玄界灘の荒波が育てたとらふぐ。福岡県宗像市の老舗旅館『御宿はなわらび』自慢の「天然とらふく宅配セット」
2024.01.20
とらふぐの水揚げが多い福岡県宗像市では、ふぐは“福”にかけて「ふく」と呼びます。鐘崎漁港は、「鐘崎天然とらふく」のブランド名でとらふぐが有名です。老舗の料理旅館『御宿はなわらび』でも、「ふく会席」「ふく御膳」に人気があります。『御宿はなわらび』自慢のふく刺し、ふく鍋、ひれ酒が自宅で堪能できる「天然とらふく宅配セット」を紹介します。ポン酢や薬味付きです。
【コレうまポイント】
③熟練の料理長が丁寧に調理。ふぐの出汁が滲み出た旨みも雑炊で
【コレうまポイント①】宿のルーツは魚市場。大正時代から続く海の幸へのこだわり
鐘崎漁港は福岡県内最大の水揚げを誇ります。料理旅館『御宿はなわらび』のルーツは鐘崎漁港の魚市場です。現代表の祖父が大正10年に鐘崎漁港で魚市場を運営しました。のちに家族が旅館に転向し、新鮮な海の幸を中心とした料理で宿泊客をもてなしてきました。
宿は海まで車で10分ほどの場所にありますが、新鮮な海の幸へのこだわりは変わりません。都市部の高級料亭に出荷されることが多い「鐘崎天然とらふく」を使った「ふく御膳」や「ふく会席」は、毎年食べに訪れる人もいる自慢の味です。
【コレうまポイント②】福岡が誇る「鐘崎天然とらふく」は旨みが強くて歯応えよし
鐘崎漁港は、天然とらふぐの漁獲量で全国でもトップクラス。福岡県の沖、玄界灘でとらふぐは荒波に揉まれて育ちます。そのため身が引き締まっていて弾力があり、甘みと旨みが強いのが特徴です。
鐘崎の漁師が獲った「鐘崎天然とらふく」は、大半が東京や大阪の高級料亭に出荷されますが、一部は地元の「鐘の岬活魚センター」へ。『御宿はなわらび』も「鐘の岬活魚センター」から生きたままのとらふぐを直接仕入れています。
【コレうまポイント③】熟練の料理長が丁寧に調理。ふぐの出汁が滲み出た旨みも雑炊で
『御宿はなわらび』では、生きたままのとらふぐを仕入れて生簀へ。熟練の料理長が丁寧に捌いています。「天然とらふく宅配セット」は、ふく刺、鍋用のとらふくあら、ふく皮、ふくひれ、ポン酢、薬味、橙(だいだい)までセットになっています。
天然とらふぐの旨みを堪能するならふくちり鍋。昆布の出汁を用意し、とらふくあらを加えて火を入れると、出汁にふぐの旨みが染み出します。青ネギやもみじおろしまで付いているので、自宅では好みの野菜や豆腐など準備するだけです。鍋の後は、ふく雑炊で旨みを余すところなく味わってください。ふぐ刺し、ひれ酒用のひれもセットになっているので、玄界灘の海の幸「鐘崎天然とらふく」を味わい尽くせます。
鐘崎漁港で水揚げされるのは秋から冬の間だけという高級食材「鐘崎天然とらふく」。福岡県宗像市から届く高級な海の幸を堪能してみませんか?