どこか懐かしい
絶品郷土グルメ




大友さんが最初に訪れたのは、石岡市の歴史的財産と触れ合う事のできる施設「常陸風土記の丘」。そこにそびえたつのは、毎年3日間の期間中に50万人以上もの来場者数を誇り、関東三大祭りのひとつとも言われる「常陸國總社宮例大祭(ひたちのくにそうしゃぐうれいたいさい)」で町内を練り歩く「幌獅子(ほろじし)」の獅子頭。「こんな大きな獅子頭、初めて見ました!」と興味津々です。


高さ約14メートル、日本一の大きさを誇る獅子頭の口の中から声をかけてくれたのが、この旅最初のロコレコさん・石岡市役所に勤める鈴木 慶子さんです。この日は通称「石岡のおまつり」で着用する、はっぴ姿で迎えてくれました。鈴木さんによると「幌獅子」は、お祭りの象徴ともいえる存在。移動式の小屋に獅子頭がついた特有のもので、小屋の上から太鼓や笛の演奏が行われるという全国的にも珍しいものなんだとか。


「石岡のおまつり」をはじめ、石岡市を愛する鈴木さんがレコしてくれるのは、お祭りと同じくらい有名だという「そば」。石岡市八郷(やさと)エリアは、風味豊かなブランド品種「常陸秋そば」が主流で、全国の有名そば職人からも高い評価を得ているそうです。15軒以上の店舗がならぶ通称「そば街道」で数々の店を制覇してきたという鈴木さんが自信をもって紹介してくれるのは、「そば処 中津川」です。

店内に入ると女将・小松崎 由佳里さんが元気な笑顔で迎えてくれました。「10年以上も家族でお世話になっている」という鈴木さんは小松崎さんと仲良し。石臼挽きの常陸秋そばを使用した八郷に伝わる手打ちの田舎そばを「大友さんにもぜひ食べてもらいたい」とのこと。


中でも鈴木さんの一押しだという「つけけんちん」をいただくことに。ここ中津川では醤油味ではなく味噌味のけんちん汁に、そばをつけていただきます。「けんちん汁」にそばを入れて食べる場合は「けんちんそば」と言われ他県でも食べられますが「つけけんちん」はこの地域独特の食べ方だそうです。「初めてのいただき方です。楽しみ!」と大友さん、テンションが上がります。


「主人の同級生がつくっている東屋糀味噌店の八郷味噌で作ったけんちんで、八郷でとれた野菜やきのこも入っている」と小松崎さん。「おそばが美しいし、けんちん汁が見るからに美味しそう」と大友さん。まずは鈴木さんおすすめだという食べ方、“そば”だけを、そのままいただきます。「濃い!繊細なのに力強くて、香りもひろがってきます」。日によって茹で時間を秒単位でかえるという“そば”を楽しみました。続いて、けんちん汁につけていただきます。「野菜、きのこ、食材のうま味が八郷味噌とあいまって、とても美味しいです!初めてなのに懐かしい味もして最高です」と大満足の様子でした。
そば処 中津川

毎日手打ちする石臼挽きの常陸秋そばを使用した田舎そばは、地元のみならず観光客にも大人気。ご主人の揚げる天ぷらも評判が高く、エビ天、野菜天をはじめ、大きさに驚くほどのかき揚天など種類豊富。また、仕出しや宴会にも対応しており、八郷名物のしし鍋やもつ煮込みなどがいただけることも。



鈴木 慶子さん
Profile
生まれも育ちも石岡市。愛する地元のため日々、市役所で活躍している。
MOVIE
絶品みそ味田舎そばのお味は!?
見る!触れ合う!食べる!
初めて尽くしの体験施設
