これぞ青春の味!
水俣市民のソウルフード




2人目のロコレコさんに会いにきたのは、水俣市の海沿い、湯の児(ゆのこ)地区の丘の上にある“福田農場”です。甘夏やミカンを中心とした観光農園をはじめ、地元の食材を生かした農園レストラン、農産物の加工食品・クラフトビールの販売を行う直売所などがあるレジャー施設です。この時期は河津桜も咲き誇り美しい自然も楽しめます。出会ったのは、こちら“福田農場”で働く島屋 美保さんです。


生まれも育ちも水俣市の島屋さんがレコしてくれるのは「子供の頃から大好きで学校の売店でも売っていた絶品のパンで、水俣では知らない人はいないソウルフード」とのこと。期待を胸にやって来たのは“博多製菓”です。


店内に入ると迎えてくれたのは店主の貝賀 克彦さん。「ここに水俣の皆さんに愛されているパンがあるって聞いてきました」という矢吹さんに「1972年の創業から現在まで、老若男女に愛されているパンを作っています。」と貝賀さんが応えます。
「実は、2023年に創業者が体調を崩されまして、1度閉店したんですよ。だけど、私ももちろんですが、ソウルフードであるパンの味を守ってほしい!という水俣市民の思いを受けて、未経験だった貝賀さんが、わずか半年間ですべてのメニューを復活させてくれたんです!」と目を輝かせる島屋さん。


「そうだったんですね!こちらを復活させて引き継いでいるなんて、すごく格好良いです。店内もなんだか懐かしい雰囲気で落ち着きます。ソウルフード是非教えてほしいです!」と矢吹さん。
「博多製菓さんといえば、これです!ツナサラダパン!これが青春の味です」と島屋さん。
「わあ!みんな絶対好きですね!見てるだけで食欲をそそられます。早く食べたい」ということで、パンを購入し島屋さん思い出の場所でいただくことになりました。

思い出の場所として案内されたのは“恋路島を臨む親水公園”です。
こちらの公園は恋人の聖地に認定された場所。
若き武将とその妻の美しい恋の物語が残る恋路島と美しい海を臨むことができる憩いの場です。
「学生の頃、友達とよく来て、何をするでもなく時間を過ごしていた癒やしの場所なんです」と島屋さん。


そんな島屋さん思い出の場所で青春の味をいただくことに。まずは“ツナサラダパン”(150円)。
「これです!これがいつも食べてた味なんです!シンプルでお家でも作れそうに思うんですが、この味は出せないんですよ」と島屋さん。「たまねぎもシャキシャキしてて、ハムもいっぱい入ってる。これは学生さんみんな好きな味ですよね。具材が見た目よりたっぷりのってて贅沢です。たくさん食べちゃう」と矢吹さん。


続いては、矢吹さんがお店で気になっていたパン“くるみチョコレートクリームパン”(180円)。
「くるみもたくさん入ってるし、チョコレートクリームが、ふわふわで最高の組み合わせです。チョコチップも入ってます。美味しすぎます」と笑顔の矢吹さん。こちらもお気に入りの様でした。

青春の味を島屋さんと楽しんだ矢吹さん。
「こんな素敵な景色の中、ゆったりと落ち着いて美味しいパンを食べられて幸せです。きっと放課後に来たら夕陽が出ていたり、それもまた素敵なんだろうなと思いました」と思いを馳せたのでした。
博多製菓

どこか懐かしいロゴやデザインのパッケージがならぶ地元民に人気のパン店。創業者が1972年2月に開店。体調不良のため2023年2月に閉店したが、閉店を聞いた地元の方々の声を受け貝賀さんが引き継ぐことに。パン作りは未経験だったが創業者の指導を受け、約30種類のメニューすべてとともに2023年8月に復活させた。
INFORMATION
住所 | 熊本県水俣市洗切町1-13
電話 | 0966-62-1522



島屋 美保さん
Profile
水俣生まれ水俣育ち。福田農場でイベント企画、広報の業務に携わっている。
MOVIE
青春が詰まった思い出の味!
和モダン空間で味わう
贅沢な時と至高の料理!
