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ウィーン

オーストリアの首都であり、ベートーベンやモーツァルトなどが活躍した音楽の都。強大な権勢を誇ったハプスブルク家の本拠地として数百年に渡り栄えていた。ウィーン中心部から少し離れたところにある世界文化遺産シェーンブルン宮殿も有名。

アルベロベッロ

イタリア南部にある小さな町でとんがり屋根の可愛らしい伝統的家屋トゥルッリが多く残っている。16世紀頃に建てられたトゥルッリが人々の暮らしと共存しながら守られている点が評価され世界文化遺産に登録された。

アムステルダム

かつて世界貿易で栄えたオランダの首都。街は運河に囲まれており、歴史ある街並みを運河から見るクルージングが人気。アンネの日記で知られるアンネ・フランクの家もあり、人気の観光スポットになっている。

トカイ地区

ハンガリー北東部にある町で貴腐ワイン「トカイワイン」が有名。このトカイワインは美食家で知られるルイ14世が「ワインの王」と称したという逸話もある。 800年以上続くワイン造りが評価され世界文化遺産に登録された。

万里の長城

中国にある世界最大の建造物。紀元前3世紀頃、始皇帝が北方民族の侵入を防ぐ防御壁として各地にあった城壁を1つに繋いだのが始まり。中国の歴史を象徴するシンボルとして世界文化遺産に登録された。

スコータイ

タイ北部にある街で13世紀に栄えた王国の首都だった場所。現在に続くタイ文化の多くがこの地で開花したことからタイルーツの街といわれている。スコータイ歴史公園に残る遺跡はかつての文明を証明する遺跡として世界文化遺産に登録された。

アユタヤ

タイ中央部にある川に囲まれた街。14世紀から400年以上続いた王国の遺跡が残っており、世界文化遺産に登録されている。かつての争いにより遺跡内にある仏像の頭部は破壊されてしまっている。

ナスカの地上絵

南米、ペルーにある世界文化遺産。アンデス山脈の砂漠地帯にあり、これらの絵は2000年以上前に描かれた。何の目的で描かれたのか、真相はいまだに解明されていない。技術の進歩によって新たな地上絵も数多く発見されている。

グランドキャニオン国立公園

1919年制定された国立公園で世界自然遺産に登録されている。4000万年の時をかけて、コロラド川の浸食が生み出した大渓谷。削られた岩壁からは20億年前の地層も見つかっている。周辺にはモニュメントバレーなど美しいスポットが集まっている。

パンタナル

ブラジルにある世界最大の湿原。南米で野生動物が最も集中する地域と言われており1,000種以上の生き物が生息している。パンタナルの環境や多様な生態系が評価され世界自然遺産に登録された。

バルデス半島

アルゼンチンにある世界自然遺産。海で生きる動物たちの繁殖地として知られており、多くの動物がバルデス半島で出産をすることから「いのちのゆりかご」ともいわれている。かつて絶滅の危機に瀕していたミナミセミクジラの保護活動が盛んな地域。

ロス・グラシアレス国立公園

アルゼンチンのパタゴニアエリアにある世界で3番目に大きい氷河地帯。 美しいサファイヤブルーの氷河と険しい山々が世界自然遺産に登録されている。夏になると轟音と共に解けた氷河が崩れ落ちる光景が見られる。

グレート・バリア・リーフ

オーストラリアにある世界最大のサンゴ礁で世界自然遺産に登録されている。ハート型のサンゴ礁・ハートリーフが有名。5,000種以上の生き物たちが生息しており海洋生物の宝庫といわれる。地球温暖化の影響で珊瑚に白化現象が起き、問題になっている。

ロックアイランド

オセアニアのパラオにある400以上の無人島が集まったスポット。周辺には絶滅危惧種や固有種が数多く生息している。自然と文化が合わさった複合遺産という珍しい世界遺産に登録されている。

ヴィクトリアの滝

アフリカ大陸のザンビアにある世界最大級の大瀑布。侵食によって現在進行形で滝の位置が上流へと変化しており、そんな変わった地形などが評価され世界自然遺産に登録された。滝から出る水煙の恵みによって周囲が潤い豊かな自然が育まれている。