後醍醐天皇御腰掛けの岩

白神山地
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現在の御来屋港は今から約670年前、幕府軍に閉じこめられていた後醍醐天皇が隠岐の島から命がけで脱出し辿り着いたと伝わる場所。「名和湊」と伝わるこの場所で疲れた体を休めるため、海岸にあった大きな岩に腰をかけたという言い伝えが残っている。約30年ほど前までは海中にあったが、周囲の漁港の改修によって海面から1.4mほどの高さに持ち上げられ、現在の陸の上に位置するようになった。後醍醐天皇の御製を記した歌碑と共に今も海を眺めている。

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住所 鳥取県西伯郡大山町御来屋

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