田沼街道

白神山地
  • 白神山地

東海道五十三次22番目の宿場「藤枝宿」と牧之原市の相良を結ぶ約7里(約28km)の通りの通称。第9代将軍徳川家重の小姓から老中まで出世した田沼意次によって整備されたことからその名が付けられた。江戸時代三大改革のひとつ「寛政の改革」で知られる意次は、商業をはじめ鉱山や水田の開発などの社会資本整備を行い財政を改善した人物。現在の街道は舗装路が整備されているため昔の面影を見ることはできないが、国指定重要文化財に指定された約300年前の建築物「大鐘家」の近くに起点を示す石碑が立っている。

INFORMATION

住所 静岡県藤枝市・牧之原市

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