01.

自分で作るアジフライ
釣って、さばいて、味わって

LOCORECO
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長崎県の北部に位置する松浦市は、福島町、鷹島町、青島、黒島、飛島などの島も含めた美しい海に面した街です。そんな松浦市で矢吹さんが最初のロコレコさんに会いに訪れたのは北松浦半島の北部に位置する「御厨港(みくりやこう)」です。

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港の景色を楽しんでいると船の方から「おーい!矢吹さーん!こんにちはー!」と呼ぶ声が。
船から颯爽と登場したのが、この旅1人目のロコレコ、松尾 文博さん。松尾さんは元漁師で、現在は海上タクシーなどを運行している生粋の船乗りです。

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船に乗っての登場に驚いていると、「松浦はアジフライの聖地と呼ばれています。まずは、そのアジフライを味わっていただきたいと思います」と松尾さん。
「それではオススメのお店に行くんですね?」という矢吹さんに「自分で釣って、さばいて、料理して召し上がっていただきたいので船に乗ってアジを釣りましょう!」と応える松尾さん。
驚く矢吹さんですが、ライフジャケットを着て早速の出発です。

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船に乗ってアジ釣りのポイントに向かいます。
アジ釣りは初めてだという矢吹さんに「小さ目のものはアジフライに、大きめのものは刺身用に両方釣れる様に頑張りましょう!」と松尾さんが声をかけてくれます。
「色々なサイズのアジが、たくさん釣れる様に頑張ります!」と気合いが入る矢吹さん。

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船はアジ釣りのポイントに到着。こちらでは漁師歴約50年の山下 與範(くみのり)さんに教えてもらいながら、松尾さんとの釣り対決をすることになりました。
松尾さんと山下さんは、自然体験型観光プログラム「ほんなもん体験」のインストラクターもされているので、教え方は天下一品です。

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山下さんの指導により矢吹さんもアジを釣りました!
「やりましたー!楽しいです!」と矢吹さん。「ゲームみたいに速くリールを巻いてしまうんですが、実際は駆け引きが必要なんですね!」と笑顔で釣りを楽しみます!

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3人の今回の釣果は真アジと青アジ合わせて10匹。矢吹さんは、一番大きい真アジ1匹と青アジ2匹を釣りました。
狙っていた真アジは矢吹さんチームが矢吹さん1匹、山下さん1匹の2匹。松尾さんも2匹釣り、釣り対決の勝負は2対2の引き分けとなりました。
ちなみに真アジは体高が高く平たい体型、青アジは体高が低く丸みを帯びた体型で、一般的には真アジの方が食味が良いとされているそうです。

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釣りあげたアジでアジフライを作るため、青島に到着しました。
こちらの青島は松尾さんが生まれ育った場所なんだそうです。「ここで最高のアジフライを作って食べましょう!」と松尾さんに誘われ海をバックにお料理スタートです!

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松尾さんと山下さんのレクチャーのもと、楽しみにしていたという調理をしていきます。
今回は“ひらき”の形ではなく、3枚におろしていきます。
「初めてとは思えないくらい上手」と山下さんが驚くほどスムースにさばく矢吹さん。

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「じゃーん!3枚おろしできましたー!」と笑顔の矢吹さん。
「本当に上手ですね。すごく器用だし美しく切れていますね」と松尾さんも笑顔です。

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調理は最終工程に。衣をつけて揚げていきます。
「自分で釣った魚を自分でさばいて、自分で調理して食べるなんて素敵ですね!」と矢吹さん。
「すごく美味しいですよ!実はなかなかできない体験ですよね」と松尾さん。
楽しく会話をしている間にアジフライが、どんどん完成していきます。

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「美味しそうにできましたー!」と喜ぶ矢吹さん。
早速いただきます。「まずは、何もつけずそのままで食べてみます。美味しい!身の厚さが普段と違います。フワフワしてる!」と矢吹さん。

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「自分で釣ったアジをすぐに食べられるなんて、なかなかできない体験でした!しかもこんな大自然の中、海風を感じて贅沢で楽しくて貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!」と矢吹さん。
アジフライを五感で味わったのでした。

in MATSUURA CITY

松尾 文博さん

Profile

船乗り。観光遊覧船、島の小中学校への給食を配達する給食船など、毎日船に乗っている。

MOVIE

“アジフライの聖地”で釣れたてを!

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02.LET’STRAVEL

松浦の魅力いっぱい!
絶景バーベキューに大満足

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