05.

ずっと感じてみたかった⁉

お酒のキモチを体感する宿

LOCORECO
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久留米市から移動してやってきたのは、うきは市です。重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「筑後吉井白壁のまちなみ」。白壁の風情とおしゃれなカフェやスイーツ店なども立ち並ぶ人気スポットです。こちらで待ち合わせをしていたのは、この旅、最後のロコレコさん・清水由紀子さんです。

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清水さんは、うきは市の観光事業やまちづくりを行う「うきは観光みらいづくり公社」の一員で広報活動やイベントの企画・運営を行っているそうです。うきは市が大好きで久留米市から通っているんだとか。そんな、うきは市を愛する清水さんに案内されてやってきたのは、うきは市唯一の酒蔵が作った「うきは酒宿いそのさわ」です。

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迎えてくれたのは、代表の中川次郎さん。「すごく趣のある建物ですね」と言う矢吹さんに「実はここは、1893年創業の“磯乃澤”という酒蔵の当主や杜氏が住んでいた約130年前の古民家で、リノベーションされていまは宿泊所になっているんですよ」と中川さんが教えてくれました。

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「磯乃澤」が酒造りを行っているうきは市は“名水百選”にも選ばれた、綺麗な水が湧き出るエリア。自社の井戸から汲み上げた仕込み水を使用し、こだわりの酒を生み出し続けています。季節限定流通ブランド「駿シリーズ」は特に人気で清水さんも「家にいつもあります」とおすすめされていました。

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宿泊施設は2名以上からの1日1組限定貸切で濃密に時間を楽しむことができます。40人程度の宴会や各種発表会の場としても利用可能な25畳の大広間をはじめ400平米をほこる同施設。“酒宿”ならではの趣向を凝らしたオリジナルの調度品や、どこか懐かしさを感じさせてくれる空間でのんびりと過ごすことができます。

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酔人(よいびと)と呼ばれるゲストは、チェックイン(精米)からチェックアウト(出荷)まで、酒米になりきって過ごすというコンセプトがあり、宿内のいたるところに“酒になる過程”のパネルがあり、楽しみながら過ごす提案をしてくれます。そして滞在期間中は「磯乃澤」のお酒が飲み放題という特別感。「すごく面白いアイデア。お酒になって出荷されるんですね」と矢吹さんも感心の様子です。

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そして、中川さんと清水さんが、特におすすめだというのがサウナエリア。実際に使っていた酒樽の中でサウナに入ることができます。またシャワー室になっている醸造タンクもあります。なんと施設内のお水は飲料水はもちろん、お風呂から洗面まですべて、磯乃澤の酒造りに使用されている仕込み水を使用しているそうです。

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なんといっても目玉は醸造タンクの水風呂。タンク内にひろがる水風呂は、まさに酒米の気分⁉「これはすごい!タンクの中がまるごと水風呂。しかも打たせ水になってる!」と大興奮です。ちなみに酒米としての過程は「浸漬・蒸米」とのことで酒米を浸水し蒸す作業。酒樽サウナで蒸し上げられ、仕込み水による醸造タンク水風呂でたっぷり補水。さらに外気浴で“ととのう”。これを最低3セット、しっかり行っていただきたいとのこと。

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「楽しいポイントがいっぱいで見どころだらけでした」と見学を終えた矢吹さんに「実は、美味しいお食事も紹介したいんです」と清水さん。エントランスすぐのスペースは地元食材をふんだんに使った“うきは食堂いそのさわ”となっています。「ここは社員食堂でもあり地域の方々が集うコミュニティスペースでもあります」と中川さんが説明してくれました。

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“うきは食堂いそのさわ”で人気のメニュー・55種のスパイスと酒粕を使った「スパイスカレー」をいただくことに。「日本酒にちなんだ定食やカレーを食べられてすごく美味しいんですよ」と笑顔の清水さん。“野菜をたくさん食べてもらいたい”というシェフの思いのこもったカレーは週1回の特別メニュー。その他の日も日替わりの酒粕定食が出されるんだとか。「スパイスを感じるけど、まろやかで美味しい。すごく染みわたる感じ」とカレーを堪能します。

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もちろん食事中は“磯乃澤”の銘酒“駿”で乾杯です。おすすめの飲み方“ぬる燗”でいただきました。「やっぱりカレーにも酒粕が入っているからかな?日本酒とカレーがすごく合います!これは知りませんでした」と喜ぶ矢吹さん。うきは市の宴を楽しんだのでした。

うきは酒宿 いそのさわ

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酔人(よいびと)の酔人による酔人のための宿。酔人とは同宿でのゲストの呼び名で日本酒文化が好きな人々、酒場交流が好きな人々、酔うと熱くなる人々の総称。チェックイン(精米)からチェックアウト(出荷)まで、酒米になりきって過ごすというコンセプトのもと、酒蔵での宿泊を楽しむことができる。1日限定1組で、400平米をほこる敷地を独占。さらに「磯乃澤」のお酒が飲み放題で人気を博している。また宿泊利用でなくても“うきは食堂いそのさわ”の食事を楽しむこともできる。ちなみに2024年5月2日から4日の期間は17時から23時まで“酔ぃ処 いそのさわ”として居酒屋営業も。要チェックです!

INFORMATION

住所 | 福岡県うきは市浮羽町西隈上2-4
電話番号 | 080-6781-8727

in UKIHA CITY

清水 由紀子さん

Profile

うきは市「うきはスイーツ案内課」の一員として、スイーツ店の情報をSNSで積極的に発信している。

うきは酒宿 いそのさわ よりプレゼント!
あなたも酒米になってみませんか?

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「うきは酒宿 いそのさわ」より本記事をご覧の方から、ペア宿泊券を1組様にプレゼント!酒蔵での宿泊を体感するチャンスです。ぜひご応募ください!

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※本宿泊券にお食事は含まれません
※対象期間は2024年7月1日〜2025年1月31日 平日限定です

https://tsplus.asahi.co.jp/articles/other/53556/

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“お酒になれる”古民家宿

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06.LET’STRAVEL

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