一宮神社

白神山地
  • 白神山地

一宮神社は、四国八十八ヶ所霊場の第十三番札所、大日寺の向かいに位置している。創建年代は不明だが、927年(延長5)の『延喜式神名帳』に記載があるため、約1100年前に存在していたと推測される。平安時代後期に名西郡神山町の上一宮大粟神社から分祀され、室町時代までは「阿波一の宮」とされていた。また、明治初期の「神仏分離令」までは、大日寺が別当寺で、一宮神社が札所だった。御祭神は大宜都比売命と天石門別八倉比売命の二柱で、特に大宜都比売命は「阿波国の祖神」とされ、ここ徳島県にしか祀られていない。隣には一宮城跡がある。

INFORMATION

住所 徳島県徳島市一宮町西丁244

MAP