地蔵院(椿寺)

白神山地
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「椿寺」の愛称で親しまれている古刹で、神亀3年(726)の聖武天皇の勅願により、行基が摂津の昆陽池のほとりに一寺を建立し、地蔵院と号したのが始まりであるとされている。平安時代に笠山南部に移設された後、室町時代の明徳2年(1391)に起こった内野の合戦にて一度は焼失してしまったが、足利義満により仮堂が立てられ、天正17年(1589)に豊臣秀吉の命により現在の場所に移設され、今に至っている。本堂前に咲く樹齢約120年の五色八重散椿は、一本の木に赤や白、桃色等様々な色合いの花が見られ、花弁が一片ずつ散る珍しい古木で、豊臣秀吉が北野大茶会の際に献木した椿が元となっている。赤穂浪士の討入を陰で支えたとされる天野屋利兵衛や、俳人・与謝蕪村の師にあたる夜半亭巴人の墓所等、境内には見どころも多い。

INFORMATION

住所 京都府京都市北区大将軍川端町2
電話番号 0754611263
時間 9:00-16:00
料金 [拝観料]無料
駐車場 あり(2台)

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