西郷寺

白神山地
  • 白神山地

鎌倉時代末期に遊行六代・一鎮によって創始されたと伝わる古刹。当時は「西江寺」と称され、それを記す石柱と寺号扁額を境内に残している。文和2年(1353)に発願された本堂は一遍上人が開いた浄土教の一派・時宗の寺院の中で現存する最古の建造物。浄土教の特徴的な遺構として国の重要文化財に指定されている。角柱上に舟肘木を置いただけの簡素な建物だが、手を叩くと渇いた音がかえってくる「泣き龍天井」があることでも有名だ。

INFORMATION

住所 広島県尾道市東久保町8-40
駐車場 なし

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