段の塚穴

白神山地
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徳島県内で初めて国の史跡に指定された「段の塚穴」は、約1400年前の古墳時代後期に築造された2基の古墳である。東の「太鼓塚古墳」、西の「棚塚古墳」はどちらも横穴式石室を持ち、特異なドーム状の玄室が特徴である。同じ形式の石室を持つ古墳が旧美馬郡に集中していることから、同族集団が居住していたと推定されている。四国最大級の石室を持つ太鼓塚古墳からは鉄製品や硬質土器が出土し、美馬市立郷土博物館で保管されている。

INFORMATION

住所 徳島県美馬市美馬町字坊僧

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