【ロコレコ】豊かな自然と海の幸 五感で体感!アジな旅!
2025.08.16
長瀞(ながとろ)や川越など、自然と歴史が共存する埼玉県。都心からほど近い距離にあるため、ドライブコースや日帰り旅行もしやすい魅力的な県です。
そこで今回は、埼玉県でおすすめの観光スポットを20ヶ所紹介します。定番から穴場まで、またカップルや子連れなど目的に合わせた観光名所も紹介しているので、ぜひ埼玉観光の参考にしてみてください。
※営業時間や価格は、すべて取材当時のものです。
秩父市の北側に位置する長瀞(ながとろ)町は、町全体が県立長瀞玉淀自然公園に指定されており、1872(明治5)年から観光地として知られるようになったこともあり多くの観光客が集う人気の町です。
中心を流れる荒川の渓谷では川下りやウォータースポーツが盛んに行われ、自然豊かな立地を活かしたオートキャンプや登山などを楽しめます。また、近年パワースポットとして注目を集めている寳登山神社や旧新井家住宅など、歴史的なスポットも点在。騒々しさを忘れて心身をリフレッシュするのに最適な場所です。
三峯神社・寳登山神社とともに秩父三社のひとつに数えられる「秩父神社」。柞(ははそ)の森中に鎮座する関東屈指の古社は、2100年前に創建されたと言われ、長きに渡って秩父の移り変わりを見守ってきました。
現存する後社殿は徳川家から1592年に寄進されたもの。江戸時代初期の建築様式を留めていることから、県の有形文化財に指定されています。また、350年以上の歴史をもつ、年に一度の大祭「秩父夜祭」はユネスコの無形文化遺産にも登録され、広くその名が知られています。
ご利益は学業成就や商売繁盛、家内安全、良縁拝受など多岐に渡りますが、特に良縁拝受の評判が高いため、素敵な出会いを望む人は訪れておきたいスポットです。
「羊山公園」は、広大な敷地をピンクで埋め尽くす芝桜の丘や桜が有名な公園です。丘陵地を利用しており、「見晴しの丘」からは市街地を一望できます。また園内にはアスレチックがある「わんぱく広場」や「やまとーあーとみゅーじあむ」、「武甲山資料館」などの展示館もあり、身体を動かして遊ぶ以外に見聞も深められます。
おすすめの時期は、やはり芝桜が見頃を迎える4~5月頃。薄ピンクから濃いピンクがグラデーションになって広がる様は一見の価値あり。白や紫の芝桜もあり、コントラストが美しい光景を望めます。
川越城にほど近く、江戸まで続く新河岸川沿いに建てられた「氷川神社」。川越の総鎮守として今も昔も市民の生活を見守り続けてきた神社です。
地元の人々はもちろん、町歩きの際に立ち寄るお参りスポットとして、観光客も多く訪れる「氷川神社」。春には子どもたちの交通安全・学業成就を祈願する「ランドセルお祓い式」、夏には「七夕祭り」や「縁むすび風鈴」、10月中旬には「川越祭り」など、年間通してさまざまな神事が奉納されます。普段から緑豊かな癒しスポットとなっていますが、旅行を彩る想い出としてイベントとタイミングを合わせて訪れてみるのもおすすめです。
防火目的で建てられた蔵造りの建物が並び、明治・大正時代にタイムスリップしたかのような雰囲気が漂う「川越一番街商店街」。江戸時代から続く老舗や伝統工芸品を売る店が多く、旧埼玉りそな銀行川越支店や亀屋本店などの重要な建築物が保存されています。
近年では新しい建築物が建設されていますが、景観を壊さないよう工夫されその趣を継承。新旧の調和が取れた町並みを見に年間約700万人が訪れる、埼玉でも人気の高い観光地の一つです。
「時の鐘」は、川越の景観における最も象徴的な建物です。明治26年の大火ののちすぐに再建された「時の鐘」は、天を突くように立つ伝統的な木造建築。現在でも1日に4回(6時、12時、15時、16時)鐘の音により人々に時を知らせ、同時に遠い時代の記憶を呼び起こす大切な役目を担っています。川越一番街商店街のすぐ近くにあるので、合わせて見ておきたいスポットです。
1995(平成7)年に開館した渋沢栄一記念館は、生涯で500もの企業の設立に関わり、2024年には新一万円札の顔にもなった渋沢栄一にまつわる資料を展示する記念館です。
深谷市の象徴である赤レンガ風のタイルを壁面に採用した建物で、円柱に囲まれた外観、八基公民館と共有された吹き抜けのエントランスホール、広々とした多目的室に布製ドーム型の屋根が特徴的。館内の講義室では渋沢栄一のアンドロイドによる「道徳経済合一説」の講義を受講できます。現代日本に多くの功績を残した偉人を深く知るために、足を運んでみてはいかがでしょうか。
関東七名城の一つに数えられ、続日本100名城にも選ばれた「忍城址・御三階櫓(おしじょうし・ごさんかいやぐら)」。1590(天正18)年、豊臣秀吉の関東平定の際、石田三成による水攻めに耐えたことから「浮き城」とも呼ばれた忍城の跡地を公園として整備しています。この逸話は、映画の題材としても取り上げられたことでも有名です。
明治初期に取り壊された本丸跡には、昭和63年に再建された忍城御三階櫓があり、内部は郷土博物館の展示室の一部となっています。最上階からは行田市内を一望可能。お城からの景色を見に、足を運んでみてください。
「吉見百穴」は、古墳時代後期から終末期(6世紀末~7世紀末)に造られた横穴墓群です。歴史的価値の高い史跡として大正2年に国の史跡に指定。現在確認できる横穴は219基で、各横穴は玄室・羨道の2部分からなり、一部には天然記念物のヒカリゴケも自生しています。春には桜の名所として地域の人々に親しまれる「吉見百穴」。歴史的な文化遺産と天然記念物を同時に見られる観光地にぜひ足を運んでみてください。
2400年の歴史をもつ日本屈指の古社「武蔵一宮 氷川神社」。古くから武蔵国の一宮(いちのみや)として関東一円の信仰を集め、初詣には多くの参拝客が訪れます。御祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)と奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)の出雲三柱。縁結びや病気平癒などのご利益が有名です。
約3万坪の広大な境内には日本庭園やお食事処もあり、ゆっくりとした時間を過ごせます。
「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は、ムーミンで有名な北欧の童話作家トーベ・ヤンソンが作り出す世界観をモチーフにした公園です。自然に囲まれた園内には不思議な建物や楽しい仕掛けがたくさんあり、子どもはもちろん、大人も童心に帰って楽しめるスポットとして人気があります。ムーミンや北欧テイストが好きな人におすすめの観光地です。
また、メタセコイアの紅葉も綺麗で映える撮影スポットとしても人気があります。
埼玉県内で唯一「日本の滝百選」に選ばれている名瀑「丸神の滝」。三段構造で落差76mを流れ落ちる滝は、水流と幅がそれほどないため派手さはありませんが、優雅な姿に心癒されます。西口から登ったところにある展望台からは滝の姿が綺麗に見えます。山道は傾斜があるので、動きやすい靴と格好をしていくのがおすすめです。新緑や紅葉、氷瀑など季節ごとに美しい風景と滝の共演を楽しめるスポットです。
関東三大梅林の一つに数えられる「越生梅林(おごせばいりん)」。園内には650年前の古木「魁雪」をはじめ、白加賀・紅梅・越生野梅など、およそ1,000本もの梅が植えられています。梅の花が見頃を迎える2月中旬から3月下旬にかけては梅まつりも開催され、多くの人が足を運ぶ「越生梅林」。周辺を含めるとシーズン中には、約20,000本の梅が咲き誇る圧巻の景色を見に出かけてみましょう。
「嵐山(らんざん)渓谷」は埼玉県を代表する景勝地のひとつで、岩畳と槻川の清流・周囲の木々が織り成す見事な景観と自然環境を持った嵐山町の宝です。槻川のなかでも大平山から伸びた細原と呼ばれる箇所では、流路が大きく180度転じて半島状の独特な地形をつくりだしています。
渓谷と周囲の赤松林の美しい様子を見る事ができる「嵐山渓谷」。新緑や紅葉と水が流れる音、鳥のさえずりと目から耳から、癒しをもらえるスポットです。
「ムーミンバレーパーク」は、ムーミン谷を再現したテーマパークです。ムーミンの家やムーミントロールのモニュメント、絵本の世界に迷い込んだように感じる展示施設など、ムーミン好きにはたまらない施設です。
体験展示も多数あるため、ムーミンを知らないお子さまや興味がない人でも楽しめる「ムーミンバレーパーク」。北欧の雰囲気の園内ではそこかしこがフォトジェニックスポットなので、写真好きの人にもおすすめです。
川越の町歩きで外せないのが、懐かしい駄菓子屋が軒を連ねる「菓子屋横丁」です。昭和初期には70軒ほどが並び、たくさんのお菓子を製造・卸していました。
現在では、20軒ほどが店を構えており、金太郎飴やハッカ飴、駄菓子類などを製造・販売。普段見かけることのない町並みとお菓子にお子さまは大興奮間違いなしです。大人もノスタルジックな雰囲気に郷愁を感じ、童心に返って楽しめるスポットです。
KADOKAWAと所沢市が共同で進める「COOL JAPAN FOREST構想」の中心施設、「ところざわサクラタウン」にある「角川武蔵野ミュージアム」は、世界的建築家・隈研吾氏のデザインによる岩山のような建物で、ギャラリー、ミュージアム、図書館などが設けられている文化複合施設です。
1階にはKADOKAWAグループ創業者の角川源義が愛した泰山木を中心に七草やしだれ桜をデザインした「源義庭園」や、約1,000㎡の空間に企画展示する「グランドギャラリー」、「ラノベ・マンガ」の世界観を共有・発展する「マンガ・ラノベ図書館」があります。2階にはオリジナルグッズを販売する「ロックミュージアムショップ」、所沢名産のさつまいもを使用したオリジナルスイーツなどを楽しめる「KadoCafe」も。
ギャラリーで新たな知を吸収しながらカフェでのんびり、ショップでお買い物を楽しんでください。
昭和の世界観を体験できる「西武園ゆうえんち」は、「心あたたまる幸福感に包まれる世界」を新コンセプトに2021年にリニューアル。懐かしい町並みをはじめ、人々との触れあいや食文化、人情味溢れるパフォーマンスなど、全方向から圧倒的なクオリティで昭和当時を再現しており、没入感の高い体験ができます。
新たにライドアトラクションも導入されており、大人も子どもも楽しめる昭和テーマパーク「西武園ゆうえんち」。昭和を知らない子どもたちに古き良き時代を疑似体験させてみてはいかがでしょうか。
「東武動物公園」は遊園地と動物園が融合したハイブリッドレジャーランドです。開園から40年の歴史があり、全国でも珍しいホワイトタイガーをはじめとした約120種類の動物を飼育しています。
遊園地には0歳から遊べるアトラクションもあり、小さなお子さま連れでも行きやすいのがポイント。総面積は東京ドーム11個分と広大なので、運動靴はもちろん、小さなお子様連れはベビーカーなど、移動しやすいアイテムが必須です。
大宮を代表する見どころ「鉄道博物館」は、ざっと回っても半日、じっくり見れば1日はゆうにかかる巨大な施設で、鉄道好きはもちろん、老若男女問わず楽しめる展示や体験プログラムが盛りだくさんの鉄道ミュージアムです。
JR東日本創立20周年記念事業のメインプロジェクトとして、2007(平成19)年に開館し、2018(平成30)年には南館をオープン。本館の常設展示も全面的にリニューアルし、車輌・歴史・仕事・科学・未来の視点から鉄道を紹介しています。特に鉄道好きのお子さまがいるご家庭におすすめのスポットです。
埼玉県には、風光明媚な自然を堪能できるスポットや、アトラクション・アクティビティを楽しめるスポット、歴史を肌で感じられるスポットなど、数多くの魅力的な観光名所が随所にあります。今回紹介したのは、多種多様な埼玉の観光名所のなかでも特におすすめのスポットです。埼玉県へのおでかけや旅行の際に、観光する場所に迷った場合はぜひ本記事を参考にして、素敵な想い出を作ってくださいね。
※こちらの記事は旅サラダPLUS編集部が2024年11月に作成しました。
※記載の内容は取材・調査時点のものであり、ご利用時と異なる場合があります。実際にスポットに行かれる際には営業時間や料金等のご確認をお願いします。
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