思い出いっぱいの空間で
ずっと愛される女将の味
続いてのロコレコさんに会いにやって来たのは、「道の駅 あわじ」から車で約3分ほどの岩屋港周辺。昭和レトロな街並みやクルージングを楽しむことができる人気の観光エリアとなっています。また、2020年3月にオープンした2つのレストラン、4つのフードコート、売店からなる総合商業施設もあり、地元内外から人々が集まるスポットとなっています。
“国生み神話”に登場する“おのころ島”伝承地の1つとされている「絵島」にやってきた伊原さんが出会ったのは、2人目のロコレコさん、吉田 光祐(よしだ こうすけ)さんです。吉田さんは、1958年からのおじいさまの代から続く「寿司割烹 源平」の大将で、生まれも育ちも淡路島。
そんな淡路島を知り尽くす吉田さんがレコしてくれるのは、「時間ができると必ず行くお好み焼き屋さんで、名物のお母さんがいる」というお店とのこと。「地元の皆さんに愛されているお店なんですね!すごく楽しみです!」と伊原さん。
ノスタルジックな街並みを抜けてやってきたのは、お好み焼き店「紋六」です。同店は1940年のオープンから85年の歴史を持つ老舗中の老舗。店内は大きな鉄板のあるカウンターと4人用のテーブル席が1卓あるアットホームな雰囲気。港が近いことから、漁師さんも多く訪れるそうです。
「いらっしゃい!」と優しい笑顔で迎えてくれたのは、2代目女将の松林 陽子(まつばやし ようこ)さん。岩屋エリアみんなのお母さん的な存在とのこと。「話していても話していなくても、この空間にいるだけで、すごく落ち着くことができるんです。人生相談もたくさんさせてもらいました。私にとって特別な場所です」と吉田さん。
「たくさんの思い出が詰まったこのお店で、吉田さんのオススメをぜひいただいてみたいです!」と目を輝かせる伊原さん。「ここに来たら私は必ず食べるのが“ネギ焼”なんです。しかも食べ方にこだわりもあるんですよ!」と吉田さんが応えます。そうこうする内に淡路島岩屋産の“ネギ”と淡路牛の“すじ”がたっぷり入った「ネギ焼(すじぶた)¥660」が焼きあがりました。
「これこれ!本当に美味しいんですよ!薄い生地で食べやすいから、私たちはおやつでも食べるんですよ!ぜひ召し上がってください!」と吉田さん。「これは、かつお節とお醤油で食べてみてね」と女将さんに促され焼きたてをいただきます。
「美味しい!ネギの味が口いっぱいにひろがります!トロトロで甘味が強い!醤油もネギに合います。1枚ペロリと食べられちゃいそうです」と大満足な伊原さん。
「味変に一味をかけるのも美味しいんですよ」と吉田さんに教えていただきました。「一味がかかるとまた雰囲気が変わります。お酒もすすみそうです」と伊原さん。「私にとっての世界一のお好み焼き屋さんに案内できて良かったです」と吉田さん。
「大切な場所を教えていただいて本当にありがとうございました!私も通いたいです!」と温かい空間とソウルフードを味わい、ほっこりとした気分の伊原さんでした。
紋六
岩屋エリアで85年もの長きにわたり愛されているお好み焼き店。リーズナブルなお値段と女将の優しい人柄でおなかも心もいっぱいになると淡路島内外からファンが訪れる銘店。11時から17時までの営業で定休日は木・金曜日。淡路島のソウルフードと女将とのお話を味わいに訪れてみては!?
INFORMATION
吉田 光祐さん
Profile
1958年創業の「寿司割烹 源平」大将。自然の近くで生活できる淡路島が自慢。
MOVIE
お好み焼き
クルージング気分で味わう
絶品ブランドふぐ料理とは!?