冬の日光でみたい
光と雪の幻想的風景




この旅最後のロコレコさんに会いにやって来たのは「亀の井ホテル 日光湯西川」からもほど近い場所。こちらで出会ったのは、小松 乙女さんです。「え!乙女さんっていうお名前なんですか?すごく可愛いし素敵!おいくつなんですか?」とすぐに打ち解けます。年齢も近くお互いを“おとめちゃん”“あやちゃん”と呼び合うことに。

「ところで、おとめちゃんがレコしてくれるのは、なんですか?」と井口さん。「あやちゃん、平家の里には行きましたよね?実は、この時期の夜に行くと、昼とはちがった幻想的な雰囲気が楽しめるんですよ」とのこと。「平家の里、行きました。すごく楽しみです。行きましょう!」と「平家の里」へ移動します。


日も暮れて「平家の里」に到着しました。「この時期、夜はライトアップされていて、すごく綺麗なんですよ」と小松さん。「そうなんですね。お昼に見た時は。過去へタイムトラベルした様な場所だったので、そこがライトアップされているなんて、どんな風になっているのか楽しみです!」と井口さん。


「わ!すごくきれい!雪とライトアップって、実はあまり見たことがないかもしれません。クリスマスシーズンのイルミネーションはありますけど、雪が積もっている状態で見るのは、すごく新鮮だし、とても美しいです」と感動の井口さん。「確かにそうかもしれないですね。雪があるからこその風景だと思います。でも、もう少し先に進むとメインがあるんですよ」と小松さん。


「あ!かまくらがライトアップされてる。すごく綺麗!もしかして、メインって?」という井口さんに小松さんが応えてくれます。「そうです。かまくらもライトアップされるんですよ。この時期になると1ヵ月間ほど“かまくら祭り”が開催されます。ここ平家の里と河川敷で約300以上の小さい“かまくら”が並ぶんです。日本夜景遺産にも認定されているんですよ」とのこと。

「今、かまくら祭りの準備中で“ミニかまくら”を作らせてもらう事ができるので、一緒に作りましょう」と小松さんに誘われ、かまくらを作りました。「すごく綺麗!なんだか、かわいらしくって愛着がわきますね!」と完成を喜ぶ井口さん。「あやちゃんに“ミニかまくら”作ってもらえて嬉しいです。一緒に作れて楽しかったです」と小松さん。「少しだけですが“かまくら祭り”に関われた気がして、素敵な経験をさせていただきました」と笑顔で旅を締めくくったのでした。
※今回特別に体験させてもらった“ミニかまくらの制作”は普段行う事はできません。
平家の里

市立の観光文化施設。平家の落人によって集落が築かれたといわれ、独特の風習を継承する湯西川地区。その生活の一端を伝える施設であり、各種催事・祭事の会場としても利用される。毎年1月下旬から3月上旬に開催される祭事「湯西川温泉かまくら祭り」の主会場としても知られている。



小松 乙女さん
Profile
日光市観光協会所属。ロゴデザイナー、web デザイナーとして活動している。
MOVIE
光に包まれた幻想的な雪景色
旅を振り返って…
