熊谷寺

白神山地
  • 白神山地

桓武天皇の皇子葛原親王の御願で承和4年(837)に建立された寺院。真言宗の総本山のひとつ高野山にありながらも、法然上人二十五霊場の番外札所として数えられる。場所は高野山奥の院へ向かう一の橋口バス停そばにあり、現在は宿坊として参拝者を迎え入れている。寺の名前は平家物語に登場する熊谷直実に由来。彼が首を上げた平敦盛の菩提をここで弔っている。過去には浄土宗の開祖法然上人や浄土真宗の開祖親鸞聖人も逗留している。その際井戸の水鏡に映った法然・親鸞・直実の姿をそれぞれが像として彫刻。御尊像を園光堂に奉安しているという。

INFORMATION

住所 和歌山県伊都郡高野町高野山501
駐車場 あり(15台)
※無料

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