五感で楽しむ
お茶の新境地




次なるロコレコさんに会いにやってきた場所で嬉野温泉街の景色を楽しむ伊原さん。すると「六花さん、こんにちは」と声をかけてくれたのが4人目のロコレコさん・北島航さんです。北島さんは訪問介護や障害者支援の仕事をしており、仕事がお休みの日にはDJとしても活動しているそうです。


そんな北島さんがレコしてくれるのは「嬉野茶を堪能できる場所」なんだそうです。待ち合わせ場所から少し歩くとたどりついたのが「Chaya JIRO the BAR」です。「茶畑もたくさん見てきましたし、すごく気になります。こんな素敵な場所で嬉野茶をいただけるなんて、かなり楽しみです」と伊原さん。


お茶の良い香りが漂う大人の空間に入ると迎えてくれたのはオーナーの松田二郎さんです。同店は嬉野温泉旅館「和楽園」の一角にあるお茶バーで2021年9月にオープン。茶農家でもある松田さんの畑で栽培したお茶や、そのお茶とお酒のブレンドを楽しむことができます。ちなみに北島さんと松田さんは嬉野DJチームのDJ仲間でもあります。


「うれしの茶の旨味がつまった出汁の様なお茶を飲んでほしい」という北島さんにすすめられたのが「盃煎茶(さかずきせんちゃ)」です。「盃煎茶」を飲む専用に作られた出汁皿の様な形の盃でいただきます。冷水でお茶の旨味だけを抽出した逸品。「初めて出会いました。苦みはなくて本当に出汁という表現がぴったり」と驚く伊原さん。つづいて気になっていた「レモングラス緑茶」をいただきます。「わ!美味しい!レモングラスも緑茶も強すぎず、どちらも邪魔をせずレモングラスの味と緑茶の味がそれぞれします」とのこと。


「お茶のスイーツもオススメです」という北島さんにすすめられ「チャフォガード」をいただくことになりました。「本来アフォガードはバニラアイスにエスプレッソですが、当店ではお茶に合うミルクアイスとお茶でお召し上がりいただきます」と松田さん。「幸せの味がします。濃いお茶の味と聞いてましたがミルクアイスとあいまって優しくてスッキリしています」と笑顔の伊原さん。

上質な時間を味わったおふたり。「色々なお茶の楽しみ方があるので、もっとうれしの茶の良さを知ってほしいです」という北島さん。「この一瞬だけで、たくさん、うれしの茶の魅力を知ることができました。まるでコースをいただいたかの様な感覚です」と伊原さんも感銘した様子でした。
Chaya JIRO the BAR




北島 航さん
Profile
土日などのお休みの日に、DJとして近隣のイベントに参加している。
MOVIE
概念が変わる!嬉野茶
伝統の技を体験!
世界にひとつの作品を
