長岡百穴古墳

白神山地
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地元では「長岡の百穴」と呼ばれ親しまれている横穴群。田川と鬼怒川の間に位置する宇都宮丘陵の南斜面を利用した52個の横穴式古墳が連なっている。全国的に横穴群が広がった7世紀前半の築造と推定され、各石室に室町時代以降のものと見られる観音像が刻まれていることから、「百観音」とも呼ばれている。周辺に点在する古墳の存在から、古墳の被葬者よりも社会的地位の低い、家族墓的な性格をもった集団墓地と考えられている。

INFORMATION

住所 栃木県宇都宮市長岡町373

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