こだわり×こだわり
究極のハーモニーとは⁉


地域の約50パーセントを占める山林と、そこから流れる遠賀川の本流、その支流河川によって豊かな自然が育まれる飯塚市は古くは“炭鉱のまち”として発展しました。その飯塚市のシンボルと言われる“ボタ山”を見にやってきた伊原さん。美しい風景の中、散歩を楽しみます。


こちらで出会ったロコレコさんは、石川 高信さん。石川さんによると“ボタ山”とは、炭鉱で採掘した際に発生する使わない石を積み上げた人工の山の事で、こちらから見える忠隈のボタ山は、日本最大級の規模で、その形の美しさから別名「筑豊富士」とも呼ばれ地域のシンボルとなっているそうです。


石川さんは、創業から35年、飯塚市民に愛される「オアシス珈琲」の社長で、「きれいなコーヒー」というコーヒーの販売会社を営まれています。原料の生豆を独自の技術で、“洗浄”してから焙煎することで、えぐみがないコーヒーを提供しています。「ということは、レコしてくださるのは、その“きれいなコーヒー”ですか?」という伊原さんに「コーヒーもオススメなんですが、コーヒーとの相性バッチリ“こだわり抜いたスイーツ”をレコしようと思います」と石川さんが応えてくれます。

石川さんの案内でやってきたのは「カカオ研究所」です。「こちらはチョコレートの専門店なんです。
こだわりのチョコレートをレコしますね」と石川さんに誘われ、早速店内へ入っていきます。「こだわりのスイーツはチョコレートなんですね!楽しみです!」と伊原さん。


「カカオ研究所」は、カカオ豆の焙煎からチョコレートになるまでの全工程を行う「bean to bar(ビーントゥバー)」にこだわっているお店で、ガラス越しでその製作工程を見学することもできるんです。店内は、製作工程ごとに3部屋に分かれたスペース、販売スペース、イートインスペースに分かれています。


こちらで迎えてくれたのは「カカオ研究所」の顧問・中野 富美子さん。SNSでも話題になっているというチョコレートが流れる蛇口を紹介してくれました。「ミルクチョコ、ホワイトチョコ、抹茶チョコの 3 色が流れているんですが、まずはちょっと飲んでみますか?」と中野さんに誘われ味見をしてみることに。「これは美味しすぎる!優しい味ですが、しっかりと濃厚なチョコレートの強さも残っています!」と目を輝かせます。


奥のカフェスペースに移動して、さらにチョコをいただくことに。まず最初にいただいたのが、同店を代表する「ベトナム80%」と呼ばれるチョコレート。「甘すぎず、ビターなんだけど、フルーティです。すっきりしています」と伊原さん。なんでも「カカオ研究所」は、ベトナム産のカカオ豆にこだわっており、その美味しさにほれ込み、同店をスタートさせたそうです。次にいただいたのは、山椒のチョコと有明海苔のチョコです。中野さんによるとこちらの2品もユニークながら非常に人気で、いずれも世界的なチョコレートの祭典で高評価を受けているそうです。

すると、「六花さん、ぜひ、うちのコーヒーと合わせてみてください」と石川さんがコーヒーを持ってきてくれました。「石川さんの“きれいなコーヒー”いただきたかったんです。香りがすごく良くて、透き通った味わいです。チョコとの相性も最高です!」とコダワリのハーモニーを味わった伊原さんでした。
ちなみに、こちらのチョコとコーヒーは、どちらも飯塚市のふるさと納税返礼品として大人気だそうです。ご自宅でその美味しさを味わってみてはいかがでしょうか。
詳しくはふるさと納税サイト「ふるラボ」から。
オアシス珈琲 イオン穂波店

カカオ研究所




石川 高信さん
Profile
オアシス珈琲代表取締役。コダワリの“きれいなコーヒー”だけにとどまらず常に新しい商品を開発している。
MOVIE
こだわりのクラフトチョコレートとの出会い
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鎌倉時代からの伝統
