなさん穏やかな方ばかりなんですが、本当に心地よくて。
イラストレーターのやまむらさんに描いていただいたイラストも本当に嬉しかったです。

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焼津市の魅力は、海があって富士山がみえて。そんな恵みの土地で、漁師さんが大切に運んできてくれた海の幸を、みんなで大切にいただいて、その風景に誇りがあって。
そして、どこでも港の風を感じる気持ちの良い場所で旅をするのにぴったりな場所だと感じました。

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それから、海の幸が本当に美味しかったです。全部美味しかったけど、藁焼き体験ができたのは嬉しかった。
目の前で見ることはあったかもしれませんが、自分で体験できちゃうなんて感動でした。
もちろんすごく美味しかったです。

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温かく迎えてくれて、美味しいもの食べさせていただいて、焼津の魅力を教えてくれたみなさんのパワーを感じた旅でした。まだまだ食べつくしたい魅力がいっぱいありました。
本当にありがとうございました。

撮影・取材協力 焼津市