家族や仲間と楽しみたい
フレッシュな極上スイーツ



この旅最後にやってきたのは、あたり一面のブロッコリー畑。こちらで迎えてくれたのは「百笑(ひゃくしょう)」という若手農家グループのメンバーである高須賀 政信さんと岡田 亮さんです。ブロッコリーを中心にスイートコーン、巨峰、シャインマスカット、まくわうりなどを育てているそうです。


「採れたてをゆがいてきたので、ぜひ味わってみてください」とおふたりに誘われ、茹でたてのブロッコリーをいただくことに。「甘味と旨みが濃くて歯触りも最高。すごく美味しいです」と笑顔の伊原さん。「実は、飯塚市はブロッコリーを栽培するのが、土地柄難しいんです。でも、それに負けず九州一の生産量を目指してます」と笑顔の高須賀さん。「そんな難しい状況下、こんなに美味しいブロッコリーを栽培するなんてすごいです。おふたりのパワーを感じます」と伊原さん。「そんなおふたりがレコしてくれるのは何ですか?」という伊原さんに「いま飯塚市で人気の“旬のフルーツを使った絶品スイーツ”です」と岡田さんが応えてくれます。


おふたりの案内でやって来たのは、「梅の木カフェ Ank」です。「えー!この建物がカフェになっているんですね?なんだか農家さんの納屋みたいにも見えます。全然想像がつかないです」と伊原さん。さっそく中に入ります。


おしゃれな店内で迎えてくれたのは、オーナーの梅田さんです。「実は梅田さんも農家仲間で」と高須賀さん。「実は、主人の実家がイチゴ農家で、ここは元々、作業場だったんです」と梅田さん。「では、旬のフルーツは“イチゴ”ですね?イチゴのスイーツ楽しみです!」と伊原さん。それぞれイチゴのスイーツをオーダーしました。


「ぜひ、そのスイーツを食べていただきたいのですが、2 階もちょっと見てもらいたくて」と梅田さんに連れられ、2階にやってきました。
「すごく広くて可愛い空間ですね」と喜ぶ伊原さん。「子供連れのご家族や大人数でも、ゆったりしてほしくてこういう雰囲気にしてみたんです」と梅田さん。
すると、「実はこの2階には仕掛けがあるんですよ」と岡田さんに教えてもらい、仕掛けを探すことに。


たくさん探した結果、なんと、本棚が隠し扉になっており、中にもう一部屋隠されていました。「えー!隠し扉も驚きましたが、その奥にカプセル型のベッド?ここはどういうお部屋なんですか?」と不思議そうな伊原さん。「実は、いずれ宿泊施設にしたいと思っていて、着々と準備を進めています。ゆったりと飯塚を味わっていただきたくて」と梅田さん。

2階の探索を終えたご一行。戻ってくると、オーダーした絶品イチゴスイーツが準備されていました。
伊原さんは「いちご畑ブリュレパフェ」、高須賀さんは「いちごシフォン」、岡田さんは「いちごパフェ」をいただきます。


つみたてのイチゴをふんだんに使用した「いちご畑ブリュレパフェ」をいただく伊原さん。「イチゴがとにかくフレッシュ!みずみずしいです。ブリュレの甘さとイチゴの酸味、甘味が最高です」とその味を楽しみました。「梅田さんは採れたてのイチゴをフレッシュなまま味わって欲しくてこのカフェを始めたんですよ」と岡田さん。「その思い、伝わってきます」と笑顔の伊原さん。

「とても人気なお店で今は完全予約制なんですが、なかなか予約がとれない人気店なんですよ。本当に美味しいからみんなに知ってもらいたい」と高須賀さん。「不定期になってしまうんですが、今後なるべく開店できるように頑張ります。インスタで営業日が告知されるのでフォローしてご来店いただければと思います」と梅田さん。飯塚の美味しい恵みと仲間たちの熱い絆を感じた伊原さんでした。
梅の木カフェ Ank

飯塚市でイチゴの王様と呼ばれる“あまおう”を栽培する「梅田ファーム」が運営する完全予約制のシークレットカフェ。そのイチゴを使用したスイーツを食べるには、インスタグラムでの予約が必要。すぐに予約がいっぱいになってしまうので、要チェックの注目店。



高須賀 政信さん
岡田 亮さん
Profile
「百笑(ひゃくしょう)」という若手農家グループのメンバー。ブロッコリーを主に育てている。
MOVIE
シークレットカフェで味わうスイーツ
旅を振り返って…
