Today’s LOCORECO trip!

日光東照宮をはじめ日本を代表する観光スポットとして有名な栃木県日光市。その日光市でも知る人ぞ知る観光スポットをロコレコ初登場の井口 綾子(いのくち あやこ)さんがめぐります。

(文/兼子雄治・写真/鈴木大喜)
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。

walking_locoreco
thumb_decor
thumb_decor
LOCORECO LOCORECO
SCROLL
目次へもどる
content_map

栃木県日光市について

人口:75,281人(2025年1月1日時点)
面積:1,449.83k㎡
豆知識:日光市は、そばの作付面積や収穫量が県内で1位。全国でも有数のそばの産地。手打ちそば店が100店舗以上あり、全国でも例を見ない店舗数を誇っている。

content_map

栃木県 / 日光市NIKKO CITY

日光市は栃木県の北西部に位置し、北は福島県、西には群馬県がある。湯西川温泉があり、古くからの文化や風習、自然が残り関東最後の秘境とも呼ばれる“栗山”エリア。鬼怒川温泉、川治温泉があり、カヌーやラフティングなどのアウトドアスポーツも盛んな“藤原”エリア。世界遺産「日光の社寺」やラムサール条約登録湿地「奥日光の湿原」など、有名な観光資源が多数ある“日光”エリア。首都圏や宇都宮からもアクセス抜群で日光市の人口の7割が住む“今市”エリア。かつて400年以上の歴史を誇る銅山として栄えた“足尾”エリアと、2006年にそれぞれ特色ある5つの市町村が合併し現在の日光市となった。県土のおよそ4分の1を占め、全国でも3番目の広さの市となり、様々な魅力に溢れている。

  • location
  • location
  • location

INTRODUCTION

img_profile
img_profile_top
img_profile_top

井口 綾子いのくち あやこ

Profile

1997年生。神奈川県出身。青山学院大在学中に「ミス青山コンテスト2017」に出場し準グランプリに選出。以降、タレントとしてバラエティやグラビア、ドラマとマルチに活躍。現在は父親が経営する首都圏21店舗を有する美容院「EXCEL」の会社運営に加わる。芸能活動と会社経営の二刀流で活動の幅を広げている。

01.

今年は特に良い⁉
隠れパワースポット

LOCORECO
wakayama wakayama
fuji
fuji

井口さんが日光市で最初にやって来たのは「日光東照宮」です。「日光東照宮」は日本全国の東照宮の総本社的存在で隣接する「輪王寺(りんのうじ)」と「日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)」を含めた二社一寺は「日光の社寺」としてユネスコ世界文化遺産に登録されている由緒正しき神社です。「学生の頃に来た以来、10年ぶりくらいに来ました。初めてのロコレコ、どんな人やどんな場所に出会えるのか楽しみです」

fuji
fuji

日本屈指の観光名所として国内外から人気が高く、国宝や重要文化財に指定された、多くの豪華絢爛な社殿群が訪れた観光客を魅了する「日光東照宮」。日本の伝統的な技術や芸術性の高さを示した建築美が魅力のひとつ。観光スポットとして有名な「五重塔」や「眠り猫」「三猿」「陽明門」などをはじめ、華やかな装飾が施された建物、数多くの彫刻作品があちこちに飾られています。

fuji
fuji

江戸時代初期の名彫刻家である左甚五郎(ひだりじんごろう)作と言われる「悪いことを見てはいけない、言ってはいけない、聞いてはいけない」という教えで有名な「三猿」を見ていると声をかけてくれたのが、最初のロコレコさん、春日 武之さんです。生まれも育ちも日光市の春日さんは、江戸時代から続くといわれる「堂者引き(どうじゃびき)」という二社一寺をはじめとする現地観光ガイドさんです。

fuji

そんな日光東照宮を知り尽くす春日さんが、パワースポットが好きだという井口さんに東照宮随一のスポットを早速教えてくれました。「境内の石畳のある1枚の上に立ち「陽明門」の方へ向くと、石段前に立つ「唐銅鳥居(二の鳥居)」の中に「陽明門」がすっぽりとおさまる場所があり、そこが特に御利益がある」そうです。「すごい!本当にきれいに見ることができますね!」と驚く井口さんでしたが、さらにとっておきの場所に連れて行っていただく事に。

fuji

日光の社寺のことならなんでも知っている春日さんが今回レコしてくれるのは、普段、ガイドでも案内することがない「日光はじまりの地」といわれる隠れパワースポットなんだとか。「“東照宮”から少し離れた場所にあるんですね?」と不思議そうな井口さん。「今から行く場所は、今年は特に良いスポットかと思います」と春日さん。その言葉に期待が高まります。

fuji
fuji

春日さんに案内されやって来たのは、四本龍寺(しほんりゅうじ)です。「ここが日光の“はじまり”なんですか?」と井口さん。「766年に勝道上人(しょうどうしょうにん)というお坊様が、日光の開拓に来られました。そこで最初に作ったお寺がこちらなんです。東側に青龍、南側に朱雀、西側に白虎、北側に玄武という4人の神様がいます。それらを表す東側が川、南側が水のほとり、西側に街道、北側は山、その中心が四神相応(しじんそうおう)と言って、最もパワーの集まる場所で、その地に建てられたのが、この四本龍寺です」と春日さん。

fuji

「先ほど、この場所が今年特に良いとおっしゃっていたのですが、それはどうしてなんですか?」と井口さん。「実は勝道上人がこの地に向かって来る時に大きな川に道をはばまれました。そこに蛇の守護神が現れて、勝道上人を救い、この地へと誘ったそうです。勝道上人は蛇にまつわる力でここ日光に来られたと言われているんです」と春日さん。「なるほど、今年は巳年ですね!蛇にまつわる力で日光にたどり着いた勝道上人。そしてこちらは、その勝道上人が初めて作ったお寺。日光の“はじまり”で中心の地。すごくパワーがいただけそうです!」と笑顔の井口さんでした。

日光山輪王寺 四本龍寺
(にっこうさんりんのうじしほんりゅうじ)

四本龍寺は766年、日光山を開山した勝道上人によって創建された日光山で最初の寺院。「観音堂」は四本龍寺の本堂で、現在の建物は807年、下野国司「橘利遠」が建立したもので、千手観音が本尊として祀られている。4間四方(約8メートル)で、二社一寺の建造物の中では数少ない素木造りとなっている。三重塔は1241年に建てられ、一度焼けて失われたが、1713年再び建てられた。

INFORMATION

住所 | 栃木県日光市山内2300
電話番号 | 0288-54-0531
in NIKKO CITY

春日 武之さん

Profile

日光殿堂案内協同組合・理事長。生まれも育ちも日光市。「日光の社寺」専門の案内人。

MOVIE

日光はじまりの地のパワースポット

LOCORECO
02.

電車で訪れる隠れ里
心うばわれる絶景へ

LOCORECO
wakayama wakayama
fuji

続いてのロコレコさんに会いにやってきたのは、男鹿川と鬼怒川の2つの河川が合流する渓谷にたたずむ川治温泉郷(かわじおんせんきょう)。江戸時代の開湯から会津西街道を利用する旅人や、地域の人々に古くから親しまれてきた温泉郷です。景勝地「龍王峡(りゅうおうきょう)」へ続く遊歩道も整備されており、散策やハイキングが人気です。

fuji
fuji

こちらで出会ったロコレコさんは、足湯に浸かっている船曳 大輔さん。川治温泉エリアを盛り上げるグループの副会長として地域密着のイベントなどを行っています。船曳さんによると「川のほとりに源泉小屋があるんですが、川治には4つの源泉がありますので湯量が豊富で、こういった足湯施設が、いくつかあるんですよ」とのこと。「あまり足湯って入る機会がないんですが、私も体験させてください」と井口さん。

fuji

「川治の温泉の効能としては、昔から“怪我の川治”と呼ばれていて、疲労回復や、怪我をした時に良いとされています」と船曳さん。「だから“川治”って“治る”っていう字が入っているんですか?」と井口さん。「あ!そうなのかも知れない!」と笑う船曳さん。話がはずんだところで、生まれも育ちも川治っ子の船曳さんにレコしてもらう場所へ移動します。

fuji
fuji

「温泉ももちろんですが、自然を楽しんでほしい。それを楽しめる乗り物に乗りましょう!」と船曳さんに連れてきてもらったのは、野岩鉄道会津鬼怒川線川治温泉駅(やがんてつどうあいづきぬがわせんかわじおんせんえき)です。「駅ですね!自然を楽しめる乗り物って電車なんですね!」と井口さん。「野岩鉄道と言って、日光市と福島県をつないでいます。小さい頃から使っていましたが、今でもたまに乗るんですよ。春夏秋冬美しい景色が楽しめます」と船曳さん。

fuji
fuji

「色々な席のタイプがあって“畳座席”や“掘りごたつ席”があるんですよ。今回はたまたま、お座敷列車に乗れたのはラッキーでしたね。日程が決まっていて予約することで乗ることができる人気の車両なんですよ。日本酒を飲みながら電車に乗るイベントなどもやっていて本当に楽しい電車なんです。車窓からの絶景も見てください。ここから川治が一望できるのを紹介したかったんです」という船曳さん。

fuji
fuji

湯西川温泉駅(ゆにしがわおんせんえき)に到着しました。「トンネルの中に駅があるんですか?」と驚く井口さんに船曳さんが応えます。「湯西川は山に囲まれているので、地下20メートルくらいの位置に駅をつくったんです」とのこと。「空間がアトラクションみたいでワクワクします!すごく新鮮な気分です。こんな場所があるなんて知らなかった!」とその雰囲気を楽しみました。

fuji
fuji

「もう1か所、絶景ポイントに案内したい」という船曳さんに連れられ、湯西川温泉駅から少し歩きます。「もしかして、あの陸橋がさっき電車で乗って来た所ですか?」と井口さん。「そうなんです!国道と陸橋が並行している場所ってなかなかないですよね。電車から見る景色も良いですが、こちらからもまた最高なんです」と船曳さん。しばらくすると電車が走ってきました。その景色を存分に堪能するおふたり。

fuji

「この水の透き通るような美しさと山々と青空と、そこに素敵な電車が通って行って。なんだか心が洗われる様な一瞬でした。すごくパワーをいただけた様に感じます。電車の音も聞こえてきて、とても心に残る景色でした」と日光市が誇る隠れ里の絶景を楽しんだのでした。

湯西川温泉駅(ゆにしがわおんせんえき)

野岩鉄道会津鬼怒川線の駅。湯西川温泉へ路線バスで約30分の位置に所在する。全国でも珍しい山岳トンネル内にホームがある駅。駅前には五十里湖(いかりこ)が広がっている。

INFORMATION

住所 | 栃木県日光市西川481-1
in NIKKO CITY

船曳 大輔さん

Profile

川治温泉地域活性化副会長。川治温泉を盛り上げるため、地域密着でイベントなどを開催している。

MOVIE

自然を楽しめる乗り物で日光の隠れ里へ

LOCORECO
03.

アレもコレも全部!
全ての願いが叶う場所

LOCORECO
wakayama wakayama
fuji

続いて井口さんが、やって来たのは湯西川温泉エリア。湯西川温泉は、日光国立公園内にあり、湯西川の渓谷沿いに旅館や民家が立ち並ぶ温泉地です。「なんだか、風情があるというか、落ち着く感じがします」と散策を楽しみます。

fuji
fuji

そんな湯西川エリアでの次なるロコレコさんとの待ち合わせは「平家の里」。湯西川温泉エリアは、源平合戦に敗れた平家の落人(おちゅうど)によって集落が築かれたといわれており、こちらは、その暮らしぶりが再現された施設。出会ったのは木藤 利栄子さん。「Kitrip Nikko(キトリップニッコウ)」という日光市の隠れた魅力をいかしたツアーを行う旅行会社の代表です。

fuji
fuji

旅行会社を運営するかたわらワーケーションを推進している木藤さん。そのワーケーションにもうってつけの場所をレコしてくれるという事で、移動します。ワーケーションとは「ワーク」と「バケーション」を掛け合わせた造語で、その名のとおり、会社のオフィスなどを離れ、旅行先・帰省先・リフレッシュ地などで余暇を楽しみながら、仕事をする。という働き方。「とても素晴らしい場所で、地元の方も観光の方もそこだけで全て満足できると思います」とのこと。期待が高まります。道中で、かまくらを見つけた井口さん。「もしかしてレコしてくれるのは、かまくらですか?」と質問します。「かまくらももちろん、推しなんですが、もう少し先です」と木藤さんが笑顔で応えてくれます。

fuji
fuji

「こちらが私が紹介したい、みんなが大満足できる場所です」と案内されたのが「亀の井ホテル 日光湯西川」です。「すごくオシャレで綺麗なホテルですね!ここが最高の場所なんですね。楽しみです!」と井口さん。早速、ホテルへ入っていきます。

fuji
fuji

「すごい!オシャレで落ち着く雰囲気。外の雪景色も見られるし最高ですね!」とテンションが上がる井口さん。「そうなんです。このラウンジ素敵ですよね。私がこちらのホテルが大好きな理由のひとつめが、こちらなんです。仕事ももちろんですが、読書をしたり、のんびりしているだけでも心地良いですよね。ソファーや暖炉、ボードゲームなんかも置いてあるので、ここだけでもホテルの滞在が満喫できちゃいます。もちろん、近くを散策するのもオススメ。誰にも邪魔されない非日常的な環境が最高ですよね」と木藤さん。

fuji
fuji

なにやらラウンジの横に気になる場所を見つけた井口さん。「わ!こちらも楽しそうですね。ソフトドリンクやお酒、食べ物が置いてありますけど、店員さんがいる様な雰囲気ではないですよね?」と木藤さんに質問します。「ここもオススメのポイントで、私も大注目しているんですが、昨年末から新しく“オールインクルーシブ”という制度をはじめられたんです。宿泊料金を払えば、食事もラウンジもアクティビティもすべて楽しめるんです」とのこと。「最高ですね!ホテル内で全て楽しめちゃうんだ!お酒飲みきれるかしら?」と目を輝かせる井口さん。

fuji
fuji

ちなみにロビーラウンジ以外にも、楽しみ方はいっぱいで、卓球やダーツ、バドミントン。雪遊び道具や電動サイクルの貸し出しなどがあります。「ここへ来たら寝られないですね」と、興味津々の井口さんです。

fuji
fuji

しばし、ロビーラウンジの暖炉で談笑したおふたり。すると木藤さんから「では、夕食前に気分をあげていただきたいので、浴衣を着てみませんか?」と提案が。「すごい!たくさん種類がある。この中から選べるなんて嬉しいです。浴衣って、お宿で決まっている事が多いので、自分の色が出せて楽しい!」と井口さん。

fuji

浴衣に着替えた井口さん。「たくさん種類があって選ぶのに迷っちゃいました。なんだか、お祭りにも着ていけそうなくらい可愛くてテンションが上がります。嬉しいサービスですよね」と楽しそうな様子。

fuji
fuji

浴衣に着替え、夕食会場へ。「すごい!良い香りがします!囲炉裏?」と井口さん。「湯西川は、囲炉裏料理が郷土料理として有名なんです。こちらでは“ごちそう里山料理”30種以上と、アルコール飲み放題を楽しむことができるんですよ」と木藤さん。「こんな目の前で焼いてくれるんですか?鹿鍋も珍しい!これがビュッフェになっているなんて贅沢すぎる。しかも地域の特色がしっかり出ているお食事が楽しめるなんて嬉しすぎます」と井口さん。

fuji
fuji

たくさんのお料理の中から、木藤さんオススメ、きのこたっぷり「鹿鍋」や「日光たまり漬け」など、たくさんの里山料理を選びました。また、各テーブルに囲炉裏が設置されており、選んだ串料理を冷ますことなくいただけるという事で、日光郷土料理の「ばんだい餅」秘伝のタレを使用した「博多地鶏」「日光湯波焼き」「岩魚の塩焼き」を囲炉裏にさして準備万端です。

fuji
fuji

飲み放題のアルコールを準備して木藤さんと乾杯です。ごちそう里山料理を存分に楽しみました。「これだけ食事も飲み物も豊富にあって、しかもアクティビティや温泉も楽しめるとなると1日あっという間ですよね」と井口さん。「本当に魅力がいっぱいで色々な楽しみ方ができると思います」と木藤さん。最高の時間を過ごしたのでした。

fuji
fuji

ちなみに、夕食後に小腹が空いてきた方には、21時から22時30分限定で、メニューが月替わりの「夜鳴き担々麺」をいただく事もできます。今回、井口さんがいただいたのは特製ラー油が決め手の「四川担々麺」。「この時間に麺類って食べたくなるんですよね。お酒もいただいて大満足なのに遅い時間のケアまでしてくれるなんて嬉しすぎます。何日でもいられる気がします」と大満足の井口さんでした。

亀の井ホテル 日光湯西川 オールインクルーシブホテル

宿泊費に夕・朝食と、アルコールも含んだ種類豊富なドリンク、おやつ、おつまみ、アクティビティ、色浴衣の貸し出しなど、滞在中の利用料金がすべて含まれる“オールインクルーシブホテル”。また湯西川温泉は美肌の湯として知られており、ホテル専用の源泉から引いたかけ流しの大浴場も人気。

INFORMATION

住所 | 栃木県日光市湯西川1033
電話番号 | 0288-98-0016
in NIKKO CITY

木藤 利栄子さん

Profile

「Kitrip Nikko(キトリップニッコウ)」という旅行会社の代表。日光市の隠れた魅力をいかしたツアーを行う。

亀の井ホテル 日光湯西川 オールインクルーシブホテル 
よりプレゼント! 3組6名様に!

「亀の井ホテル 日光湯西川 オールインクルーシブホテル 」より本記事をご覧の方から、1泊2食(夕食・朝食)付きペア宿泊券を3組様にプレゼント!心も体も存分に楽しめる充実したホテルステイを体験してみては、いかがでしょうか。
ぜひご応募ください!

応募詳細は下記URLをクリック‼
ご利用期限は2025年7月18日(金)まで
*2025年4月26日(土)~5月5日(月)はご利用日対象外とさせて頂きます。

https://tsplus.asahi.co.jp/articles/other/79148/

MOVIE

アレもコレも!楽しさがたくさん詰まった場所

LOCORECO
04.

冬の日光でみたい
光と雪の幻想的風景

LOCORECO
wakayama wakayama
fuji
fuji

この旅最後のロコレコさんに会いにやって来たのは「亀の井ホテル 日光湯西川」からもほど近い場所。こちらで出会ったのは、小松 乙女さんです。「え!乙女さんっていうお名前なんですか?すごく可愛いし素敵!おいくつなんですか?」とすぐに打ち解けます。年齢も近くお互いを“おとめちゃん”“あやちゃん”と呼び合うことに。

fuji

「ところで、おとめちゃんがレコしてくれるのは、なんですか?」と井口さん。「あやちゃん、平家の里には行きましたよね?実は、この時期の夜に行くと、昼とはちがった幻想的な雰囲気が楽しめるんですよ」とのこと。「平家の里、行きました。すごく楽しみです。行きましょう!」と「平家の里」へ移動します。

fuji
fuji

日も暮れて「平家の里」に到着しました。「この時期、夜はライトアップされていて、すごく綺麗なんですよ」と小松さん。「そうなんですね。お昼に見た時は。過去へタイムトラベルした様な場所だったので、そこがライトアップされているなんて、どんな風になっているのか楽しみです!」と井口さん。

fuji
fuji

「わ!すごくきれい!雪とライトアップって、実はあまり見たことがないかもしれません。クリスマスシーズンのイルミネーションはありますけど、雪が積もっている状態で見るのは、すごく新鮮だし、とても美しいです」と感動の井口さん。「確かにそうかもしれないですね。雪があるからこその風景だと思います。でも、もう少し先に進むとメインがあるんですよ」と小松さん。

fuji
fuji

「あ!かまくらがライトアップされてる。すごく綺麗!もしかして、メインって?」という井口さんに小松さんが応えてくれます。「そうです。かまくらもライトアップされるんですよ。この時期になると1ヵ月間ほど“かまくら祭り”が開催されます。ここ平家の里と河川敷で約300以上の小さい“かまくら”が並ぶんです。日本夜景遺産にも認定されているんですよ」とのこと。

fuji

「今、かまくら祭りの準備中で“ミニかまくら”を作らせてもらう事ができるので、一緒に作りましょう」と小松さんに誘われ、かまくらを作りました。「すごく綺麗!なんだか、かわいらしくって愛着がわきますね!」と完成を喜ぶ井口さん。「あやちゃんに“ミニかまくら”作ってもらえて嬉しいです。一緒に作れて楽しかったです」と小松さん。「少しだけですが“かまくら祭り”に関われた気がして、素敵な経験をさせていただきました」と笑顔で旅を締めくくったのでした。

※今回特別に体験させてもらった“ミニかまくらの制作”は普段行う事はできません。

平家の里

市立の観光文化施設。平家の落人によって集落が築かれたといわれ、独特の風習を継承する湯西川地区。その生活の一端を伝える施設であり、各種催事・祭事の会場としても利用される。毎年1月下旬から3月上旬に開催される祭事「湯西川温泉かまくら祭り」の主会場としても知られている。

INFORMATION

住所 | 栃木県日光市湯西川温泉1042
電話番号 | 0288-98-0126
in NIKKO CITY

小松 乙女さん

Profile

日光市観光協会所属。ロゴデザイナー、web デザイナーとして活動している。

MOVIE

光に包まれた幻想的な雪景色

LOCORECO
05.

旅を振り返って…

LOCORECO
wakayama wakayama
fuji
fuji

日光市で出会った皆さんは良い方なのは、もちろんなんですけど、すごく話しやすくて日光を愛しているんだなと感じました。熱を持って地域や場所をレコしてくださって。私も深い所まで日光を知れた気がして嬉しかったです。

fuji

里山料理をいただきましたが、特に印象に残ったのは囲炉裏で焼いた串でした。なかでも湯波の田楽焼きは、今まで食べた湯波とは別物で、すごく美味しい食べ方で新発見でした。

fuji
fuji

初めてのロコレコで少し緊張しましたが、心から楽しめました。日光って今までに2度ほど来た事があるんですが、知らなかった日光の魅力を知ることができました。それもこれもロコレコさんはじめ出会ってくださった皆さんのおかげです。

fuji

魅力たくさんの日光。私が訪れたことで日光以外の皆さんにも伝えられていたら良いなと思っています。また、プライベートでも遊びに来させてください。日光市で出会った皆さん、本当にありがとうございました。