旧上関番所

白神山地
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番所とは江戸時代に萩藩が国境または海陸の要衝に設けた見張り所のこと。鬼瓦には萩毛利家家紋がついており、通行人や船舶の取締り、運上銀(税金)の徴収事務などを行っていた施設とされる。寛永9年(1632)、長島の四代に設置されていたが、利便性や朝鮮通信使の寄港などを考慮し、正徳元年(1711)に上関に移築した。番所の遺構をとどめる建造物としては県下で唯一の貴重な存在。平成8年に移築復元され、建築当初の姿によみがえった。

INFORMATION

住所 山口県熊毛郡上関町大字長島629、594
料金 無料

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