豚も、桃で育つまち
炭火を囲んで女子会BBQ
続いてやって来たのは、JAふくしま未来の農産物直売所「フレッシュBOX」。「献上桃の郷」と掲げた大きな看板と、桃の妖精「ホタピー」がお出迎えです。「ホタルとピーチでホタピー。かわいい!さすが桃の町ですね」と矢吹さん。桃の季節には大行列ができるという人気の直売所で、この日も平日の朝からお客さんが列を作っていました。
ここで待っていてくれたのが、2人目のロコレコさん、本田 千桜(ほんだ ちお)さん。「桑折町でボランティア活動をさせてもらっている本田 千桜と申します」と、はつらつとご挨拶。約1年前から桑折町に通う大学1年生です。「桃の色と一緒で素敵なお召し物ですね?すごくかわいい!」という本田さんに、「そうなんです!今回、桃に合わせてみました」と矢吹さん。さっそく話も弾みます。
本田さんの案内で向かったのは、2024年3月にオープンしたグランピング施設「GLAMQUET KOORI(グランケット桑折)」。ゲートをくぐった矢吹さんから、「プライベート空間が広がってますね。最高!」と歓声が上がります。BBQはもちろん、宿泊もできる、“おいしいがあふれるご馳走キャンプ”がテーマの施設です。「このドーム型のテント、かわいいですね」と矢吹さんの期待も高まります。
さっそくドームの中へ。「素敵な空間で色味もいいですね」と矢吹さん。「本当に、女子が好きなインテリアですよね」と、本田さんが応えます。白とベージュを基調にした空間にうっとりした様子のおふたり。ベッドに腰かければ「ふわふわ、気持ちいい」と、すっかりくつろぎモードです。
ドームの一面は大きく空に向かって開けていて、「夜になると、ここから星空が綺麗に見えるんです」と本田さん。「こんなに空が見えるんですね。座って星を見ながらおしゃべりしたり、癒やされますね。いつまでも見られちゃうので、あっという間に時間が過ぎちゃいそうです」と笑顔です。
「うわぁ、泊まりたい!」と、矢吹さんの想像はふくらむばかり。
ドームの外に出ると、待っていてくれたのは本田さんの友人おふたり。「こちらが友人の菊池 咲良(きくち さくら)さんと、栗原 光里(くりはら ひかり)さんです」と本田さんが紹介してくれました。「よろしくお願いします」と挨拶を交わせば、初対面とは思えないほど場がなごみます。青空の下、芝生が広がる開放的な庭で、いよいよ女子会BBQの始まりです。
主役は、ブランド豚「ロイヤルピーチポーク」(お肉の写真左上2種)。桑折町産の桃と、日本酒「辛口桑折」の酒粕を飼料に育てられた豚で、臭みが少なくやわらかいのが持ち味です。「ロイヤル」の名は、もちろん献上桃の郷にちなんだもの。桃のまちが誇る一皿が炭火の上でジュージューと音を立てはじめたら、もう待ちきれません。
タレをつけてひと口。「柔らかい!おいしい!」と、矢吹さんの表情がほころびます。「脂はしっかりしているんですが、全然くどくない!あっさり食べられる感じがします!甘みも伝わってきました!」と、味わいをひとつずつ言葉に。「柔らかさと甘みが強いですね」「外で食べるから、より一層おいしいかも」と、みんなの箸がどんどん進みます。桃と酒粕を食べて育った豚のやさしい甘みが、青空の下で際立ちました。
おいしいお肉を囲めば、自然と話も弾むもの。学校のこと、そして恋の話。女子トークに花が咲いて、ドームのまわりには笑い声が絶えません。青空の下、桑折町の“おいしい”と“楽しい”をまるごと味わうひとときになりました。
GLAMQUET KOORI
(グランケット コオリ)
JR桑折駅から歩いて6分。スーパーマーケットチェーンの「いちい」が手がける複合施設「momomo KOORI(もももこおり)」の一角に、2024年3月オープンしたグランピング施設。宿泊はドームテントと木製キャビンの2タイプで、BBQだけの利用や、約560坪のフリーサイトにテントを張るキャンプも楽しめる。敷地からは町のシンボル・半田山を望み、食材付きのセットプランやギアのレンタルもそろうから、手ぶらで訪れても大丈夫。隣接するスーパーで追加の食材を買い足せるのもうれしい。矢吹さんの言う通り夜の雰囲気も魅力的!
本田 千桜さん
Profile
約1年前からボランティア活動で桑折町に通う大学1年生。おいしい桃と、まちのために奮闘する人たちに惹かれている。
MOVIE
桃の町ならでは!ブランド豚でBBQ
洋館から歩いて1分
和も洋も桃仕立て