今回、『俺たちのひとっ風呂』で訪れたのは熊本県。勝俣州和さんとゲストの古舘伊知郎さんが、おすすめの温泉や観光スポット、ご当地グルメなどを紹介します。

熊本空港

昨年オープンした空港内「そらよかエリア」の中央に位置する「そらよかパーク」では週末を中心にイベントが実施され「空港に遊びに行きたい」というコンセプトのさまざまな仕掛けがあり、飛行機の離発着を間近に感じながら遊べる空間。高さ2m、幅5mのKUMAMOTOという文字のモニュメントは、隣にくまもんが並び、観光客の記念撮影ポイントになっている。

 

ビア・ホール MAN(びあほーるまん)

1967年創業、熊本初のビア・ホールと言われている。
オーナー店主の村田さん(91歳)は、プロレスファンがこぞってコレクションするアントニオ猪木のブロンズ像を制作した人として全国的に有名。そのため猪木さんをはじめスターレスラーたちが熊本遠征の際は必ず訪れ、プロレスファンにとっての聖地となっている。人気メニューは猪木さんもよく食べたというスペアリブ。

 

曹洞宗 雲巌禅寺(そうとうしゅう うんがんぜんじ)

南北朝期の正平6年(1351年)、元の帰化僧が開基。熊本の豪商・淵田屋儀平の発願により、安永8年(1779年)から24年の歳月を費やして刻まれた500体の石仏群(現存350体)、五百羅漢が境内の斜面に佇む。.笑い、喜び、怒りと、全ての石仏が違う表情をしている。雲巌禅寺の裏山には、洞窟・霊巌洞(れいがんどう)があり、宮本武蔵がこもって「五輪書」を書いたことで有名。宝物館には、巌流島で使用した木刀、自画像などが展示してある。

 

山鹿蒸溜所(やまがじょうりゅうしょ)

2022年にグランドオープンしたウイスキー専門工場。
山鹿の良質な軟水の深層地下水を仕込水にし、ウイスキーづくりに適した夏と冬の寒暖差、高い湿度の気候を活かしてシングルモルトが熟成される。女性たちが伝統工芸品の灯篭を頭に掲げて踊り歩く山鹿灯篭踊りをイメージした女性らしいたおやかな味が特徴。2025年の秋に3年間熟成された本格的ウイスキーが販売される予定。土・日曜限定で工場見学もでき、テイスティングができる。

 

松島温泉 天ノ寂(まつしまおんせん あまのじゃく)

2023年6月にオープンした全11室のラグジュアリーホテル。地元アーティストの作品が散りばめらた館内インテリアのセンスがよく、何よりロビーや客室からのオーシャンビューは最高。
全室温泉付きで、天草の絶景を独り占めしながら源泉掛け流しのまろやかで肌に優しい天然温泉を楽しめる。夕飯は、天草近海で獲れた海の幸を使った鮨や天ぷら、お肉料理など四季を感じる日本料理が堪能できる。

 

天草市立御所浦恐竜の島博物館(あまくさしりつごしょうらきょうりゅうのしまはくぶつかん)

“かつて恐竜の楽園だった”と言われ、数多くの恐竜の化石が発掘されている御所浦島。
約1億年前の地層から、日本最大級の肉食恐竜の歯が発見された高さ200mの「白亜紀の壁」や恐竜の足跡が見つかったという小島など、島周辺が博物館のような場所。その中心地、御所浦港のすぐ前に建つ博物館は、世界の巨大な恐竜の全身骨格のほか、天草ならではの海の生き物の化石が2,000点も展示され、天草の約1億年の歴史に触れることができる。
今も発掘中の中世代白亜紀の貝やアンモナイトなどの化石探しもでき、持ち帰りもOK!

恐竜の島化石クルージング

 

焼肉店 たなか畜産(やくにくてん たなかちくさん)

牧場を経営し天草黒牛を生産する田中畜産が直営する焼肉店。
金土日の限定でランチ営業を行っており、「2022年、2023年食べログ百名店」や「ミシュランガイド熊本・大分 2018 特別版」にてビブグルマンにも選出された上質な肉質をリーズナブルに堪能できる。
直売精肉店では第1金~日曜の特売日はお値打ち価格で買えるとあって多くのファンで賑わう。

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