布橋

白神山地
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立山信仰の聖域への入り口である布橋は、姥谷川を境に此岸と彼岸を隔てていた。江戸時代には、女性が立山への参拝が禁じられていたため、彼岸の中日に「布橋灌頂会」という橋渡り儀式が行われ、多くの女性信者が参加して血の池地獄からの救済と極楽往生を願った。儀式では、白布を渡した橋を目隠しで渡り、悪人は橋から転落したとされる。橋の敷板は108枚で、煩悩の数を象徴している。

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住所 富山県中新川郡立山町芦峅寺

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