正明寺

白神山地
  • 白神山地

聖徳太子により創建された黄檗宗の禅寺は、戦国時代に焼失後、江戸時代初期に後水尾天皇の勅命で再興された。京都御所の古材を用いて諸堂が整えられ、黄檗宗の専門道場となり、多くの名僧を輩出した。境内には本堂、禅堂、鐘楼、斎堂、庫裡が並び、特に注目すべきは魚の形をした開梆である。これは修行の一環である食事や法要の際の合図として鳴らすもので、木魚の原型とされている。また、開梆のお守りもある。

INFORMATION

住所 滋賀県近江八幡市末広町724

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