とれたてミルクの恵み
牧場で食べる秘密のグルメ



つづいてやって来たのは、アザラシに直接えさをあげる体験ができる「アザラシシーパラダイス」。
「アザラシ大好きだから嬉しいです」という山之内さん。さっそくえさやり体験をさせてもらいます。
「ちょっと愛おしすぎませんか…いろんな芸もできるし可愛すぎる。上手にできるんだね」とかわいらしいアグくんの姿にメロメロです。


アグくんと触れ合った後はお隣の施設「アザラシランド」へ。同施設は流氷の時期に前後してオホーツク海沿岸に姿を見せるアザラシたちを保護、飼育している日本で唯一の施設。
「やっぱりかわいい。みんなプールで気持ちよさそう」とながめていると、ショータイムが。トレーニングした芸を見せてくれるアザラシたちにここでもメロメロです。

アザラシたちとの時間を楽しんだあとは2人目のロコレコさん・渡辺美玖さんと出会いました。
渡辺さんはアザラシランドの展示飼育主任。アザラシランドで働くために大阪から紋別に移住してきたとのこと。同じ関西出身とのことですぐに打ち解けたふたり。会話もはずみます。
そんな渡辺さんがレコしてくれるのは、先日知人に教えてもらったという牧場で昔から食べられている“あるグルメ”なんだとか。


移動した先は紋別の北部・興部町(おこっぺちょう)にある「ノースプレインファーム」です。北海道の中でも珍しいという放牧で牛を育てています。また牧草作りから牧場で行い、牛にストレスをかけない育て方に注力しているこだわりの牧場なのです。「広いー。牛さんもいっぱいいる。かわいい。みんな自由に暮らしていて良いですね」と牧場の雰囲気を楽しみます。

さっそくとれたての牛乳をいただくことに。
「ビンだ!なんか嬉しい。甘い!濃厚!いつも飲んでる牛乳と全然違います」と大喜びの山之内さん。
自由に健康に育った牛たちのミルクは格別です。なんでも夏と冬では牛乳の味も異なる様で、夏の牛乳は草をしっかり食べてよく運動をしているので脂肪分が少なく比較的すっきり飲みやすいんだとか。


つぎに案内していただいたのは、仔牛がいるという牛舎。仔牛に近づくとミルクをくれると思って近づいてきます。その様子に「かわいすぎる。近くによってきてくれた」と喜ぶ山之内さん。さらに今回、特別にミルクをあげる哺乳体験をさせてもらいました。その後、指を吸わせる体験もできるということでチャレンジすることに。「なに、この幸せ。かわいすぎます」と仔牛の魅力にハマる山之内さんなのでした。
※哺乳体験は普段行われておらず今回特別に体験させていただきました。


「そろそろオススメのグルメをいただきませんか?ノースプレインファームさんが提案する美味しいごはんの食べ方があるんですよ」と渡辺さんに誘われ、食事をすることに。
でてきたのは、なんと、たらこバターごはん。「ちょっと画力強すぎませんか?たまらん!こういうの大好きです」と大興奮。北海道では昔からバター醤油ごはんを食べることが多いそうで、そのアレンジとしてたらこをのせたのがきっかけだとか。同牧場オススメの食べ方だそうです。

山之内さんがいただいた、たらこバターごはんにのっていたバターを牧場内のショップ「ミルクホール」で購入することもできます。みなさんもノースプレインファームさんならではのグルメをご家庭で試してみてはいかがでしょうか。
「バターをとかしながら食べると本当においしい。これ家でもやります」と大絶賛の山之内さんなのでした。
アザラシシーパラダイス

アザラシにえさを直接あげることができる「えさやり体験」ができる貴重な施設。アザラシが暮らす飼育プールの他に人工海水浴場であるホワイトビーチの一部を自然環境一体型の展示施設として利用している。
アザラシランド

流氷の時期に前後してオホーツク海沿岸に姿を見せるアザラシたちを保護、飼育している日本で唯一の施設。飼育員さんの解説を聞きながら間近に生態観察をすることができる。
ノースプレインファーム





渡辺美玖さん
Profile
アザラシランドの展示飼育主任。同施設で働くため大
阪から紋別に移住してきた
MOVIE
アザラシ 〜 ノースプレインファーム

ここでしか味わえない⁉
“海を感じる”おいしい焼き肉
