鹿児島県認定ブランド
至高の食感と味わいの逸品




この旅、最後のロコレコさんに会いに来たのは「菅原神社」です。こちらで出会ったのは「うしの中山」で鹿児島黒毛和牛を育てる畜産業に携わる中山弥生さんです。「うしの中山」は通称「和牛オリンピック」といわれる2022年全国和牛能力共進会8区で日本チャンピオンにも輝いた実績もある日本有数の和牛農場です。


そんな“食のプロ”とも言うべく中山さんがレコしてくれるのは「鹿屋が誇る海の幸を堪能できる」場所なんだとか。「鹿屋市は畜産業や、農業だけでなく漁業も盛んなので、ぜひ召し上がっていただきたいです」と中山さんに連れてきたもらったのは「みなと食堂」です。「海の幸ですか⁉実はこの旅で“カンパチロウ”さんにお会いしていたので、漁業が盛んなのは知っていましたよ。楽しみです」と山之内さん。


「ぜひ、そのカンパチを堪能してほしくて」という中山さん。山之内さんは、中山さん一押しの「かんぱち漬け丼定食」を。中山さんは「すずさんにどうしても食べてほしい料理がついてくる」という「A定食」をオーダーしました。まずは「かんぱち漬け丼」をいただきます。「最高に美味しいです。漬けになっているから、ごはんがどんどん進みます。それにこの“アラ炊き”美味しすぎます。こんな美味しいの初めてです」と箸が進みます。


「私の定食についてきた“ヒメアマエビのかき揚げ”と“かんぱちナゲット”も召し上がってください。特に“かんぱちナゲット”は珍しいと思います」と中山さんにすすめられいただきます。「かき揚げは香りがすごくて甘味もあるし、ナゲットは初めての食感。旨味がすごいしフワフワ。最高です」と山之内さん。


「よろしければ、こちらも召し上がってみませんか?」と店員さんのご厚意で、試作中の「かんぱちの餃子」をいただくことになりました。「美味しい!すごくフワフワしてる。揚げ餃子だけど、パクパク食べられます。魚の旨味もしっかり。カンパチロウさんより早くこの味を知ってしまったかも」と舌鼓を打ちます。

「鹿屋市はカンパチの養殖を早くから行っていて鹿児島県認定のブランド魚なんです。そんなこだわりの“かのやカンパチ”。みなと食堂さんは色んなお料理で幅を広げてくれて、本当に美味しいから、またすぐ来たくなるんです」と中山さん。「すぐに来れる環境が羨ましいです。私も“かのやカンパチ”大好きになりました。鹿屋市、最高です!」と大満足の山之内さんでした。
みなと食堂

うしの中山(なかやま)/モダン焼肉 中山亭 鹿屋店(ちゅうざんてい)

菅原神社(荒平天神)

海に突き出た島のような岩山上(天神島)に建立された神社。学問の神様、菅原道真公が祀られている。岩山の頂上にある社殿に参拝するには、ロープを使い急な階段をのぼる。また、大潮の満潮時には海に浮かぶ島となりさらに幻想的な光景を見せてくれる。
INFORMATION



中山 弥生さん
Profile
「うしの中山」常務取締役。約5年前に牧場の仕事を手伝うために移住してきた。