宝巌寺

白神山地
  • 白神山地

文永4年(1267)、亀山天皇の勅願によって建てられたと伝わる古刹。境内には地蔵形の石仏が多く残されており、宝巌寺が地蔵菩薩像を本尊としていたことから当地方における地蔵信仰の中心地であったことがうかがえる。頭部に十一面の小仏を頂く「十一面観音立像」は平安時代の作と推定されるもの。豊顔木眼の荘重な彫像は国指定重要文化財に登録されている。境内には住職が趣味で育成を始めた小さなガーデンがあり、約200種のバラが咲き誇っている。

INFORMATION

住所 三重県伊賀市寺脇803
料金 [入山拝観料]無料
[バラ観覧]無料
[国宝十一面観音拝観料]500円
駐車場 あり

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