全身で感じる
幻の絶景パワー




3人目のロコレコさんに出会うために、やってきたのは八代城跡です。八代城は、八代市(旧 肥後国八代郡)にあった城で現在では本丸の石垣と内堀が残っています。「私、お城が好きなんですが、ここにお城があったんですね。空気がキリっとしていて、凛とした気持ちになりますね」と散歩を楽しみます。


こちらで出会ったのは、市役所職員の選抜メンバー5名からなる自治体発アイドル「やっちろ観光男子」のおふたり。森本 凌駕(りょうが)さんと豊田 亮太さんです。ふるさと納税情報誌での活動を中心に、まちのナビゲーターとして八代市を盛り上げています。そんなおふたりが紹介してくれるのは九州きっての絶景とのこと。


八代市の中心地から車で移動すること約90分。九州随一の秘境エリア、五家荘(ごかのしょう)へやってきました。豊田さんいわく「標高1,300~1,700メートル級の山々に囲まれた八代の秘境で平家の落ち武者が逃れて来たという伝説が残っている」のだとか。
「ここまで車で来るのも大変でしたが、来た甲斐がありますね。空気が清らかですごく美しいです」と大友さん。


「この辺り一帯は“梅の木轟公園”(うめのきとどろこうえん)と呼ばれていて、とても美しい景色なんです」と森本さん。
「絶景ですね!秘境!っていう感じがします」という大友さんに豊田さんがこたえます。「実はこの長さ116m、高さ55mの吊り橋を渡った先にある滝にお連れしたいんです。この吊り橋ができる1989年までは、地形が険しく人目に触れることが少なかったため、“幻の滝”と呼ばれていた場所なんですよ」とのこと。「幻の滝?すごく気になります!見てみたい!」と先を急ぎます。


吊り橋を渡り、遊歩道を進むこと、およそ10分。「かなり水が激しく流れているエリアにやってきましたね!」と期待が高まる大友さん。最後の階段をのぼると幻の滝が、その姿を現しました。
「こちらが落差38メートル“梅の木轟”です」と森本さん。

「本当に美しい!水圧がすごいし音もすごい!大迫力です!マイナスイオンもたっぷりで癒やされます。圧倒されました。来る道のりは車も徒歩も少し大変でしたが、それを超えてでも見たい幻の景色でした」と全身で自然のパワーを感じた大友さんでした。
梅の木轟公園

1989年に補助ロープや支柱を使用しないPC吊床版の橋としては、日本有数の長さを誇る吊り橋が架橋されたことで、山奥にあり、なかなか見られなかった幻の滝「梅の木轟」を間近に見られるようになった。10月下旬~11月中旬の紅葉の時期は特に、美しいと評判で、県内外から観光客が訪れる。
INFORMATION
住所 | 熊本県八代市泉町葉木
電話番号 | 0965-67-2111



森本 凌駕さん
豊田 亮太さん
Profile
八代市職員5名で構成されるやっちろ観光男子のメンバー。
MOVIE
秘境で体感!”幻の滝”
貴重な高級魚を
大胆かつ繊細に楽しむ
