今回、江田友莉亜リポーターが“海外の旅”で訪れたのはアトランティック・カナダ・プリンスエドワード島。小説「赤毛のアン」の舞台となったビクトリア調のお家や、海辺に佇む5つ星のカントリーホテル、手作りのプレミアムアイスクリームを提供しているパーラーなど、旅サラダがおすすめする観光スポットやご当地グルメを紹介します。

※CA$1(カナダドル)=108円

プリンス・エドワード島(Prince Edward Island)

1543年にフランスの探検家ジャック・カルティエによって発見された、カナダの東海岸、セントローレンス湾に浮かぶ島で、島全体で、カナダの州(Province)の1つであるプリンス・エドワード アイランド州を構成している。面積は、日本の愛媛県とほぼ同じ広さで、カナダの州の中では面積、人口共にもっとも小さいが、気候は温暖で、名作「赤毛のアン」の舞台となった島としても有名。

シャーロットタウン(Charlottetown)

プリンス・エドワード アイランド州の州都。カナダの歴史に名を刻む古都であり、英国から独立して一つの国を作ろうという建国会議が1864年に行われたことから「Birthplace of Canada(カナダ発祥の地)」として知られている。メインストリートのビクトリア・ローには、レストランや雑貨店が建ち並ぶ。

キュリオスティーズ(Kuriosities)

ビクトリア・ローにある宝石と雑貨を扱う店。プリンス・エドワード島の形をした
ペンダントトップや、シルバーに地元の砂を押し込んだオリジナルの指輪などが人気。

ホルマンズ アイスクリーム パーラー(Holman’s Ice Cream Parlour)

プリンス・エドワード島の最高級の新鮮な天然食材を使用した、手作りで少量生産の超プレミアムアイスクリームを提供しているアイスクリーム パーラー。ソース、チャンク、フレーバー。コーンも、試行錯誤を重ねた自家製秘伝のレシピで作られており、一日中作りたての状態で提供されている。
バニラアイスクリームを細く搾り出して、スパゲッティに見立てた上に、ストロベリーソースとホワイトチョコで、ミートソース風に。上にはミートボールに見立てたチョコを 盛り付けたスパゲッティ サンデー(Spaghetti Sundae)が名物。

 

ダブルヒル サイダリー(Double Hill Cidery)

プリンス・エドワード島南東部の中心地、カレドニアに位置するアルコール飲料であるサイダーの専門店。
「サイダー」は国によって指すものが異なり、日本ではノンアルコールの炭酸飲料を指しますが、イギリスではりんごを発酵させて造られるアルコール飲料「シードル」を指し、一般的にアルコール度数は3〜9%程度。
店の名前は、土地を2つの丘に分ける渓谷にちなんで名付けられた。現在16種類のリンゴを栽培していて、それぞれのリンゴに合った自家製のサイダーを製造販売している。

 

グリーンゲイブルズ ヘリテージ プレイス (Green Gables Heritage Place)

麦わら帽子に、赤毛の三つ編み、ピナフォア姿(エプロンドレス)は、カナダで最も愛されている架空の人物、赤毛のアンこと、アン・シャーリー。小説『赤毛のアン』が初出版されたのは、100年以上も前の1908年。以降、出版部数はこれまでに5,000万部を超えている。そんな小説の舞台となった家、グリーンゲイブルズ(緑の切妻屋根の家)が再現してあり、1800年代終盤の造りに再建されたこのビクトリア調の家を歩き回り、アンになりきって想像を膨らませることが出来る。

 

イン・アット・ベイ・フォーチュン(The Inn at Bay Fortune)

プリンス・エドワード島の象徴的な5つ星のカントリーホテル。75エーカー(約30万km2)の海辺の静かな場所に位置し、穏やかな水辺の風景に囲まれ、ただ滞在する場所ではなく、美食の夢が実現する場所でもある。オーナーシェフのマイケル・スミスとチャスティティ・スミス夫妻のリーダーシップの下、世界で最も没入型で本格的なインタラクティブな食体験の場所を提供している。
夕食はファイヤーワークス・フェスト(FireWorks Feast)と呼ばれるユニークな料理体験を提供。カリナリー ファームからの食材や、地元の海で捕れた食材、地元の味をフィーチャーした4時間に及ぶ料理の冒険。
パンコース、鉄板チャウダー、アープレート&サラダコース、肉&野菜コース、農園デザートが含まれます。飲み物は別料金だが、サービス(チップ)が含まれている。

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