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世界第2位の凄腕職人が贈る
地元の旬と懐かしの味

LOCORECO
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丹後半島一円は神話や伝承が数多く残るエリア。乙姫、羽衣天女、静御前、細川ガラシャ、小野小町、間人皇后、安寿姫の丹後七姫の伝承やうらしま太郎伝説などが有名。それぞれにゆかりの場所や史跡が伝えられています。この旅最初に大友さんが訪れたのは、うらしま太郎伝説のひとつが残る網野町は八丁浜です。

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八丁浜は南国リゾートのような雰囲気が特徴的で、遠浅のビーチは海水浴やサーファーにも人気のある浜。八丁浜シーサイドパークも併設されており、季節を通して老若男女が楽しめる人気のビーチです。気持ちの良い天気の中、お散歩を楽しみます。

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八丁浜で出会ったのは、ビーチをランニングしていたというひとり目のロコレコ・給田能光さんです。うまれも育ちも京丹後市の給田さんがレコしてくれるのは「世界第2位の凄腕職人がいる」というお店なんだとか。

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江戸から大正時代の商家建築も残されている文化的景観が美しいまちを歩き、連れてきてもらったのは、浅茂川漁港のほとりにあるピッツェリア「藤原鮮魚 uRashiMa(ウラシマ)」でした。「ピザ大好きです」という大友さん、期待が膨らみます。

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お店に入ると迎えてくれたのは、オーナーシェフの藤原英雄さん。給田さんが「地元に戻ってきてくれて嬉しい」という藤原さんは本場ナポリで修業後、本格ナポリピッツァの名店「さくらぐみ」や「神戸北野ホテル」のイタリアンで腕を磨いた後、地元を盛り上げようと、実家鮮魚店の一部を改装、2017年に同店をオープンしました。

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現在、30種類ほどのピザがオーダーできるとのこと。なかでも給田さんのおすすめは、季節ごとに地元の旬食材を使用したピザ。さっそくオーダーです。京丹後の家庭で出る食材を使用するよう心がけているという藤原さん。今回は、旬の野菜を使用しているとのこと。目の前で生地を伸ばし大きな窯で焼き上げるのですが、あっという間に出来上がりました。

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いざ、実食です。旬の野菜はカブ。カブのピューレと葉っぱをいれたピザに「美味しすぎます!優しい味だけど、しっかりカブの存在感。葉っぱもアクセントになってて最高。生地も薄いものと厚いものの良い所どりで絶妙!」と大満足の表情。2012年ナポリピッツァ職人世界大会で第2位に輝いた藤原さんの味を堪能しました。

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「もうひとつ紹介したい料理があって。今日はお店の前に浮き輪が出ていたので“アレ”があるんですよ。いつもある訳じゃないので、浮き輪を見かけたらラッキー。すぐ買う様にしてます」と給田さん。「“アレ”ってなんですか?気になります…」という大友さんに揚げたてのドーナツ状の料理が出てきました。「“アレ”って“コレ”ですか!ドーナツ⁉」と喜びます。

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浮き輪が店頭に掲げられているときの限定商品で普段は持ち帰り限定のこちらは、ドーナツではなく生地にじゃがいもとレモンの皮が練りこまれた「グラッファ」というナポリの伝統菓子。「揚げパンにちかくて、素朴で懐かしい味をなにか残したいと思って」と藤原さん。「揚げパン!だから懐かしい味がするんだ。これは大人も子供も好きな味。外はカリっと中はふんわり美味しいです」と大満足の様子でした。

藤原鮮魚 uRashiMa(ウラシマ)

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ご両親が藤原鮮魚店を営まれており獲れたての新鮮な魚介類や、地元の生産者の農作物を使って、ここでしか作れないピザを焼いている。ナポリから取り寄せたというピザ窯で焼く藤原さんの味を求め、地元だけでなく他県からもファンが訪れる人気店。

INFORMATION

住所 | 京都府京丹後市網野町浅茂川328-5
電話番号 | 0772-72-3798

in KYOTANGO

給田 能光さん

Profile

うまれも育ちも京丹後市。趣味はトレイルランとサウナ

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世界第2位のピザ職人

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02.LET’STRAVEL

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