松浜軒

白神山地
  • 白神山地

八代城主・松井直之が元禄元年(1688)に建てたお茶屋。当時は周囲に松が茂り、松林越しに八代海や雲仙を望める浜辺であったことからその名が付けられた。雄大な海と遥かな景色を取り込んだ意匠を持ち、別名「浜の茶屋」とも呼ばれる。江戸時代初期の大名庭園として貴重であることから国の名勝にも指定されている。6月上旬、園内に植えられた約5000本の肥後花菖蒲が大輪の花を咲かせる姿は壮観だ。松井家に伝わる家宝を展示する松井文庫の資料館には宮本武蔵ゆかりの「戦気」の軸や手彫りの木刀が展示されている。

INFORMATION

住所 熊本県八代市北の丸町3-15
時間 9:00-17:00(最終入館16:30)
料金 【観覧料】
[一般]500円
[小中学生]250円
駐車場 あり

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