地元の魅力いっぱい
こだわりの料理とスイーツ




つぎなるロコレコさんは、もずく漁師の宮城 伸一さんです。元気いっぱいにかけよる伊原さんに思わず笑みがこぼれる宮城さん。宮城さんがレコしてくれるのは「こだわりの店主が作るこだわりの料理」だそうです。さっそくお店に向かいます。


やってきたのは「帆掛きそば(ふーかきそば)」です。なんでも店主が店前の庭園も作ったというお店にもこだわりがあるお店です。ちなみに店名の由来は「帆掛けサバニ」という沖縄の海人(うみんちゅ、漁師)が昔乗っていた帆かけ船のことだそうです。「良い風を入れて、良い風でお客様を送り出す」という店主の願いが込められているとのこと。


店内に入ると迎えてくれたのは店主の前當 慎也(まえとう)さん。こだわりの店主・前當さんの作る「沖縄そば」をレコしてくれることになりました。一般的な沖縄そばは豚骨、昆布、かつおのいずれかを組み合わせて使用することが多いのですが、前當さんのこだわりは、みずから釣ってきた鮮魚出汁をブレンドすること。沖縄そばでは非常に珍しいんだとか。「店主が釣ってきた魚を使うから日替わりで味がちがうんですよ」と宮城さんが教えてくれます。

麺にもこだわりがあり、伊計島で作ったブランド小麦「島麦かなさん」を使った生麺と沖縄昔ながらの照喜名製麺が選べます。「すごく楽しみ。わたしは生麺にしてみたいです」と伊原さん。宮城さんおすすめの「魚のそぼろごはん」も頼みました。

また、こだわりの出汁が決め手の同店では、おそばの出汁はさらに細分化されており、県産豚、鰹節、昆布、日替わり鮮魚による「帆掛きそば(ふーかき)」と、あさり、鰹節、昆布、日替わり鮮魚による旨味凝縮出汁の「海風そば(うみかじ)」が選べます。今回、伊原さんは「海風そば」を選びました。

まずはそばをいただきます。「美味しい!あっさりしてる。麺も本当に美味しくて出汁と合います」と伊原さん。「魚出汁を使ったそばは、ここにしかないですし、本当においしいそばですよね。ちなみに小鉢のジーマーミー豆腐も店主が生のピーナッツから豆乳を絞って作っているこだわりようなんですよ」と宮城さんが教えてくれました。


つづいては「魚のそぼろごはん」です。「サクサクして美味しい。これはエンドレスで食べられますね」と笑顔の伊原さん。「このそぼろは出汁ガラを炒って作っているんです。フードロスを出したくないという店主の思いがこもってるんですよ」と宮城さん。「ステキですね。そういうこだわりはすごく格好良いです」と真剣に話に耳をかたむけます。


「最後にもう一品食べてほしいものがあるんです。こちらもこだわりのある方が作っています」と、もうひとりの店主・平原晶さんを紹介されました。平原さんは店内併設の「TODAYS SOFT SERVE」というソフトクリーム屋さんのオーナーです。同店では島バナナや宮古島マンゴーなど沖縄県産の果物を使用した“こだわりの”ソフトクリームがいただけます。「ソフトクリームですか?たくさんメニューがありますね」と目を輝かせる伊原さんが選んだのは旬の「やんばるイチゴソフトクリーム」でした。「パフェみたい。見た目もかわいいし、ソフトクリームの甘味にイチゴの甘味と酸味が負けてない。最高です」とゆっくりとデザートも楽しんだのでした。
帆掛きそば(ふーかきそば)TODAYS SOFT SERVE

沖縄県産の魚の出汁をかくし出汁にした沖縄そば。素材の味を重ねたスープは店主のこだわり。沖縄県産ブランド小麦「島麦かなさん」を使ったオリジナル特性生麺も大人気。店内には「TODAYS SOFT SERVE」というソフトクリーム屋さんも併設しており沖縄県産の果物を練り込んだソフトクリームも楽しめます。



宮城 伸一さん
Profile
地元では“ミスターもずく”と呼ばれるもずく漁師。もずくも好きだがスイーツも好き。
本気のおもてなし
思いのこもった時を楽しむ
