家族のお祝いにぴったり! 霜降りの美しい山形『米沢牛黄木』の米沢牛ですき焼き
2024.03.16
山形県米沢市のグルメと聞いて、真っ先に名前が浮かぶものといえば高級ブランド牛「米沢牛」。美しい霜降り肉は、脂身が人肌でも溶けるほどで、なめらかな口溶けが特徴です。『米沢牛黄木(おおき)』は米沢で1923年(大正12年)に創業した100年以上の歴史がある精肉店。直営レストランでも「黄木特製味噌たれ」を割下に使うすき焼きが人気です。ロースと肩の詰め合わせに味噌たれを付けたセットをご紹介します。
【コレうまポイント】
①雌牛の長期肥育が作る米沢牛のくちどけなめらかで旨みの強い脂身
②肥育、販売、レストランまで。おいしさとリーズナブルさを追求
③食べ比べられるロースと赤身の肩、旨みを引き立てる自慢の「味噌たれ」
【コレうまポイント①】雌牛の長期肥育が作る米沢牛のくちどけなめらかで旨みの強い脂身
日本三大和牛の1つとして知られる「米沢牛」。最大の特徴は、脂質の融点が低いため、くちどけが滑らかで旨味が強いことです。肉の脂身が苦手という方も「米沢牛なら胃もたれしない」というほどです。
どうして脂が他の牛より低い温度で溶けるかというと、その秘密は長期肥育。一般的な和牛は28カ月のところ、米沢牛は32カ月という長期肥育を経て出荷します。長期肥育することによって不飽和脂肪酸(オレイン酸)が増加し、良質で旨味の強い脂へと変化するといいます。肥育期間以外にも米沢牛には厳しい定義があり、そのうちひとつが未経産のメス牛であることです。雌牛は雄牛(去勢牛)に比べて小柄ですが、肉質がきめ細かです。
【コレうまポイント②】肥育、販売、レストランまで。おいしさとリーズナブルさを追求
『米沢牛黄木』では社長自らが市場に足を運び、枝肉になった牛を見極め、一頭丸ごと買い付けています。目利きの技は100年前から代々受け継がれ、門外不出。数ある米沢牛の中からさらに一級品を見極めています。
「米沢牛」を名乗るためには32カ月以上の長期肥育が条件のひとつですが、『米沢牛黄木』が扱うのは可能な限り33カ月以上かけて育てられた牛です。さらに自社の牛舎で約200頭の子牛を育てているのも『米沢牛黄木』のこだわりです。自社肥育の牛たちはさらに特別な「黄木ブランド牛」として販売。肥育、仕入れから販売、そしてレストランでの提供まで、一貫した管理体制をもち、一般客の販売においては、取り扱いNo.1を誇ります。こういったさまざまな努力と美味しさの追求から高品質な米沢牛を手頃な価格で提供しています。
【コレうまポイント③】食べ比べられるロースと赤身の肩、旨みを引き立てる自慢の「味噌たれ」
今回紹介する「米沢牛すき焼き詰合せ(ロース・肩)計400g タレ付」は約3〜4人前。ロースと肩が一度に堪能できます。ロースは口に入れると滑るようになめらか。舌の上であっという間に溶けてしまいそうな柔らかさです。赤身である肩はしっかりとした牛肉本来の旨みがぎっしり。噛むほどに口の中に広がります。お肉は一枚一枚丁寧に包まれているので美しさを損なわず、高級感もあります。
『米沢牛黄木』では大正時代の創業以来、特製の味噌たれを割下として使っています。昔ながらの木樽にて天然熟成させた味噌と醤油を合わせていて、甘さも上品です。きめ細やかな霜降りで脂質融点が低い米沢牛との相性が良く、米沢牛と野菜の旨味を引き立たせてくれます。
『米沢牛黄木』直販事業部の菊地亮さんにおいしいすき焼きの食べ方を伺うと、「まず鍋に牛脂を敷いてネギとゴボウを焼いてから肉を加えるのがおすすめです。牛脂にネギとゴボウの香りがうつって、お肉がより美味しく感じます」とのこと。
新入学、就職、そして産休育休からの復帰などなど、春は新生活を祝うことが多い季節。もちろん、なんでもない日の食事にも『米沢牛黄木』の米沢牛ですきやき鍋を囲めば、家族のとびっきりの笑顔が見られそう。お祝いや応援の気持ちを込めて贈りものにすると、間違いなく喜ばれるはずです。