受賞歴多数!博多の中心で酒づくりを続ける『石蔵酒造』の「博多百年蔵銘酒セット」
2024.01.06
地元福岡では”博多百年蔵”という愛称で呼ばれる『石蔵酒造』。福岡市の中心街、博多のど真ん中にある小さな酒蔵です。博多百年蔵の酒づくりは四季醸造と呼ばれ、1年に何度も酒を仕込んでいつでも新酒を提供しています。今回セットになっている2種類は、博多っ子に愛されるだけでなく、どちらも福岡県酒類鑑評会で金賞に輝くなど博多百年蔵の代表銘柄です。
【コレうまポイント】
①「小仕込」「通年醸造」「フレッシュローテーション」でいつでも新酒
②福岡県オリジナル酵母「F44」を使用の食中酒「純米吟醸百年蔵F44」
③酒米を40%まで磨いて仕込む。花のような香りの「大吟醸百年蔵40」
【コレうまポイント①】「小仕込」「通年醸造」「フレッシュローテーション」でいつでも新酒
『石蔵酒造』は江戸時代後期から酒づくりをはじめた歴史ある酒蔵です。2015年から稼働している白壁蔵でつくっているのは、しぼりたてのフルーティーな香りやフレッシュ感に特徴があるお酒です。酒づくりのいくつかの工程で温度や湿度の管理を行なって、通年で日本酒の醸造に適した環境を維持。1年中少量ずつお酒を仕込み、いつでもフレッシュな新酒の提供を可能としています。
一方で、お酒を絞る作業は酒袋にもろみを入れて搾る昔ながらの槽(ふな)しぼり。小さな酒蔵として長く酒づくりを行なってきた経験から現在のスタイルにたどり着いたのだとか。「純米吟醸百年蔵F44」「大吟醸百年蔵40」の2銘柄は、今後も博多っ子に愛されるお酒になるようにと2020年に誕生した新しい銘柄です。
【コレうまポイント②】福岡県オリジナル酵母「F44」を使用の食中酒「純米吟醸百年蔵F44」
「純米吟醸百年蔵F44」は、爽やかな酸味とキレが特徴の福岡県オリジナル酵母「F44」を使用。どんな食事にも合わせやすい食中酒として飲めるように作られています。そのため香りは穏やか。特徴ある酸味とキレを味わえます。相性の良い料理は、おでんや魚のあら煮や照り焼きなど。
地元福岡の福岡県酒類鑑評会 2023 純米吟醸酒・純米酒の部で金賞、世界でも権威あるブラインドテイスティング審査会、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)の日本酒部門 2023 ブロンズメダル受賞など、高い評価を得ています。
【コレうまポイント③】酒米を40%まで磨いて仕込む。花のような香りの「大吟醸百年蔵40」
「大吟醸百年蔵40」は杜氏渾身の大吟醸です。福岡県産山田錦を磨いて中心部40%だけで作っている贅沢で雑味の少ないお酒です。長期低温醸造で丁寧に引き出した花のようなアロマが香りと麹のやさしい風味を持っています。お酒の香りを邪魔しない海鮮のカルパッチョやお刺身や天ぷらとのペアリングがおすすめです。
ピンク色のラベルには「飲んだひとの心を明るく灯せますように」という願いが込められました。福岡県酒類鑑評会 2022-2023 大吟醸酒の部で金賞を受賞。IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)日本酒部門 2023 COMMENDED(大会推奨酒)にも選定されています。
福岡の中心地で長い歴史を紡いできた小さな酒蔵が、2020年代に入ってこれからも地元で愛されるお酒をと挑戦の末に誕生したお酒です。新酒のフレッシュさを共通項に性格の違う2銘柄を飲み比べて、それぞれの特徴を味わってみてはいかがでしょうか?