03.

あの天然水の工場へ!
南アルプス水の旅

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続いてやって来たのは、甲州街道の宿場町として江戸時代から栄えた「台ヶ原宿(だいがはらじゅく)」。古い街並みが今も残るその通りで出会ったのは3人目のロコレコさんの小澤 瞳(おざわ ひとみ)さんです。小澤さんは農業を営みながら4人の子どもを育てるママさん。種からこだわった農業を行っています。江戸の面影が漂う趣ある通りに、「この建物も素敵ですね」と大友さんの目が輝きます。

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最初に案内してもらったのは北杜市を代表する老舗酒蔵「七賢(しちけん)」。「すごい! 棚にお酒の瓶がたくさん並んでいます。お客さんがたくさんいらしてますね」と大友さん。「水が綺麗だから、クリアでキレのある味わいで、いくらでも飲めちゃう感じのお酒です」と笑顔の小澤さん。さらに、小澤さんのお父様が育てたお米がこの七賢のお酒になることもあるという地元ならではの深い縁も教えてくれました。

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続いてやって来たのは、1902年創業の老舗和菓子店「台ケ原 金精軒(だいがはら きんせいけん)」。黒蜜ときな粉をたっぷりと絡めた風味豊かな信玄餅は、長年にわたって地元の人々から観光客まで幅広く愛されてきました。また、消費期限が極めて短く現地でしか味わえない「生信玄餅」も取り扱っており、通常よりもっちりとした食感と豊かな香りが楽しめる、ここならではの一品として知られています。

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「大人も子どもも楽しめる、水のスポットに連れていきますよ!」という小澤さんにつれて来てもらったのは南アルプスの麓に広がる「サントリー天然水 南アルプス白州工場」です。「 サントリーの天然水の工場? 日常にいつでも寄り添ってくれてます。楽しみです」と大友さん。こちらでは工場見学ツアーが体験できると聞いた大友さん、興味津々です。「何回も子どもと来てます。実は昨日も来ました」という小澤さんの言葉に、その魅力の深さが伝わります。

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工場の敷地内にある「バードブリッジ」から雄大な八ヶ岳の絶景と、鮮やかな緑に囲まれた「白州の森」のパノラマを楽しみます。「素晴らしい自然に囲まれているんですね。なんだか、心も体も癒やされていくのを感じます」と大友さん。

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「バードブリッジ」とともに2024年にリニューアルされた野鳥保護エリア「バードサンクチュアリ」に入ります。このエリアでは、「サントリー天然水」のパッケージにも描かれた「ルリビタキ」をはじめ年間約50種類の多種多様な野鳥に出会うことができます。「森の音を聞いてみましょう」という声に促され、耳を澄ます大友さん。「森の小さな風の音や、遠くで鳥のさえずりも聞こえます! 」と大友さん。「子どもと一緒に来ると、自然に触れるいいきっかけになりますよ」と小澤さん。

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そして、お待ちかねの工場見学ツアーがスタート。案内係の方と合流したおふたりに、「役割カードをお渡しします。水と森です」とカードが手渡されます。「これからご紹介する各パートで、クイズに答えていただきます」という案内に「楽しみだ! 私は水について答えていきたいと思います!」と大友さん。2026年3月にリニューアルされたばかり、南アルプスの自然と水のつながりを学ぶ体験型ツアーの幕開けです。

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最初のクイズは「地球がこのサイズだったとして、今すぐ使える水はどのくらいだと思いますか?」といったもの。地球の模型を目の前に「お風呂いっぱい分くらい……?」と首をかしげた大友さん。正解は驚くことなかれ。水滴1滴分。「少ない!」と思わず声が上がります。「当たり前のようにペットボトルの水を飲んでましたけど、すごいことなんですね」と、水の大切さが胸に刺さります。

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「このクイズ、子どもたちがすごく楽しんでいて、いつもワクワクして聞いてます」と小澤さん。「クイズで勉強できると、すごく楽しいし、頭に入ります! 大人もハッとする発見がいっぱいあると思います」と大友さんも納得の表情。「大人も子どもも、家族みんなで楽しめますね」と笑顔です。自然と水の大切さをクイズや体験を通して学べるこの施設は、子ども連れのおでかけにも、大人だけの訪問にも応えてくれる場所でした。

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ツアーのハイライトのひとつが、巨大スクリーンで観る映像体験。南アルプスの雪が溶けて地中にゆっくりとしみ込み、長い年月をかけておいしい天然水ができるまでの壮大なプロセスが、迫力満点の映像で紹介されます。「天然水の森へようこそ」という言葉とともに広がる大自然の映像に、大友さんも思わず前のめりに。知ることで、いつもの1本がもっと特別に感じられます。映像観賞を終えると、巨大スクリーン横の壁が開きます!「え!すごい!こっちはどんなエリア?」とテンションが上がる大友さん。

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次のエリアは実際に商品の製造過程が見られる天然水の包装ラインでした。
ペットボトルにラベルが巻かれ、次々と箱詰めされていく工程を間近に見学。「見どころがありすぎます! 箱になったものが進んでいくのも面白いし、ラベルが巻かれていくのもすごい!」と大友さん。機械が正確に稼働しながら、清潔でクリーンな環境で天然水が届けられる仕組みの徹底ぶりに深く感心します。

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工場見学ツアーでは通常VTRでしか紹介されない「官能検査員」の方が、今回は特別に登場してくれました。機械に頼らず五感で天然水の品質を守るプロフェッショナルです。その能力を問うクイズが出題され、「バケツ1杯?お風呂1杯?」と選択肢が広がるなか、正解は25メートルプール1杯分の水から1滴分の匂い成分を感じ取れるというもの。「びっくりしました! そんなことが可能なんですか⁉」と大友さん。機械化が進む工場の中で、最後の砦として人の五感が品質を守っていることに深く感じ入った様子でした。

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工場見学の締めくくりに訪れたのは、敷地内に併設された「Hakushu Terrace」(ハクシュウテラス)。南アルプスの緑を望む開放的なテラスで、白州の自然を感じながらゆっくりとくつろげる特別な空間です。天然水をベースにしたドリンクが楽しめるこのテラスは、見学後に立ち寄るスポットとしても人気。大友さんも、大自然の中に広がる洗練された空間に思わず深呼吸します。

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「Hakushu Terrace」で大友さんが味わったのは、天然水を使用した水出しコーヒー。一口飲んだ瞬間「苦味もあるんですけど、後味が美味しい! スッと苦みの波が引いて、ふわっとコーヒーのいい余韻が残る感じ。お水が美味しいからこその美味しさですね」と大友さん。「酸味があるわけでもないし、すごく飲みやすい。すっきりしてますね。もっと飲みたいです!」と小澤さんも応えます。コーヒーにも宿る天然水の美味しさを味わいました。

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「どこの場所も水を中心に広がっているというか、美味しいご飯も、景色も、綺麗な天然水と一緒に北杜市があるんだなと感じました」と大友さん。「ありがたみが増しました」という一言が、この体験の豊かさを表していました。入場無料で子どもから大人まで楽しめる工場見学は、大型連休のおでかけにもぴったり。北杜市が誇る水の文化を丸ごと体感できる、忘れられないひと時でした。

サントリー天然水 南アルプス白州工場

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南アルプス・甲斐駒ヶ岳の麓、山梨県北杜市に広がるサントリーの複合施設。南アルプスの雄大な自然が天然水を育む様子を映像や製造ライン見学で体感でき、出来立ての「サントリー 天然水」の試飲も楽しめます。工場見学ツアーは無料(要予約)。同敷地には、1973年創業のシングルモルトウイスキー「白州」を生む「白州蒸溜所」も隣接しており、有料の蒸溜所ツアーでウイスキー造りの奥深い世界も堪能できる。豊かな森と清澄な水が生み出す味わいを、ひとつの場所でめぐることができる北杜市を代表する体験スポット。

INFORMATION

住所 | 山梨県北杜市白州町鳥原2913-1
電話番号 | 0551-35-2211
in HOKUTO CITY

小澤 瞳さん

Profile

北杜市在住の農家で「星空ファーム」を営んでいる。固定種という種からこだわった幻の古代種ブランド野菜を育てている。

MOVIE

南アルプス水の旅

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04.LET’STRAVEL

幻の米から生まれた
心もとろける和洋菓子

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