中国・寺院ランキングRANKING
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1位
世界平和記念聖堂
広島市中区にある「カトリック幟町教会」の聖堂で、原爆犠牲者の慰霊と平和のシンボルとして昭和29年(1954)に完成。自身も被爆したフーゴー・ラッサール神父が発案し、ローマ教皇をはじめ世界各国からの協力により建設された。戦後の新しい時代に相応しいモダンかつ荘厳な建築デザインで、設計は村野藤吾氏。建物は国の重要文化財に指定されている。
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2位
天寧寺海雲塔
足利義詮の寄進により普明国師が開山したと伝わる曹洞宗の寺院・天寧寺の境内に建つ三重塔。嘉慶2年(1388)に義詮が建立した当時は五重塔であったが、元禄5年(1692)に上部2層を除いて三重塔に改めたと言われている。国の重要文化財に指定されており、尾道の街並みと海と調和した風景は、尾道を代表する景観として知られている。最寄は尾道駅。
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3位
清水寺
用明天皇2年(587)に尊隆上人によって開かれたとされ、観音信仰の霊場として信仰を集めてきた寺院。また、古くから厄払いの寺としても知られ、現在でも厄払い祈祷を受けることができる。境内には国の重要文化財に指定されている「根本堂」がある他、「木造十一面観音立像」をはじめとした貴重な仏像も数多く所蔵する。
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4位
一畑寺(一畑薬師)
一畑薬師教団の総本山。創開は平安時代寛平6年(894)で、一畑山の麓、日本海の赤浦海中から漁師の与市が引き上げた薬師如来をご本尊としておまつりしたのが始まり。眼病平癒にご利益があると言われ、「目のお薬師さま」として古くから信仰を集めてきた。1300段に及ぶ石段の参道があることでも知られる。
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5位
備中国分寺
総社市南部の丘陵地にある備中国分寺は、奈良時代の聖武天皇が全国に建立させた寺のひとつ。その寺院跡に江戸時代に建造されたのが五重塔で、田畑のなかに立つ姿は吉備路のシンボルとして人気が高い。
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6位
最上稲荷
日蓮宗の寺で、正式名称は「最上稲荷山妙教寺」。延暦4年(785)頃に報恩大師により開かれたとされ、日本三大稲荷のひとつと言われる名刹である。明治の廃仏毀釈の被害を受けず、「神仏習合」の祭祀形態を認められた寺であり、仏教の流れを汲む珍しい稲荷。寺でありながら鳥居があり、本殿は神宮形式。商売繁盛や開運、交通安全など様々なご利益があるといわれ、古くから信仰を集めている。
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7位
普門院
松江城を築城し、城下町を築いた堀尾吉晴が創建した寺院。境内にある茶室「観月庵」は、寺がこの地に移されてから1801年(享和元)に建てられたもの。東の空から昇る月を愛でるための「観月窓」があり、大名茶人の不昧公(ふまいこう)も好んだと伝わる。
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8位
清水寺
石見銀山近くの清水寺は、銀の精錬が行われていた清水谷製錬所跡近くに位置し、銀山開発に関わった人々から崇敬を集めた寺である。山師の安原伝兵衛が巨大な銀鉱脈を発見する前に祈った場所とされ、1602年(慶長7)に大規模な開発が始まった。伝兵衛が徳川家康から貰った道服は清水寺に奉納され、現在は国の重要文化財として京都国立
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9位
周防国分寺
天平13年(741)に聖武天皇の勅命により全国に建立された国分寺のうちの一つ。現在でも創建時と同じ位置に伽藍が建っているものは全国でも珍しい。本尊の薬師如来坐像をはじめ、日光・月光菩薩立像、阿弥陀如来坐像、四天王像など、重要文化財にも指定されている仏像を安置している。
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10位
大山寺 本堂
開創は奈良時代、平安末期から比叡山や高野山にも劣らない隆盛を誇った古刹。山岳仏教の修験場としても栄えたことでも知られる。大山の豊かな自然に抱かれおごそかな雰囲気の漂う石段を上がり、ゆっくり参拝したい。
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11位
西方寺普明閣
竹原市の町並み保存地区にある浄土宗の寺院・西方寺の観音堂。以前この地にあった禅寺・妙法寺の本尊「木造十一面観音立像」が安置されている。宝暦8年(1758)に京都・清水寺を参考に建築されたといわれ、本瓦葺き二重屋根の舞台造りが特徴。普明閣からは竹原の町や瀬戸内海を一望することができ、多くの観光客が訪れる人気スポットになっている。
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12位
羅漢寺 五百羅漢
大田市大森町の天恩山五百羅漢寺にある石仏。2つの石窟の中に250体ずつ安置されている五百羅漢像は、元文年間(1736-1740)の発願から二十数年かけて完成したもので、石見銀山で亡くなった人々の霊や先祖の霊の供養を目的に建立されたといわれている。「石見銀山遺跡とその文化的景観」の一部としてユネスコの世界遺産に登録されているほか、国の史跡にも指定されている。
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13位
真言宗 別格本山瑜伽山蓮台寺
倉敷市児島由加にある寺院。733年に行基菩薩によって本尊十一面観世音菩薩を本尊として創建。厄除けの総本山として知られる由加神社本宮と隣接する神仏混淆の霊山として古くから信仰されている。
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14位
浄土寺
中国地方屈指の古刹で、真言宗泉涌寺派の大本山。推古天皇24年(616)に聖徳太子が創建したといわれ、足利尊氏が戦勝祈願をした寺としても知られている。入母屋造本瓦葺きの本堂と多宝塔は国宝、山門や阿弥陀堂は国の重要文化財。境内全体が国宝に指定されている歴史的価値の高い寺でもある。山の上にある奥の院は、尾道の街並みと海が一望できる絶好のビュースポット。
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15位
光明坊
天平年間(730年頃)、聖武天皇の勅願により行基上人が開基創建したと伝わる天皇家ゆかりの寺。しまなみ海道・生口島北ICから車で10分ほどの距離にある。境内には国の重要文化財に指定された「十三重石塔婆」や本尊の「阿弥陀如来坐像」、後白河法皇の皇女や法然上人を祀る「五輪石塔」など見どころが多数。中でも県天然記念物である樹齢650年余りの「イブキビャクシン」は、その形状の珍しさからぜひとも見ておきたい。例年3月末の日曜には「涅槃会」が行われ、多くの参拝客で賑わう。
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16位
天寧寺
尾道駅から徒歩約15分の立地にある曹洞宗の寺で、貞治6年(1367)に足利義詮の寄進により普明国師が開山したと言われている。義詮が五重塔として建立し、後に三重塔として改められた「海雲塔」は、国の重要文化財。塔越しに街並みと海を見下ろす風景は、尾道を代表する景観である。羅漢堂に安置された526体の五百羅漢は必見。本堂内の左の「さすり仏さん」は、患っている場所と同じ部分を撫でると病気平癒の御利益があると言われている。4月から5月にかけては、境内の枝垂れ桜や牡丹が美しく咲き乱れる。
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17位
持光寺
尾道七佛めぐりの一つである寺。堂々とした石の門が印象的な古寺だ。梅雨の時期にはあじさいが咲き誇ることでも有名で、「あじさい寺」とも呼ばれている。願いを込めながら粘土を握って作る「にぎり仏体験」も人気。
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18位
鰐淵寺
紅葉名所として知られる鰐淵寺(がくえんじ)は、古くから知られた修験の地。山寺らしい風情を漂わせ、森閑とした境内では、隆盛を誇った往時の面影がしのばれる。かつて修験僧たちが滝行をした浮浪(ふろう)の滝は必見だ。
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19位
海龍寺
寛元3年(1245)に創建された「海龍寺」は、人形浄瑠璃・文楽の墓があり、手・指を使う文楽にちなみ、お経の塚を撫でながら念じると、技芸上達するといわれている。ご本尊である千手観音像は県の重要文化財で、その他にも不動明王像や阿弥陀如来像などの寺宝も見どころだ。JR尾道駅から車で約10分。
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20位
大山寺
平安時代中期に創建されたと伝えられる、「天神坊」とも呼ばれる大山寺。境内には「日限地蔵」があり、受験シーズンには多くの学生が合格祈願に訪れる。また境内の左側には「五猿(ご縁)像」という石造りの猿の像があり、「みてご猿 いうてご猿 きいてご猿 まえむき猿 でご猿」の仕草をしていて可愛らしい。
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21位
円正寺(圓正寺)
江戸時代の初期に植えられたと伝わる老木。浄土真宗本願寺派の寺院・円正寺の石段を登り切った先に県内有数の巨樹がそびえ立つ。古くから全国の社寺庭園に植樹されているシダレザクラの中でも胸高幹囲が3mを超えるものは非常に珍しい存在だ。ヒガンザクラの変種2株からなる立派な枝条が四方に伸びており、その姿は名木として目を見張るものがある。例年の見頃は4月中旬から下旬にかけて。参拝客を出迎える立派な佇まいは県の天然記念物に指定されている。
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22位
月照寺
徳川家康の孫にあたる初代・直政から9代・斉斎(なりよし)までの墓がある、松平家の菩提寺。花の寺としても知られ、冬はサザンカとツバキ、春の桜のほか、初夏のアジサイ、晩秋の紅葉も美しい。
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23位
西國寺
奈良時代、天平年間(729-749)に行基が創建したといわれる真言宗醍醐派の大本山。仁王門には2mを超える大きなわらじが奉納されている。門をくぐり108段の石段を登れば、国の重要文化財に指定されている金堂をはじめ三重塔、大師堂・不動堂などが建ち並ぶ。桜の名所としても名高く、夜にはライトアップも行われ幻想的な景色を楽しめる。
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24位
宝土寺
尾道は、室町時代に日本と中国明との貿易拠点、江戸時代には北前船海路の商港として栄え、豪商が神社仏閣の寄進造営を行った。現在は25の寺が点在し、「古寺めぐり」コースが設けられている。
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25位
熊野大社
火の発祥の神社として、古くから出雲大社と並び信仰を集める。大国主命(おおくにぬしのみこと)の祖先である素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀り、縁結び、厄除け、商売繁盛などのご利益があるとされている。
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26位
安芸国分寺
奈良時代、聖武天皇の勅命によって全国60余か国に建立された国分寺のひとつ。正確な創建時期は不明だが、昭和の発掘調査によって天平勝宝2年(750)にはすでに主要な堂宇が建てられ、僧侶による法会が行われていたことが明らかになっている。境内で一際存在感を放つ仁王門は市内で最も古い建物。護摩堂や二体の木造薬師如来坐像とともに県・市の重要文化財に指定されている。国分寺を中心とする「安芸国分寺歴史公園」には講堂や僧坊の基壇が復元され、創建時の様子を偲ぶことができる。
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27位
海福寺
JR山陽本線・尾道駅から徒歩で約10分の距離にあるお寺。創始は古く、元応年中(1319-1321)頃と伝わる。遊行二祖上人の弟子・但阿弥陀和尚の開基と言われる古刹は「三つ首様」と呼ばれる珍しい墓があることで有名。文政11年(1828)の頃、盗んだ物品を貧者に施していた盗賊3人が処刑された。その首は本堂横に埋葬され手厚く供養され、首から上の病気を治すと言われているため、現在もお参りに訪れる人が後を絶たない。
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28位
西郷寺
鎌倉時代末期に遊行六代・一鎮によって創始されたと伝わる古刹。当時は「西江寺」と称され、それを記す石柱と寺号扁額を境内に残している。文和2年(1353)に発願された本堂は一遍上人が開いた浄土教の一派・時宗の寺院の中で現存する最古の建造物。浄土教の特徴的な遺構として国の重要文化財に指定されている。角柱上に舟肘木を置いただけの簡素な建物だが、手を叩くと渇いた音がかえってくる「泣き龍天井」があることでも有名だ。
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29位
金毘羅社 円政寺
寺と神社の形態をあわせもつ境内には、由緒ある文化財が点在。高杉晋作と伊藤博文が幼い頃に学んだ地としても知られ、ゆかりの品や逸話も残る。近代日本の礎を築いた偉人らの、幼少時代に思いを馳せつつ参拝しよう。
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30位
鳳源寺
三次藩祖・浅野長治が寛永10年(1633)に建立した浅野家の菩提寺。尾関山公園と隣接した境内に、赤穂浪士と縁の深い様々な文化財が残されている。境内で一際存在感を放つ枝垂れ桜は浅野長治の娘・阿久利姫が浅野内匠頭に輿入れする際、この地を訪れた家老・大石内蔵助が植えたと伝わる銘木だ。樹高30mもの勇壮な姿で知られる市内屈指の観桜スポット、大楽寺の枝垂桜はこの桜の芽を植樹したものと言われている。その他、赤穂浪士47人の出立を模した木像を安置する「義士堂」や阿久利姫の遺髪を納めた「瑤泉院遺髪塔」など見どころも多い。
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8位
清水寺
石見銀山近くの清水寺は、銀の精錬が行われていた清水谷製錬所跡近くに位置し、銀山開発に関わった人々から崇敬を集めた寺である。山師の安原伝兵衛が巨大な銀鉱脈を発見する前に祈った場所とされ、1602年(慶長7)に大規模な開発が始まった。伝兵衛が徳川家康から貰った道服は清水寺に奉納され、現在は国の重要文化財として京都国立
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9位
周防国分寺
天平13年(741)に聖武天皇の勅命により全国に建立された国分寺のうちの一つ。現在でも創建時と同じ位置に伽藍が建っているものは全国でも珍しい。本尊の薬師如来坐像をはじめ、日光・月光菩薩立像、阿弥陀如来坐像、四天王像など、重要文化財にも指定されている仏像を安置している。
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10位
大山寺 本堂
開創は奈良時代、平安末期から比叡山や高野山にも劣らない隆盛を誇った古刹。山岳仏教の修験場としても栄えたことでも知られる。大山の豊かな自然に抱かれおごそかな雰囲気の漂う石段を上がり、ゆっくり参拝したい。
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11位
西方寺普明閣
竹原市の町並み保存地区にある浄土宗の寺院・西方寺の観音堂。以前この地にあった禅寺・妙法寺の本尊「木造十一面観音立像」が安置されている。宝暦8年(1758)に京都・清水寺を参考に建築されたといわれ、本瓦葺き二重屋根の舞台造りが特徴。普明閣からは竹原の町や瀬戸内海を一望することができ、多くの観光客が訪れる人気スポットになっている。
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12位
羅漢寺 五百羅漢
大田市大森町の天恩山五百羅漢寺にある石仏。2つの石窟の中に250体ずつ安置されている五百羅漢像は、元文年間(1736-1740)の発願から二十数年かけて完成したもので、石見銀山で亡くなった人々の霊や先祖の霊の供養を目的に建立されたといわれている。「石見銀山遺跡とその文化的景観」の一部としてユネスコの世界遺産に登録されているほか、国の史跡にも指定されている。
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13位
真言宗 別格本山瑜伽山蓮台寺
倉敷市児島由加にある寺院。733年に行基菩薩によって本尊十一面観世音菩薩を本尊として創建。厄除けの総本山として知られる由加神社本宮と隣接する神仏混淆の霊山として古くから信仰されている。
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14位
浄土寺
中国地方屈指の古刹で、真言宗泉涌寺派の大本山。推古天皇24年(616)に聖徳太子が創建したといわれ、足利尊氏が戦勝祈願をした寺としても知られている。入母屋造本瓦葺きの本堂と多宝塔は国宝、山門や阿弥陀堂は国の重要文化財。境内全体が国宝に指定されている歴史的価値の高い寺でもある。山の上にある奥の院は、尾道の街並みと海が一望できる絶好のビュースポット。
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15位
光明坊
天平年間(730年頃)、聖武天皇の勅願により行基上人が開基創建したと伝わる天皇家ゆかりの寺。しまなみ海道・生口島北ICから車で10分ほどの距離にある。境内には国の重要文化財に指定された「十三重石塔婆」や本尊の「阿弥陀如来坐像」、後白河法皇の皇女や法然上人を祀る「五輪石塔」など見どころが多数。中でも県天然記念物である樹齢650年余りの「イブキビャクシン」は、その形状の珍しさからぜひとも見ておきたい。例年3月末の日曜には「涅槃会」が行われ、多くの参拝客で賑わう。
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16位
天寧寺
尾道駅から徒歩約15分の立地にある曹洞宗の寺で、貞治6年(1367)に足利義詮の寄進により普明国師が開山したと言われている。義詮が五重塔として建立し、後に三重塔として改められた「海雲塔」は、国の重要文化財。塔越しに街並みと海を見下ろす風景は、尾道を代表する景観である。羅漢堂に安置された526体の五百羅漢は必見。本堂内の左の「さすり仏さん」は、患っている場所と同じ部分を撫でると病気平癒の御利益があると言われている。4月から5月にかけては、境内の枝垂れ桜や牡丹が美しく咲き乱れる。
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17位
持光寺
尾道七佛めぐりの一つである寺。堂々とした石の門が印象的な古寺だ。梅雨の時期にはあじさいが咲き誇ることでも有名で、「あじさい寺」とも呼ばれている。願いを込めながら粘土を握って作る「にぎり仏体験」も人気。
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18位
鰐淵寺
紅葉名所として知られる鰐淵寺(がくえんじ)は、古くから知られた修験の地。山寺らしい風情を漂わせ、森閑とした境内では、隆盛を誇った往時の面影がしのばれる。かつて修験僧たちが滝行をした浮浪(ふろう)の滝は必見だ。
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19位
海龍寺
寛元3年(1245)に創建された「海龍寺」は、人形浄瑠璃・文楽の墓があり、手・指を使う文楽にちなみ、お経の塚を撫でながら念じると、技芸上達するといわれている。ご本尊である千手観音像は県の重要文化財で、その他にも不動明王像や阿弥陀如来像などの寺宝も見どころだ。JR尾道駅から車で約10分。
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20位
大山寺
平安時代中期に創建されたと伝えられる、「天神坊」とも呼ばれる大山寺。境内には「日限地蔵」があり、受験シーズンには多くの学生が合格祈願に訪れる。また境内の左側には「五猿(ご縁)像」という石造りの猿の像があり、「みてご猿 いうてご猿 きいてご猿 まえむき猿 でご猿」の仕草をしていて可愛らしい。
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21位
円正寺(圓正寺)
江戸時代の初期に植えられたと伝わる老木。浄土真宗本願寺派の寺院・円正寺の石段を登り切った先に県内有数の巨樹がそびえ立つ。古くから全国の社寺庭園に植樹されているシダレザクラの中でも胸高幹囲が3mを超えるものは非常に珍しい存在だ。ヒガンザクラの変種2株からなる立派な枝条が四方に伸びており、その姿は名木として目を見張るものがある。例年の見頃は4月中旬から下旬にかけて。参拝客を出迎える立派な佇まいは県の天然記念物に指定されている。
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22位
月照寺
徳川家康の孫にあたる初代・直政から9代・斉斎(なりよし)までの墓がある、松平家の菩提寺。花の寺としても知られ、冬はサザンカとツバキ、春の桜のほか、初夏のアジサイ、晩秋の紅葉も美しい。
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23位
西國寺
奈良時代、天平年間(729-749)に行基が創建したといわれる真言宗醍醐派の大本山。仁王門には2mを超える大きなわらじが奉納されている。門をくぐり108段の石段を登れば、国の重要文化財に指定されている金堂をはじめ三重塔、大師堂・不動堂などが建ち並ぶ。桜の名所としても名高く、夜にはライトアップも行われ幻想的な景色を楽しめる。
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24位
宝土寺
尾道は、室町時代に日本と中国明との貿易拠点、江戸時代には北前船海路の商港として栄え、豪商が神社仏閣の寄進造営を行った。現在は25の寺が点在し、「古寺めぐり」コースが設けられている。
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25位
熊野大社
火の発祥の神社として、古くから出雲大社と並び信仰を集める。大国主命(おおくにぬしのみこと)の祖先である素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀り、縁結び、厄除け、商売繁盛などのご利益があるとされている。
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26位
安芸国分寺
奈良時代、聖武天皇の勅命によって全国60余か国に建立された国分寺のひとつ。正確な創建時期は不明だが、昭和の発掘調査によって天平勝宝2年(750)にはすでに主要な堂宇が建てられ、僧侶による法会が行われていたことが明らかになっている。境内で一際存在感を放つ仁王門は市内で最も古い建物。護摩堂や二体の木造薬師如来坐像とともに県・市の重要文化財に指定されている。国分寺を中心とする「安芸国分寺歴史公園」には講堂や僧坊の基壇が復元され、創建時の様子を偲ぶことができる。
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27位
海福寺
JR山陽本線・尾道駅から徒歩で約10分の距離にあるお寺。創始は古く、元応年中(1319-1321)頃と伝わる。遊行二祖上人の弟子・但阿弥陀和尚の開基と言われる古刹は「三つ首様」と呼ばれる珍しい墓があることで有名。文政11年(1828)の頃、盗んだ物品を貧者に施していた盗賊3人が処刑された。その首は本堂横に埋葬され手厚く供養され、首から上の病気を治すと言われているため、現在もお参りに訪れる人が後を絶たない。
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西郷寺
鎌倉時代末期に遊行六代・一鎮によって創始されたと伝わる古刹。当時は「西江寺」と称され、それを記す石柱と寺号扁額を境内に残している。文和2年(1353)に発願された本堂は一遍上人が開いた浄土教の一派・時宗の寺院の中で現存する最古の建造物。浄土教の特徴的な遺構として国の重要文化財に指定されている。角柱上に舟肘木を置いただけの簡素な建物だが、手を叩くと渇いた音がかえってくる「泣き龍天井」があることでも有名だ。
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金毘羅社 円政寺
寺と神社の形態をあわせもつ境内には、由緒ある文化財が点在。高杉晋作と伊藤博文が幼い頃に学んだ地としても知られ、ゆかりの品や逸話も残る。近代日本の礎を築いた偉人らの、幼少時代に思いを馳せつつ参拝しよう。
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30位
鳳源寺
三次藩祖・浅野長治が寛永10年(1633)に建立した浅野家の菩提寺。尾関山公園と隣接した境内に、赤穂浪士と縁の深い様々な文化財が残されている。境内で一際存在感を放つ枝垂れ桜は浅野長治の娘・阿久利姫が浅野内匠頭に輿入れする際、この地を訪れた家老・大石内蔵助が植えたと伝わる銘木だ。樹高30mもの勇壮な姿で知られる市内屈指の観桜スポット、大楽寺の枝垂桜はこの桜の芽を植樹したものと言われている。その他、赤穂浪士47人の出立を模した木像を安置する「義士堂」や阿久利姫の遺髪を納めた「瑤泉院遺髪塔」など見どころも多い。
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