九州・寺院ランキングRANKING
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1位
岩戸寺
大分空港から車で約40分。国東半島の北東部にある、718年仁聞菩薩によって開かれたとされる天台宗の古刹。参道の仁王像は、室町時代に作られた日本最古の石仏仁王像といわれている。寺の裏手には蓮華の台座に坪形の石塔が乗る国東独自の石造文化財「国東塔」があり、蓮華は鎌倉時代のものと推定されている。西暦の奇数年、旧正月の7日には春を迎える伝統の火祭り「修正鬼会(しゅじょうおにえ)」が行われる(偶数年は「成仏寺」で開催)。
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2位
普光寺磨崖仏
高野山真言宗の名刹、普光寺にある磨崖仏。磨崖仏とは岩壁や龕(がん)状に彫った内側に刻まれた仏像のこと。断崖絶壁に約11mの不動明王を中心に矜羯羅童子、制吒迦童子が掘られており、その大きさは国内最大級。磨崖仏は鎌倉時代のものと推定され大分県の史跡に認定されている。近くには2つの龕(がん)があり、片方に大日如来を祀った祠や多数の石仏、もう片方が投込堂と呼ばれる護摩堂には毘沙門天が刻まれている。あじさい寺とも呼ばれ、2000株ものアジサイが咲く6月下旬-7月上旬がおすすめ。
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3位
石水寺
応永24年(1417)の開創と伝わる曹洞宗の寺院。巨石をくりぬいた丸い山門の先に、球磨地方最古の石橋といわれるアーチ式の眼鏡橋や湧水がある。本堂では石板の版画・十六羅漢図や地獄十王図の掛け軸などを所蔵しており、屋根裏を利用したスペースで拝観が可能。4月上旬には樹齢500年と伝わる当時の名花「海棠(かいどう)」が花を咲かせ、境内一帯が淡いピンク色に染まる。
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4位
自性寺(大雅堂)
中津駅から徒歩で約15分。平岡八幡交差点から周山街道を北西に進むと右手に見える臨済宗妙心寺派の寺院で、代々中津藩藩主を務めた奥平家の菩薩寺として知られる。元々は1577年に金剛山万松寺の名で創建され、その後藩の転封に伴い現在地へ移り、また今の名称に改められた。最大の特徴は江戸時代の南画家である池大雅の書画を47点も常設展示している日本で唯一の場所であること。内46点は県指定の重要文化財で、また寺宝も多く見られる。
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5位
願成寺
鎌倉時代から明治維新まで約700年にわたって人吉を治めた相良家の菩提寺。天福元年(1233)に人吉城初代・相良長頼によって創建された。江戸期には郡内最高位の寺院として存在し、人吉球磨地域の諸寺院を束ねていた。国の重要文化財に登録された本尊の木造阿弥陀如来坐像をはじめ仏像や仏典など、多くの寺宝を所蔵している。本堂の裏手には相良家代々の墓地があり、多数の五輪塔などが建ち並ぶ大名家墓地として見る者を圧倒させる。
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6位
観音寺・十六羅漢
JR「豊後竹田駅」から徒歩約10分。1618年に当時の藩主中川公が祈念所として建立した寺院。境内に続く参道の途中には石段があり、その右側に積まれた自然石の上に16体の石仏「十六羅漢」が鎮座している。羅漢像は仏法を大切に守ることを誓った16人の仏弟子を表すと言われ、それぞれに異なる表情を浮かべている。たけた竹灯籠「竹楽」の会場のひとつにもなっている。石段を登った先には、恋愛成就の願掛けで有名な願成院本堂「愛染堂」がある。
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7位
最教寺(三重大塔)
平戸市岩の上町にある寺院。弘法大師の霊場として知られ、昭和63年(1988)には弘法大師の1150年御遠忌を記念して三重大塔が新たに建立された。高さ33.5mと日本の三重塔の中でも最大級を誇り、地下では「胎蔵界めぐり」ができるほか、平戸城や市街地を望む展望施設や資料館としても利用されている。
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8位
明星院
福江港から車で約15分。定期観光バスも運行しているため気軽に行き来できる寺院で、本堂は壱岐と対馬、五島を跨ぐ日本遺産の一部に指定されている。代々藩主を務めていた五島家の祈願所でもあり、806年に空海が立ち寄り、明けの明星が見えたことから明星庵と名付けたという。五島における真言宗の本山で、寺自体も島内で最古とされる。鎌倉室町時代の仏像と仏具が安置されていて、一部重要文化財に相当する貴重な物も含まれる。
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9位
海雲山 晧臺寺
長崎市寺町にある寺院。慶長13年(1608)、現在の佐世保市相浦町にある洪徳寺の七世・亀翁良鶴により創建され、キリシタン全盛であった長崎において仏教の復興に努めた。境内の裏山には、シーボルトの娘・楠本イネや、シーボルト門下の蘭学者・二宮敬作などの墓が点在している。
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10位
福石観音 清岩寺
佐世保市福石町の国道35号線沿いにある寺院。710年に僧・行基により彫られたと伝わる十一面観音を祀っており、「九州七観音」にも数えられる。毎年8月には、四万六千日分のご利益を得られるという「四万六千日祭」が行われ、多くの参拝客でにぎわう。
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11位
光専寺
天正6年(1578)創建の古刹。荘厳な佇まいの桜門は、今から約400年前の熊本城築城の際に余った材木で作られたと伝わる歴史深い建造物で、明治10年(1877)の西南の役では薩軍の野戦病院となった場所だ。また、江戸時代中期に米で財を築いた豪商・宗方屋が寄進した一切経(仏教の経典を総集したもの)を納めた経蔵がある。
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12位
合元寺(赤壁寺)
中津駅から徒歩で約6分。寺町の中央部やや南、松巌寺と本傳寺の間に位置する浄土宗西山派の寺院。黒田官兵衛が開基し、開山空誉上人が開山したと伝えられている。赤壁寺の別名は敷地の境目にある塀などが真っ赤になっているのが由来で、周辺に多くお寺が並んでいる中でも一際目立つ存在感を放っている。戦国時代にこの地方の実力者だった宇都宮鎮房と家臣が討ち死にし、血を浴びた壁が塗り直しても赤くなるという伝説がある。
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13位
宗像大社沖津宮遙拝所
宗像市大島にある神社。「神宿る島」として古くから信仰されてきた沖ノ島を御神体とし、海の向こうの島を拝むための拝殿として設置されている。創建年代は定かではないが、18世紀頃にはすでに同地に建てられていたと考えられ、現在の社殿は昭和8年(1933)に建設されたものである。ユネスコの世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産の一つ。
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14位
千光寺
県道19号線沿いにある寺院。宋に渡った臨済宗の開祖・栄西が、帰国してはじめて座禅を組んだ寺として知られている。境内には座禅の際に栄西が座ったという座禅石や、宋から持ち帰った種を植えたと伝わる茶畑などが残されている。
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15位
明徳寺
正保2年(1645)に建立された天草で最初の禅寺。天草・島原の乱の後、混乱した島民の心の安定とキリシタンの転宗を目的に建てられた。「天草の陽明門」とも称される山門には仏陀の正法を広め耶蘇の邪宗を破るという意味の額が掲げられている。また参道の石の階段には十字の彫り物がされ踏み絵と同じく十字架を踏みながら登るようになっているなど、天草キリシタンの歴史を物語る古刹だ。境内にはマリア様を思い浮かべるような子安観世音様や、彫の深い一見して外国人と分かるような地蔵さま(通称・異人地蔵)が立っている。
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16位
海元寺
1396年(応永3)に創建された寺は、博多旧市街の御笠川に架かる石堂橋の近くに位置している。元々は御笠川の東側の「松崎小崎」にあったが、福岡藩初代藩主黒田長政の城下町整備に伴い、現在地に移された。
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17位
日限地蔵院
朝倉市秋月地区にある寺院。参勤交代で赴いた江戸で病に冒された黒田家の家臣が、現在の東京都港区白金にある松秀寺の日限地蔵尊に祈願して生き永らえたことから、後にこの分身を秋月に祀ったと伝わる。
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18位
万松院
対馬市厳原町厳原西里にある国指定史跡の寺院。慶長20年(1615)、対馬藩の初代藩主・宗義智の菩提を弔うため、息子で2代目藩主の宗義成によって建立された。後に宗家歴代の菩提寺となり、境内には「御霊屋(おたまや)」と呼ばれる同家の墓所がある。伽藍は幾度か焼失しているが、山門は当時のまま残されており、対馬最古の建造物として知られる。
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19位
香々地別宮八幡社
香々地バス停から徒歩で約3分。豊後高田市立香々地小学校の隣、住宅街に囲まれた中にある神社で、国東半島に養老年間頃設置されたという宇佐神宮の別宮の5ヶ所あるうちの1ヶ所でもある。現存する4ヶ所の中で最も規模が大きいことでも知られている。参道に架かるアーチ状の石橋である潮観橋が県の有形文化財になっているほか、江戸末期建造とされる非常に立派な2層ある楼門も見応えがある。7月29日と30日に行われる五穀豊穣を祈願するお祭り「オンバレ」も有名。
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20位
大本山善導寺
久留米市善導寺町にある寺院。浄土宗の開祖・法然上人の直弟子である聖光上人により13世紀に開山された寺で、浄土宗の大本山の一つ。天明6年(1786)に建立された現在の本堂は国の重要文化財に指定されている。3月27日から29日には聖光上人の法要「開山忌大法要」が行われる。
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21位
広寿山福聚寺
寿山町にある寺院。寛文5年(1665)に小倉藩小笠原氏の初代・忠真が菩提寺として創建した。享和2年(1802)に再建された本堂や総門、鐘楼などの建物は幕末の戦火をくぐり抜けて現在もその姿をとどめており、県の文化財に指定されている。
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22位
近松寺
境内の本堂脇には近松門左衛門の遺髪塚がある臨済宗の古刹。寺の創建は寺伝によれば、後二條天皇の乾元元年(1302)と伝えられている。江戸時代の浄瑠璃・歌舞伎作家、近松門左衛門が幼少期に学んだという伝承もある。
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23位
龍岩寺
東九州自動車道(宇佐別府道路)「安心院IC」から車で約20分。平安時代末期の746年に、行基によって開かれたと伝わる曹洞宗の寺院。本堂から250mほど登った山腹にある「奥の院礼堂」は、県内に唯一残る鎌倉時代の木造建築物。内部には行基が一本の楠から一夜にして彫り上げたと伝わる、高さ約3mの薬師如来坐像、阿弥陀如来坐像、不動明王坐像が安置されている。自然光に白く浮かび上がる白木の像と礼堂は、共に国の重要文化財に指定されている。
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24位
願成院 本堂(愛染堂)
JR「豊後竹田駅」から徒歩約10分。十六羅漢の前を通り長い階段を上った先の右前方にある、1635年に建立された願成院の本堂。竹田市に現存する最も古い木造建築として、国の重要文化財に指定されている。飛騨の匠に造らせた宝形造の堂宇で、軒下の四隅に天邪鬼や人面の彫刻が施されている。内部には本尊の愛染明王が安置され、恋愛成就のご利益があることでも知られる。御堂を時計と反対回りに3周してからお祈りすると願いが叶うとされている。
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25位
南淋寺
朝倉市宮野地区にある寺院。天台宗の開祖・最澄によって大同元年(806)に建立。最澄の作と伝わる本尊「薬師如来坐像」は国の重要文化財に指定されている。3月下旬から4月上旬頃には、本堂前のしだれ桜が開花する。
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26位
誕生院
真言宗の中興の祖であり、新義真言宗の開祖である興教大師覚鑁聖人の誕生の地に建てられた寺院。境内では梅・桜・つばき・つつじ・藤・ぼたんなど、四季折々の旬の草花が楽しめる。毎年3月下旬から4月下旬まで「お花まつり」も実施している。
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27位
観音寺
和銅2年(709)に僧・行基により開山されたと伝わり、同市でも最古の寺院とされる。行基の作と伝わる木造千手観音立像は国の重要文化財に指定。境内入り口には、橋のようなアーチを描く石造りの表門が設置されている。
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28位
榎社
県道581号線沿いにある神社。大宰府に流された菅原道真がその生涯を終えるまでの約2年間を過ごした場所に、治安3年(1023)に建立された。毎年9月の秋分の日を中心に行われる太宰府天満宮の「神幸式大祭」の際には、菅原道真の神霊が同社で一夜を過ごした後に太宰府天満宮本殿へと向かう。
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29位
梅林寺
久留米市京町にある寺院。九州を代表する臨済宗妙心寺派の修行道場で、久留米藩主・有馬氏の菩提寺としても知られる。併設の外苑には約500本の様々な品種の梅の木が植栽されており、2月から3月頃にかけて見頃を迎える。
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30位
恵日寺
本尊の観音像は、大伴挟手彦が朝鮮より持ち帰り、佐用姫の菩提のため安置したものと伝えられ、佐用姫観音と呼ばれている。裏庭は鏡山を背景にし、曾呂利新左衛門の作庭と伝えられる赴きある庭園もある。 また、寺宝の国重要文化財「銅鐘(朝鮮鐘)」は朝鮮半島で鋳造され、総高73.0cm・口径47.5cmの大きさで、撞座が単頭の龍頭と蛹と呼ぶ旗挿を結ぶ長軸線上に据えられ、十二葉複弁の蓮華文となっている。
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8位
明星院
福江港から車で約15分。定期観光バスも運行しているため気軽に行き来できる寺院で、本堂は壱岐と対馬、五島を跨ぐ日本遺産の一部に指定されている。代々藩主を務めていた五島家の祈願所でもあり、806年に空海が立ち寄り、明けの明星が見えたことから明星庵と名付けたという。五島における真言宗の本山で、寺自体も島内で最古とされる。鎌倉室町時代の仏像と仏具が安置されていて、一部重要文化財に相当する貴重な物も含まれる。
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9位
海雲山 晧臺寺
長崎市寺町にある寺院。慶長13年(1608)、現在の佐世保市相浦町にある洪徳寺の七世・亀翁良鶴により創建され、キリシタン全盛であった長崎において仏教の復興に努めた。境内の裏山には、シーボルトの娘・楠本イネや、シーボルト門下の蘭学者・二宮敬作などの墓が点在している。
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10位
福石観音 清岩寺
佐世保市福石町の国道35号線沿いにある寺院。710年に僧・行基により彫られたと伝わる十一面観音を祀っており、「九州七観音」にも数えられる。毎年8月には、四万六千日分のご利益を得られるという「四万六千日祭」が行われ、多くの参拝客でにぎわう。
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11位
光専寺
天正6年(1578)創建の古刹。荘厳な佇まいの桜門は、今から約400年前の熊本城築城の際に余った材木で作られたと伝わる歴史深い建造物で、明治10年(1877)の西南の役では薩軍の野戦病院となった場所だ。また、江戸時代中期に米で財を築いた豪商・宗方屋が寄進した一切経(仏教の経典を総集したもの)を納めた経蔵がある。
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12位
合元寺(赤壁寺)
中津駅から徒歩で約6分。寺町の中央部やや南、松巌寺と本傳寺の間に位置する浄土宗西山派の寺院。黒田官兵衛が開基し、開山空誉上人が開山したと伝えられている。赤壁寺の別名は敷地の境目にある塀などが真っ赤になっているのが由来で、周辺に多くお寺が並んでいる中でも一際目立つ存在感を放っている。戦国時代にこの地方の実力者だった宇都宮鎮房と家臣が討ち死にし、血を浴びた壁が塗り直しても赤くなるという伝説がある。
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13位
宗像大社沖津宮遙拝所
宗像市大島にある神社。「神宿る島」として古くから信仰されてきた沖ノ島を御神体とし、海の向こうの島を拝むための拝殿として設置されている。創建年代は定かではないが、18世紀頃にはすでに同地に建てられていたと考えられ、現在の社殿は昭和8年(1933)に建設されたものである。ユネスコの世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産の一つ。
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14位
千光寺
県道19号線沿いにある寺院。宋に渡った臨済宗の開祖・栄西が、帰国してはじめて座禅を組んだ寺として知られている。境内には座禅の際に栄西が座ったという座禅石や、宋から持ち帰った種を植えたと伝わる茶畑などが残されている。
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15位
明徳寺
正保2年(1645)に建立された天草で最初の禅寺。天草・島原の乱の後、混乱した島民の心の安定とキリシタンの転宗を目的に建てられた。「天草の陽明門」とも称される山門には仏陀の正法を広め耶蘇の邪宗を破るという意味の額が掲げられている。また参道の石の階段には十字の彫り物がされ踏み絵と同じく十字架を踏みながら登るようになっているなど、天草キリシタンの歴史を物語る古刹だ。境内にはマリア様を思い浮かべるような子安観世音様や、彫の深い一見して外国人と分かるような地蔵さま(通称・異人地蔵)が立っている。
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16位
海元寺
1396年(応永3)に創建された寺は、博多旧市街の御笠川に架かる石堂橋の近くに位置している。元々は御笠川の東側の「松崎小崎」にあったが、福岡藩初代藩主黒田長政の城下町整備に伴い、現在地に移された。
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17位
日限地蔵院
朝倉市秋月地区にある寺院。参勤交代で赴いた江戸で病に冒された黒田家の家臣が、現在の東京都港区白金にある松秀寺の日限地蔵尊に祈願して生き永らえたことから、後にこの分身を秋月に祀ったと伝わる。
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18位
万松院
対馬市厳原町厳原西里にある国指定史跡の寺院。慶長20年(1615)、対馬藩の初代藩主・宗義智の菩提を弔うため、息子で2代目藩主の宗義成によって建立された。後に宗家歴代の菩提寺となり、境内には「御霊屋(おたまや)」と呼ばれる同家の墓所がある。伽藍は幾度か焼失しているが、山門は当時のまま残されており、対馬最古の建造物として知られる。
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19位
香々地別宮八幡社
香々地バス停から徒歩で約3分。豊後高田市立香々地小学校の隣、住宅街に囲まれた中にある神社で、国東半島に養老年間頃設置されたという宇佐神宮の別宮の5ヶ所あるうちの1ヶ所でもある。現存する4ヶ所の中で最も規模が大きいことでも知られている。参道に架かるアーチ状の石橋である潮観橋が県の有形文化財になっているほか、江戸末期建造とされる非常に立派な2層ある楼門も見応えがある。7月29日と30日に行われる五穀豊穣を祈願するお祭り「オンバレ」も有名。
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20位
大本山善導寺
久留米市善導寺町にある寺院。浄土宗の開祖・法然上人の直弟子である聖光上人により13世紀に開山された寺で、浄土宗の大本山の一つ。天明6年(1786)に建立された現在の本堂は国の重要文化財に指定されている。3月27日から29日には聖光上人の法要「開山忌大法要」が行われる。
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21位
広寿山福聚寺
寿山町にある寺院。寛文5年(1665)に小倉藩小笠原氏の初代・忠真が菩提寺として創建した。享和2年(1802)に再建された本堂や総門、鐘楼などの建物は幕末の戦火をくぐり抜けて現在もその姿をとどめており、県の文化財に指定されている。
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22位
近松寺
境内の本堂脇には近松門左衛門の遺髪塚がある臨済宗の古刹。寺の創建は寺伝によれば、後二條天皇の乾元元年(1302)と伝えられている。江戸時代の浄瑠璃・歌舞伎作家、近松門左衛門が幼少期に学んだという伝承もある。
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23位
龍岩寺
東九州自動車道(宇佐別府道路)「安心院IC」から車で約20分。平安時代末期の746年に、行基によって開かれたと伝わる曹洞宗の寺院。本堂から250mほど登った山腹にある「奥の院礼堂」は、県内に唯一残る鎌倉時代の木造建築物。内部には行基が一本の楠から一夜にして彫り上げたと伝わる、高さ約3mの薬師如来坐像、阿弥陀如来坐像、不動明王坐像が安置されている。自然光に白く浮かび上がる白木の像と礼堂は、共に国の重要文化財に指定されている。
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24位
願成院 本堂(愛染堂)
JR「豊後竹田駅」から徒歩約10分。十六羅漢の前を通り長い階段を上った先の右前方にある、1635年に建立された願成院の本堂。竹田市に現存する最も古い木造建築として、国の重要文化財に指定されている。飛騨の匠に造らせた宝形造の堂宇で、軒下の四隅に天邪鬼や人面の彫刻が施されている。内部には本尊の愛染明王が安置され、恋愛成就のご利益があることでも知られる。御堂を時計と反対回りに3周してからお祈りすると願いが叶うとされている。
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25位
南淋寺
朝倉市宮野地区にある寺院。天台宗の開祖・最澄によって大同元年(806)に建立。最澄の作と伝わる本尊「薬師如来坐像」は国の重要文化財に指定されている。3月下旬から4月上旬頃には、本堂前のしだれ桜が開花する。
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26位
誕生院
真言宗の中興の祖であり、新義真言宗の開祖である興教大師覚鑁聖人の誕生の地に建てられた寺院。境内では梅・桜・つばき・つつじ・藤・ぼたんなど、四季折々の旬の草花が楽しめる。毎年3月下旬から4月下旬まで「お花まつり」も実施している。
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27位
観音寺
和銅2年(709)に僧・行基により開山されたと伝わり、同市でも最古の寺院とされる。行基の作と伝わる木造千手観音立像は国の重要文化財に指定。境内入り口には、橋のようなアーチを描く石造りの表門が設置されている。
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28位
榎社
県道581号線沿いにある神社。大宰府に流された菅原道真がその生涯を終えるまでの約2年間を過ごした場所に、治安3年(1023)に建立された。毎年9月の秋分の日を中心に行われる太宰府天満宮の「神幸式大祭」の際には、菅原道真の神霊が同社で一夜を過ごした後に太宰府天満宮本殿へと向かう。
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29位
梅林寺
久留米市京町にある寺院。九州を代表する臨済宗妙心寺派の修行道場で、久留米藩主・有馬氏の菩提寺としても知られる。併設の外苑には約500本の様々な品種の梅の木が植栽されており、2月から3月頃にかけて見頃を迎える。
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30位
恵日寺
本尊の観音像は、大伴挟手彦が朝鮮より持ち帰り、佐用姫の菩提のため安置したものと伝えられ、佐用姫観音と呼ばれている。裏庭は鏡山を背景にし、曾呂利新左衛門の作庭と伝えられる赴きある庭園もある。 また、寺宝の国重要文化財「銅鐘(朝鮮鐘)」は朝鮮半島で鋳造され、総高73.0cm・口径47.5cmの大きさで、撞座が単頭の龍頭と蛹と呼ぶ旗挿を結ぶ長軸線上に据えられ、十二葉複弁の蓮華文となっている。
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