般若院

白神山地
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伊豆88遍路の第24番札所。承和3年(836)に創建し、以来真言宗伊豆派の本山として権力を誇っていたと伝えられている。鎌倉幕府が編纂した歴史書「吾妻鏡」や、日本歴史文学の中では最長作品とされる「太平記」にて伊豆山権現に神宮寺として存在していたことが記されている。徳川家の厚い崇敬を受けていた般若院は、源頼朝・北条政子が一時住んでいたという名刹。木彫りの伊豆山権現像は、鎌倉時代に発達した肖像彫刻を表す代表的な彫刻として国の重要文化財に登録されている(拝観は不可)。

INFORMATION

住所 静岡県熱海市伊豆山371-1

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