小泊岬

白神山地
  • 白神山地

津軽国定公園内、県道111号線を終点まで西へ進んだ先にある岬。津軽半島西海岸から日本海へ獅子が横たわるように突き出ている。漁業が盛んな小泊地域の安全を祈る神社が建立されていることから「権現崎」とも呼ばれている。長崎半島の野母崎と並んで日本の二大名崎と言われる景勝地だ。海抜229mの断崖絶壁からなる岬には遊歩道が整備されており、岩木山から遠く北海道までのパノラマ景色も楽しめる。のちに都城明道館の先生となった荒川秀山がこの地域の風景に感動し、七言絶句の漢詩を詠んだことに由来する「小泊十二景」のひとつにも数えられる景勝地だ。

INFORMATION

住所 青森県北津軽郡中泊町小泊尾崎道

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