国指定史跡 広村堤防

白神山地
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国指定史跡となっている防波堤。1854年に発生した安政南海地震の後に地元の名士である濱口梧陵が私財を投じて築造した。長さ約600m、基底の幅約20m、高さ約5mの堤防となっており、海沿いの石堤と合わせて多重防御のシステムが構築されている。築造の際、梧陵は約1572両を投じ56736人もの村人を日払いで雇用することで津波の被害にあった村人の離散を防いだ。稲むらの火の館で申し込むと、耐久社や濱口梧陵銅像とあわせて語り部による案内付きで見学することができる。

INFORMATION

住所 和歌山県有田郡広川町広1267
時間 24時間
料金 [見学]無料
駐車場 なし
※「稲むら火の館」駐車場をご利用ください。

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