オトナの隠れ家で楽しむ
みんなのアジフライ
続いてのロコレコさんに会いにやって来たのは、星鹿町(ほしかちょう)にある姫神社です。
「海の近くでとても気持ちが良くて、すごく空気が澄んでいる感じがしますね」と境内を散歩する矢吹さん。
「矢吹さん、こんにちは!」と声をかけてくれたのは、松浦市役所文化観光課に勤める福守 真由さんです。
「ここ姫神社の境内の中にある境内社(けいだいしゃ)が奥にもあるので、そちらもお参りしてみませんか?」と福守さんに誘われ、さらに奥へと進みます。
「すごい!金色の鳥居ですね。福宝神社(みたから)っていうんですね?」と矢吹さん。
「実はこちらの福宝神社は、金運が上がる神社なんです。昔、姫神社の宮司さんの夢枕に神様が訪れて「木の根元に財宝があるよ」というお告げがあったそうで。実際に掘ったところ本当に財宝がでてきたという話が残っているんですよ」と福守さん。
話を聞いて「しっかりとお参りしておきます」と矢吹さん。
「神社ももちろんなんですが、私がオススメしたいのは、やっぱりアジフライのお店です!でも、普通のお店と違うのが、松浦のオシャレスポットで、音楽と美味が詰まった大人の隠れ家バーなんですよ」と福守さん。
やって来たのは「SUNNY SIDE KITCHEN」です。
店内に入ると、オシャレなライブバー空間がひろがっていました。
「すごい!ステージもあるし、素敵なお店ですね。ここでアジフライが食べれるんですね。楽しみです!」と矢吹さん。
「そうなんです。 こちらは誰でも使えるバンドセットが置いてあって定期的にライブが行われているんですよ」と福守さんが教えてくれます。
こちらで迎えてくれたのは、店主の関 洋美さん。
さっそく「アジフライ定食」をオーダーします。また、バーということで、アジフライに合うお酒も頼みます。関さんオススメの「小みかんサワー」もオーダーしました。
するとアジフライ定食が運ばれてきました。
「まずは何もつけずに召し上がってほしいです」と福守さん。
「身がフワフワで、アジの美味しさがそのまま伝わってきます」と矢吹さん。
また、同店オリジナルの“レモンだれ”でもいただきます。
「初めて食べますが、すっきり爽やかで美味しいです!これはハマりそう」と笑顔の矢吹さん。
近所の方が届けてくれたという地元のみかんを使った「小みかんサワー」もいただきます。
「すごく爽やかなお味で、アジフライに合います!食がどんどん進みます」とお気に入りの様子の矢吹さん。
福守さんと乾杯して食事と会話を楽しみます。
会話の中でたくさんのアジフライの食べ方があることに気づいた矢吹さん。オススメの調味料を店主の関さんに聞いてみる事に。
「お店ではオリジナルのタルタルと、レモンだれ、塩をアジフライ定食につけているのですが、醤油もソースも松浦市で作られているアジフライスパイスも出せますよ。みなさん、お好きな食べ方がおありなんですよ」と関さん。
「そうなんです!本当に色々な食べ方があるんです。でも何が正解っていう訳ではなくて…そこで松浦市では2021年にアジフライ宣言を出したんです」と福守さん。
「本当だ!三番のところ、“ソース派も醤油派もタルタル派も仲良く食べること”って。なんだか可愛くて素敵な宣言ですね!さすがアジフライの街ですね」と矢吹さん。
アジフライを楽しんだ後は、なんと生ライブを聞けることに。
ギターボーカルの樋渡 達雄さん、ベースの小嶋 英司さん、 キーボードの中原 みどりさん、PA(音響)の中村 哲郎さん。ドラムは店主である関さんの旦那様、関 隆之さんです。オリジナルソング「ロンリーガール」を楽しみました。
「素敵です!ありがとうございました!格好良かったです!」と目を輝かせる矢吹さん。
バンドのみなさんや常連のみなさんにも聞いてみるとアジフライには、それぞれの食べ方がありました。
ソース派も醤油派もタルタル派もみんな仲良く記念写真を撮って、旅を締めくくったのでした。
SUNNY SIDE KITCHEN(サニーサイドキッチン)
福守 真由さん
Profile
松浦市役所文化観光課で松浦市の魅力をPRしている。アジフライグッズを豊富に持っているアジフライ通。
MOVIE
アジフライとお酒と音楽と
旅をふりかえって…