長野県野辺山|ゆったり、のんびり大自然に囲まれて見つけた!私だけの優しい自分時間
2025.11.15
太平洋の雄大な自然と幕末の偉人たちの歴史が魅力的な高知県。坂本龍馬ゆかりの地を巡る歴史探訪、清流仁淀川が生み出す神秘の「仁淀ブルー」、そしてカツオの藁焼きやタタキをはじめ、地元の食材を生かしたグルメまで、訪れるたびに新たな発見があります。
そこで今回は、高知県の魅力を満喫し尽くす1泊2日のモデルコースを紹介します。TV番組『朝だ!生です旅サラダ』で取材してきた、地元の人や観光客に愛されるおすすめの観光地についても紹介しているので、旅行の際の参考にしてください。
※当モデルコースは一例であり、行程を保証するものではありません。各スポット情報や移動時間については取材・執筆時のもので、ご利用時と異なる場合があります。ご旅行時にはご自身でのご確認をお願いします。

高知市の玄関口であるJR高知駅は、高知の旅の始まりにふさわしい、木の温もりを感じるモダンな駅舎が特徴です。建築家・内藤廣氏がデザインを手掛けた大きな屋根は、「くじらドーム」の愛称で親しまれています。
駅前にあるこうち旅広場には、土佐の三志士である坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太の像が立ち、旅人をお出迎え。旅の始まりを記念して写真撮影するのもおすすめです。路面電車「とさでん交通」の電停がすぐ隣にあり、市内主要観光地へのアクセスも非常に便利です。次に向かうはりまや橋にはとさでんでも向かえるため、時間が合えばぜひ乗車してみてください。
まずは高知市中心の象徴スポットであるはりまや橋に向かいます。高知駅からはバスで約11分、またはとさでんで約7分で到着します。

高知市の中心部に位置する「はりまや橋」は、よさこい節にも歌われた恋物語の舞台で、土佐を代表する観光スポットの一つです。江戸時代、豪商の播磨屋と櫃屋(ひつや)が互いの行き来のために架けた私設の橋が起源とされています。
もともと橋が架かっていた「堀川」は埋め立てられており、親水公園が整備されています。現在、観光地として親しまれている橋は全長約10mの復元されたもの。多くの観光客が大きな橋を想像して訪問しますが、全長約10mと小ぢんまりとしていることから、「日本三大がっかり名所」と揶揄されることも。
しかし、そのがっかり感がかえって話題を呼び、高知を象徴するスポットとして多くの観光客が訪れています。
▼高知駅からはりまや橋への行き方
想像とのギャップを味わいながら写真撮影などを終えたら、次は腹ごしらえにひろめ市場に移動します。ひろめ市場までは11分ほど歩けば到着しますが、せっかくなのでとさでんを利用するのもおすすめ。とさでんを利用した場合の移動時間は約8分です。

高知城のすぐ近くにある「ひろめ市場」は、高知の「食」と「人」の活気が凝縮された、まるで一つの大きな屋台村のような場所です。約60店舗が軒を連ね、高知の名物であるカツオの藁焼きやタタキをはじめ、新鮮な魚介類、地元料理、土佐のお酒などが手軽に楽しめます。
市場内の広場にはテーブル席が設けられており、購入したものを持ち寄って飲食できる自由なスタイルが魅力です。観光客だけでなく地元住民も集う、高知の日常と熱気を感じられる交流の場となっています。ちなみに「ひろめ」という名称は、土佐藩家老の深尾弘人斎(ひろめさい)の屋敷跡地だったことに由来しています。
▼はりまや橋からひろめ市場への行き方
1時間ほど滞在したら、次は高知城に向かいます。ひろめ市場から高知城までは徒歩約8分です。

「南海道随一の名城」と称される「高知城」は、関ヶ原の戦いの功により土佐一国を拝領した山内一豊によって慶長6年(1601年)に築城が開始されました。城郭全体がほぼ完全に残る稀有な城として知られ、天守閣や追手門など、江戸時代から現存する建築物が数多く残っています。
とくに、天守と本丸御殿(懐徳館)が完全な姿で残っているのは、全国でもここ高知城だけ。高知市街を見下ろす高台にあり、天守からの眺めはまさに絶景です。追手門と天守閣を一枚の写真に収められる全国でも珍しいスポットとしても人気が高く、歴史好きにはたまらない場所です。
▼ひろめ市場から高知城への行き方
高知城の次は桂浜を観光します。桂浜までは電車またはとさでんと電車を利用して約1時間で到着します。

高知市浦戸湾口に位置する「桂浜」は、五色の小石で覆われた弓状の海岸線が美しく、古くから月の名所としても知られています。太平洋の荒々しい波が打ち寄せる雄大な景観が魅力で、その絶景を見下ろす高台には、高知のシンボルとして知られる幕末の志士・坂本龍馬の巨大な銅像が太平洋を見つめるように立っています。
展望台からは雄大な景色を一望できます。近くには桂浜水族館もあり、海と歴史、そして自然の雄大さを感じられる、高知を代表する景勝地です。
▼高知城から桂浜への行き方

高知市内の中心部、とくにひろめ市場周辺や帯屋町などの歓楽街には、高知ならではの郷土料理と地酒を楽しめる飲食店が数多く集まっています。ディナーでは、ランチで楽しんだカツオの藁焼きやタタキのほか、ウツボ料理、清水サバ、土佐あかうしなどの地元食材を使った料理を味わうのがおすすめです。
また、高知は日本酒の酒蔵が多く、「土佐の辛口」で知られるキレの良い地酒も大きな魅力です。地元の人々が通う老舗から、モダンな創作料理店まで幅広く揃っており、賑やかな雰囲気の中で高知の食文化と「おきゃく」(土佐の宴会文化)の精神に触れることができます。
ほろ酔いで良い気分になったら、そろそろ明日に備えてホテルに移動します。
▼桂浜から高知市内への行き方

高知市内の宿泊施設は、主に高知駅周辺と、はりまや橋・帯屋町などの中心市街地に集中しています。高知駅周辺は、電車やバス、レンタカーでの移動に便利なビジネスホテルが多く、観光の拠点として最適です。
一方、中心市街地のホテルは、飲食店や歓楽街へのアクセスが抜群で、夜遅くまで高知のグルメや地酒を楽しむのに便利。また、観光客向けに、高知の食材を活かした朝食ビュッフェを提供するホテルが多いのも特徴です。
美味しい食事とお酒の誘惑に負けそうになりますが、明日のことを考えて早めに就寝しましょう。
▼宿泊先への行き方

2日目も移動で運動量が多いため、エネルギー補給に朝ごはんをしっかりと食べて活動を開始しましょう。宿泊プランに朝食が付いていない場合はコンビニ食でもよいですが、せっかくなので高知駅や日曜市周辺のカフェで高知名物のモーニングを楽しむのがおすすめです。
高知の喫茶店のモーニングはボリュームがあり、トーストやサラダに加え、小鉢やうどんが付くなど独自に進化している店が多くあります。また、もし日程が合えば、約300年以上の歴史を持つ日曜市を訪れるのも高知ならではの体験です。年始(1月1・2日)とよさこい祭り期間(8月10~12日)を除く毎週日曜日の朝6時から開催されており、いも天や田舎寿司、中日そばなど食べ歩きもできます。
エネルギーチャージが終わったところで、2日目最初の観光スポットである牧野植物園に向かいます。高知市内からはタクシーで約18分、とさでんと電車、バスを乗り継いで40~50分で到着します。

「牧野植物園」は、「日本の植物学の父」と呼ばれる高知出身の植物学者・牧野富太郎博士の業績を顕彰するために開園した植物園です。広大な敷地には、博士ゆかりの植物や、世界中の珍しい植物など約3,000種類以上が系統的に植栽・展示されています。
同氏の妻にちなんだ「スエコザサ」や、発見場所から「ハキダメギク」など、生涯で1,500種類以上の植物の新種・新品種を発見・命名しており、それらの植物を集めたエリアや研究成果を紹介する展示館は必見。美しい庭園や温室、そして五台山からの眺めも素晴らしく、自然のなかでゆったりとした時間を過ごせます。建物は建築家・内藤廣氏の設計で、自然光を取り込んだ開放的な空間も魅力の一つです。
▼高知市内から牧野植物園への行き方
次は龍河洞を観光します。牧野植物園からは、タクシーで約40分です。

高知県香美市に位置する「龍河洞」は、日本を代表する鍾乳洞の一つであり、国の天然記念物および史跡に指定されています。約1億7,500万年の歳月をかけて形成されたとされる洞内は、総延長約4kmにも及び、そのうち約1kmが観光ルートとして一般公開されています。
洞内には、「記念の滝」や「裏見の滝」といったダイナミックな景観や、時が止まったかのような美しい鍾乳石群が。また、弥生時代の土器が鍾乳石と一体化した「神の壺」は、世界的に見ても貴重な資料として知られています。神秘的な地底世界を探検するアドベンチャー気分を味わえるスポットです。
▼牧野植物園から龍河洞への行き方
そろそろお腹が空くころなので、そのまま香美市でランチにします。

龍河洞のある香美市は、山や川などの自然に恵まれ、農業や林業が盛んな地域です。清流が育む新鮮な野菜や米、地鶏など、豊かな食材を活かした料理を楽しめます。龍河洞周辺の飲食店は、地元産の食材にこだわった昔ながらの食堂や、落ち着いた雰囲気のカフェが多いのが特徴です。
山間部ならではの素朴で温かい郷土料理や、田舎寿司といった高知の食文化に触れることができます。地元の素材を大切にした、観光地でありながらもアットホームな雰囲気の中で、ゆったりとしたランチタイムを過ごせます。
▼龍河洞から龍河洞周辺の食堂・カフェへの行き方
お腹が満たされたら、次はお子さまお待ちかねのアンパンマンミュージアムに向かいます。龍河洞周辺からアンパンマンミュージアムまではタクシーで約20分、電車と徒歩の場合は約2時間です。

「アンパンマンミュージアム」は、香美市出身の漫画家・やなせたかし氏の偉業を記念して設立されたミュージアムです。正式名称は「香美市立やなせたかし記念館」で、メインのアンパンマンミュージアム館とやなせたかしギャラリーなど、複数棟で構成されています。
ミュージアム館では、アンパンマンとその仲間たちの世界が広がり、子供たちが楽しめる展示やジオラマが満載です。一方、ギャラリーでは、やなせたかし氏の初期の作品や詩画、そしてアンパンマン誕生にまつわるエピソードなどが紹介されており、同氏の哲学や平和への思いを感じられます。大人から子供まで、幅広い世代が楽しめる、愛と勇気に満ちたスポットです。
▼龍河洞周辺からアンパンマンミュージアムへの行き方
このあとは旅の最終地点・高知駅に戻ります。電車と徒歩で約1時間です。

今回の旅はここで解散。電車の時間まで高知駅構内にある「TOSACO」や「高知銘品蔵」などの土産店で、高知ならではのお土産を購入しましょう。
カツオの藁焼きタタキ(冷凍品)、土佐ジローの卵、そしてミレービスケットなどが定番です。また、柚子を使った加工品や、四万十川の地酒、芋けんぴなども人気があります。
この2日間の旅の思い出を振り返りつつ、また贈る相手の好みに合わせてお土産選ぶこの時間もまた旅の醍醐味。高知の「美味しかった」をおすそ分けしましょう。
▼アンパンマンミュージアムから高知駅への行き方
ここからはモデルコースには入っていませんが、テレビ番組「朝だ!生です旅サラダ」で取材した高知のスポットの中から、ぜひ紹介したい編集部おすすめの高知観光スポットを紹介します。時間に余裕がある方はぜひ足を運んでみてください。

「雲の上のギャラリー」は、建築家・隈研吾氏が設計を手がけた「雲の上のシリーズ」の一つで、同氏の代名詞とも言える建築物です。隈研吾氏独自の建築概念で、周囲の環境と調和する「負ける建築」の代表作でもあり、自然との調和が美しいギャラリーです。
その名の通り、まるで雲の上にいるような浮遊感をテーマにデザインされ、木材をふんだんに使用した独特の構造が特徴。建物自体が芸術作品であり、吊り橋のように湾曲した廊下が、隣接する温泉施設や宿泊施設とを結んでいます。訪問者にとって「展望台」であり「アート」になる不思議な建築物は、単に作品を見るだけでなく、建築を通して梼原町の自然や光と対話できる体験が最大の魅力です。建築ファンをはじめ、建築に詳しくない人でも圧倒されるスポットです。

約300年以上の歴史を持つ「土佐の日曜市」。高知城追手門前の追手筋で毎週日曜日に開催される、日本有数の大規模な路上市場です。一般的な観光地の朝市とは一線を画し、高知の「食」と「人情」が凝縮された生活密着型のコミュニティ空間として機能しています。
全長約1.3kmにわたり約300~400店が軒を連ねる同市では、農家が朝採れの野菜を直接持ち込むため、スーパーでは見かけない珍しい地元野菜に出会えることも。食べ歩きグルメも販売しており、田舎寿司やいも天といった高知ならではの出来たてグルメを味わいながら、出店者との気さくな会話を楽しむ「おきゃく文化」の片鱗に触れられます。朝6時頃から開催されているため、タイミングがあえばぜひ足を運びたいスポットです。

にこ淵は、仁淀川の支流に位置する、「仁淀ブルー」を象徴する神秘的な淵です。周囲を深い森に囲まれた人里離れた場所にあり、特定の時間帯に太陽光が差し込むと、水面が息をのむような鮮やかなコバルトブルーに輝きます。
この特異な水の色は、仁淀川水系の水質の清らかさと、特殊な地形による光の反射によって生まれます。かつては地元住民から水神の化身である大蛇が棲む「神聖な場所」として信仰され、観光地化されていなかったため、その神秘的な美しさが保たれてきました。観光客が増えた現在も、その静穏な空気感と光の加減で刻々と変わる水の色により、訪れる人々を魅了し続けています。

「若宮八幡宮」は、土佐の戦国武将・長宗我部元親公が深く崇敬した神社です。初陣の際に参拝し、戦勝を祈願したことから、長宗我部家の守護神として深く信仰されました。元親が再建した社殿は、出蜻蛉(でとんぼ)式と呼ばれており、本殿をトンボのしっぽに見立て飛び立とうとする姿を現しています。
トンボは真っ直ぐにしか飛ばず、後ろに戻らないことから武士には縁起の良い勝ち虫とされていたと言われています。そのため、勝負事に挑みたいときや、勇気を出したいときに参拝するのもおすすめです。戦国武将の歴史的ロマンと自然のエネルギーを同時に感じられる「若宮八幡宮」。歴史好きだけでなく、自然の生命力に触れたい人にとっても特別な場所です。

「土佐神社」は、土佐国一宮であり、土佐の総鎮守として古くから信仰を集めてきた神社です。創建年代は不詳ですが、約1300年前の「続日本紀」に記述が残るなど、高知最古級の歴史を持つと言われています。
開拓や農業の神様である「味耜高彦根神(あじすきひこひのかみ)」と土佐最強の神様と称される「一言主神(ひとことぬしのかみ)」が祭られており、高知でも有数のパワースポットとしても知られています。開運招福、家内安全、諸業繁栄、厄除けなど、多岐に渡るご利益を得られると言われているため、高知に来たら訪問しておきたいスポットです。
今回ご紹介したモデルコースでは、土佐の歴史を感じる高知城や、雄大な太平洋を望む桂浜など、高知県ならではの魅力を余すことなく楽しめます。
さらににこ淵や若宮八幡宮など、ちょっと足を伸ばしてでも行きたい、歴史や自然を感じられるスポットも見逃せません。
まだまだ魅力的な観光地が点在しており、何度訪れても新しい発見に出会える高知県。今回のモデルコースを楽しんだ次は、また別の季節・スポットへも訪問して、高知県の魅力にどっぷりハマってみてください。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2025年11月に作成しました。
※当モデルコースはあくまで一例であり、行程を保証するものではありません。各スポット情報や移動時間については取材・執筆時のものであり、ご利用時と異なる場合があります。ご旅行時にはご自身でのご確認をお願いします。
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